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洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲

洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲
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洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲

ジャズの歴史はロックやポップスよりも長く、サブ・ジャンルが多く存在することもあり、何となく敷居の高さを感じられている方は多くいらっしゃいますよね。

イメージで苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、時代をこえて愛され続けるスタンダードなナンバーから、CM曲や映画音楽など、どこかで耳にしている曲がジャズの名曲だったりするというのは、実はとても多いんですよ。

そこで今回の記事では、ジャズ初心者でも楽しめるオススメの名曲や人気曲を集めてみました。

往年のジャズ・ナンバーを中心として、近年注目を集めるジャズ・アーティストの名曲なども織り交ぜつつ、バラエティ豊かな選曲でお届けします!

もくじ

洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲(1〜20)

Moanin’Art Blakey

ジャズの歴史における重要な名曲というだけでなく、ジャンルの枠内をこえて高い知名度を誇る名曲中の名曲といえば、こちらの『モーニン』です。

「ナイアガラ・ロール」と呼ばれるドラム奏法が有名なジャズ界の伝説、アート・ブレイキーさんが1958年にリリースした傑作アルバム『モーニン』のオープニングを飾る表題曲。

ブレイキーさん率いるジャズ・メッセンジャーズのピアニスト、ボビー・ティモンズが作曲を手がけたこの楽曲の素晴らしさを今さら言及するまでもありませんが、ファンキー・ジャズの代表的な楽曲として、ここ日本においてもCMなどで起用されていますし、耳にしたことがあるという方も多いのでは?

これからジャズを聴こうとされている方へ、まずはオススメの1曲です!

Take FiveDave Brubeck, Paul Desmond

ジャズのスタンダードナンバーとして知られる『Take Five』は、5拍子という変拍子で演奏される珍しい楽曲です。

独特のリズムとキャッチ―なメロディは、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?

『Take Five』の作曲者であるデイヴ・ブルーベックさんはユーラシア大陸ツアーでトルコを訪れた時に、9拍子という珍しい拍子で演奏されるブルガリア音楽を耳にします。

そのサウンドの個性に興味を抱き、アメリカに戻ったデイヴさんは普通と異なるリズムを使用した作曲に挑戦し『Take Five』が生まれたんです。

以前にも5拍子を使用したジャズの曲はありましたが、『Take Five』は覚えやすいメロディとリズムで大衆に知られる名曲になりました。

聴いたことがある人も多いので、ぜひ曲名も覚えてみてください!

So WhatMiles Davis

マイルス・デイビスさんの名盤『カインド・オブ・ブルー』にクレジットされたジャズ・スタンダード『ソー・ホワット』は、ハード・バップ・スタイルを発展させ、モード・ジャズと呼ばれる新たな音楽性を確立した演奏が映える1曲!

マイナーコード一発を基調とし、随所に半音上げを行き来するシンプルなコード進行ながら、ドリアン・スケールと呼ばれるチャーチ・モードを起用したアドリブが、スリリングな演奏を体現しています!

当時、演奏を重ねて進化させたジャズのプレイ・スタイルは必聴です!

Blue TrainJohn Coltrane

Blue Train (Remastered 2003/Rudy Van Gelder Edition)
Blue TrainJohn Coltrane

ジョン・コルトレーンさんが1957年に発表したアルバム名にもなった『ブルー・トレイン』は、ブルーノート・レーベルの中でも人気のある1500番台の名盤で、ジャズの醍醐味が体感できる1曲です!

マイルス・デイヴィス・バンドで演奏をともにしたベースのポール・チェンバースさんと、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズさんのグルーヴを軸に、ジョン・コルトレーンさんとリー・モーガンさんの管楽器の掛け合いが素晴らしい好演が魅力です!

Autumn LeavesCannonball Adderley

「枯葉」のタイトルでも知られる『Autumn Leaves』は、もともとはシャンソンの楽曲ですが、超定番のジャズスタンダード曲でもあります。

さまざまなテンポで演奏された膨大なバージョンが存在しますが、中でも有名なのはキャノンボール・アダレイさんの1958年のアルバム『Somethin’ Else』収録のこのミディアムテンポの演奏でしょう。

印象的なイントロに続く、マイルス・デイヴィスさんの泣くようなトランペットはまさに名演ですね。

Don’t Know WhyNorah Jones

2000年代以降のジャズを知りたい、歌モノのジャズ・ナンバーで良い曲を探しているといった方であれば、こちらの『Don’t Know Why』は確実に押さえておくべき大名曲です!

00年代以降のジャズ界を代表するシンガー兼ピアニスト、ノラ・ジョーンズさんが2002年にリリースした傑作デビュー・アルバム『Come Away With Me』に収録されているナンバーです。

日本でも大ヒットを記録したこのアルバム自体、旧来のジャズ・ファンのみならず日ごろポップスを聴いている方や、女性シンガー好きにも幅広く浸透しました。

穏やかな午後のカフェでこの曲が流れ出したら、もう最高の気分になってしまうことは間違いありません。

ジャズに抵抗があるという方でも、すんなり聴けるであろう普遍的な魅力を持ち合わせた楽曲ですよ。

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