【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ
「ジャズってなんだか敷居が高いし古い音楽って気がする……」そんな先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
音楽ジャンルとして長い歴史を持つジャズですが、世代を超えて愛され続けているスタンダードナンバーを繰り返し演奏しているだけではなく、音楽の新たな可能性を感じさせるような新世代のジャズミュージシャンが世界中で活躍しているのですよ。
こちらの記事では幅広い視点で「最新のジャズ」をお届けしています。
クラシックなジャズアルバムしか聴いていないという方も、ジャズに抵抗があるという方も、皆さんぜひ一度チェックしてみてください!
もくじ
- 【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ
- VortexKamasi Washington
- Body Language (En La Carretera) ft. Sasha KeableEzra Collective
- Maybe NowhereEmma-Jean Thackray
- That Doesn’t MatterCaity Gyorgy
- Rock With You (feat. Takuya Kuroda)José James
- Yes! Ramen!!Hiromi’s Sonicwonder
- ArchipelagoBéla Fleck
- Rooted (ft Paix and Emilie Boyd)Rebecca Vasmant
- Car 16 15 A黒田卓也
- Fallowfield LoopsGoGo Penguin
- Ri:ngjizue
- RemembranceChick Corea · Béla Fleck
- LoveMeshell Ndegeocello
- Buono TimeH ZETTRIO
- do they doSam Gendel · Nate Mercereau
- Dança dos MartelosAmaro Freitas
- Owl Song 1Ambrose Akinmusire
- TightSamara Joy
- Years AgoAlfa Mist & Amika Quartet
- RunningNorah Jones
- Keep OnAlfa Mist
- So BeautifulRobert Glasper
- OptimisticAugust Greene
- again againCyrille Aimée
- PrologueKamasi Washington
- Strangers In The NightFrank Sinatra
- It Could Happen To You福居良
- Change Of ToneR+R=NOW
- Street Fighter MasKamasi Washington
- take over the worldJaimie Branch
- Bad Bad NewsLeon Bridges
- RustYussef Dayes feat. Tom Misch
- With YouTerrace Martin
- Green Was BeautifulThe New Mastersounds
- Sublimity ‘Bunny’s Dream’Marcus Miller
- Jan JanGrant Green
- Blood Calls BloodChristian Scott aTunde Adjuah
- I Got RhythmGeorge Gershwin
- Make My Way Back Home (feat. Nick Hakim & Theo Croker)Kassa Overall
- Calling YouHolly Cole
- SalaamKamaal Williams
- Clear WaterMeshell Ndegeocello
- Kiss MeMOON
- WakeVijay Iyer Sextet
- SpiralBrad Mehldau Trio
- Journey HomeMaria Schneider
- Black HoleChris Dave and The Drumhedz
- Other SideTord Gustavsen
- Something My Heart TrustsYazmin Lacey
- The Emancipation ProcrastinationChristian Scott
- DoudouCécile McLorin Salvant
- IsNatural Information Society
- Mining-NahOmar Sosa & Seckou Keita
- Sun Go DownJohn Carroll Kirby
- Fly Me To The Moon八代亜紀
- I’ll Be Seeing YouJulian Lage
- On My OwnMadeleine Peyroux
- Ice ManOz Noy
【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(1〜20)
VortexKamasi Washington

壮大なジャズ・アンサンブルと力強いサックスソロが織りなす渡辺信一郎監督の新作アニメ『LAZARUS』のオープニングテーマ。
カマシ・ワシントンさんが得意とするジャズ、ファンク、ソウルなどの要素を巧みに融合させた本作は、奇跡の新薬「ハプナ」が引き起こす人類存亡の危機を描く作品世界と見事に調和しています。
2025年3月にリリースされたこの楽曲は、混沌としたエネルギーと高揚感に満ちており、アニメ『LAZARUS』の世界観をより一層引き立てています。
アルバム『Fearless Movement』で示された革新的なサウンドをさらに進化させた本作は、現代ジャズの新境地を切り開く意欲作。
アニメーションという異なる芸術形式との出会いが生んだ珠玉の一曲を、ぜひ映像と共にお楽しみください。
Body Language (En La Carretera) ft. Sasha KeableEzra Collective

ロンドンの新興ジャズシーンをけん引する5人組が、ラテンアメリカのダンスリズムと現代のソウルミュージックを見事に調和させた意欲作です。
英国とコロンビアのルーツを持つシンガーソングライターのSasha Keableさんをフィーチャーし、2025年2月に公開された本作は、多文化が交差するロンドンの街の躍動感を巧みに表現しています。
バンドは2024年9月に公開したアルバム『Dance, No One’s Watching』で高い評価を得ており、2025年7月には初のフジロックフェスティバル出演も決定しています。
ジャズ・ピュアリストにも、ダンスミュージックファンにも心から楽しんでいただける一曲になっています。
Maybe NowhereEmma-Jean Thackray

深い悲しみと再生への希望を描いた楽曲を、Emma-Jean Thackrayさんが2025年4月にリリースしています。
ジャズやPファンク、グランジなど多彩な要素を取り入れた重厚なサウンドスケープの中で、失われた愛する人への思いと向き合う姿が印象的です。
彼女は全ての楽器演奏から作詞作曲、プロデュースまでを手掛け、内面的な葛藤を見事に音楽で表現しています。
本作は彼女のセカンドアルバム『Weirdo』に収録されており、デビューアルバム『Yellow』でUKジャズアルバムチャート1位を獲得した実力派の新境地を感じさせる作品となっていますよ。
大切な人を失った経験がある方や、ジャズの新しい可能性を探りたい方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
That Doesn’t MatterCaity Gyorgy

弦楽器の優美な音色と洗練されたジャズ・アレンジが織りなす心地よい空間の中で、ケイティ・ジョージさんのスウィング感溢れる歌声が軽やかに舞います。
ヘンリー・マンシーニを思わせる品のある編曲は、マーク・リマシェールさんによる卓越した手腕の賜物。
大学院在学中に書かれた本作は、2025年8月発売予定のストリング・オーケストラ・アルバムの先行シングルとして2025年5月にリリースされました。
これまでにJUNO賞を3度受賞している彼女が、弦楽器とジャズの融合という新境地に挑んだ意欲作となっています。
ゆったりとした週末の午後や、静かな夜のひとときに、優雅な気分で楽しみたい一曲ですね。
Rock With You (feat. Takuya Kuroda)José James

70年代ディスコの輝きを新たな息吹で2000年代に蘇らせたジャスティン・ティンバーレイクさんとネプチューンズによるダンスクラシックが、さらなる魅力を増して皆様の元へ。
ホセ・ジェイムズさんは、ソウルフルな歌声と洗練されたアレンジで原曲の持つロマンティックな雰囲気をしっかりと継承しつつ、黒田卓也さんの艶やかなトランペットが描く情感豊かなメロディラインと見事な調和を生み出しています。
アナログテープによる一発録りで収録された本作は、アルバム『1978: Revenge of The Dragon』の中核を担う楽曲として、往年のMudd Clubを彷彿とさせるアンダーグラウンドな雰囲気も纏っています。
心地よいグルーヴに身を委ねたい夜や、大切な人とのロマンティックなひとときにぴったりの一曲です。