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【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ

「ジャズってなんだか敷居が高いし古い音楽って気がする……」そんな先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

音楽ジャンルとして長い歴史を持つジャズですが、世代を超えて愛され続けているスタンダードナンバーを繰り返し演奏しているだけではなく、音楽の新たな可能性を感じさせるような新世代のジャズミュージシャンが世界中で活躍しているのですよ。

こちらの記事では幅広い視点で「最新のジャズ」をお届けしています。

クラシックなジャズアルバムしか聴いていないという方も、ジャズに抵抗があるという方も、皆さんぜひ一度チェックしてみてください!

【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(21〜30)

Green Was BeautifulThe New Mastersounds

イギリス出身のジャズ・ファンク・ユニット、ザ・ニュー・マスター・サウンズは、2008年にフジ・ロック・フェスティバルに出演したこともあり、ロック・ファンにも知名度の高いグループ。

彼らが2018年に発表したアルバム「Renewable Energy」に収められた同曲は、ハモンド・オルガンの響きもクールな、アッパーなジャズ・ファンク・ナンバーです。

OptimisticAugust Greene

OPTIMISTIC – August Greene featuring Brandy
OptimisticAugust Greene

ヒップホップMCのCommon、ピアニストRobert Glasper、ドラマーのKarriem Rigginsが2018年に結成したスーパーバンド。

3人とも言わずと知れた才能の持ち主ですが、こちらのトラックにはRobert Glasperの作品ではおなじみのシンガーBrandyをフィーチャリングしています。

ヒップホップヘッズもジャズ愛好家もうならせるジャンルの融合はやはりすさまじいものがあります。

【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(31〜40)

With YouTerrace Martin

アメリカ西海岸のサクソフォニストにして、さまざまなヒップホップアクトのプロデューサーも務めるTerrace Martin。

Robert GlasperやKamashi Washingtonも参加し、名盤との呼び名も高い「Velvet Portraits」に収録されたこちらは、R&B色の強いトラックです。

Calling YouHolly Cole

HOLLY COLE : BLUE NOTE TOKYO 2018 trailer
Calling YouHolly Cole

人気ジャズ・ボーカリスト、ホリー・コールが、2018年7月にブルーノート東京で約6年ぶりに来日します。

そんな彼女の代表曲と言えるのが映画『バグダッド・カフェ』の挿入歌『コーリング・ユー』です。

一度聴いてみてはいかがでしょう。

Sublimity ‘Bunny’s Dream’Marcus Miller

フュージョンジャズ界の大御所ベーシスト、Marcus Millerの最新作からの人気曲です。

グラミー賞受賞経験のある、南アフリカ出身のスムースジャズギタリスト兼ボーカリストのJonathan Butlerの参加した、少し異国感を感じる曲です。

take over the worldJaimie Branch

jaimie branch – “take over the world” [official video]
take over the worldJaimie Branch

緊急性と激しい感情が交錯するパンクアンセムとも言える楽曲は、2023年8月25日にインターナショナル・アンセムからリリースされた、故ジェイミー・ブランチさんのポストヒューマスアルバム『Fly or Die Fly or Die Fly or Die ((world war))』に収録されています。

ジャズとパンクの境界を曖昧にするその音楽性は、ブランチさんが生前追求していたアーティスティックなビジョンを体現しており、リスナーを圧倒するサウンドは、バンドメンバーのジェイソン・アジェミアンさん、レスター・セント・ルイスさん、チャド・テイラーさんとの息の合ったアンサンブルによって生み出されています。

本作はブランチさんの突然の死の数ヶ月前に録音され、大胆なビジョンと挑戦的な精神が凝縮された、ジャンルの枠組みを超えた表現となっており、クリエイティブな音楽シーンに身を置く全ての人にオススメしたい、彼女の遺産とも言える傑作です。

RustYussef Dayes feat. Tom Misch

Yussef Dayes feat. Tom Misch – Rust [Official Video]
RustYussef Dayes feat. Tom Misch

サウスロンドンのジャズシーンを牽引するユセフ・デイズさんと、そのトラックメイキングを担当するトム・ミッシュさんによるコラボレーショントラック。

二人の出身地域であるペッカムやフォレストヒルなどの変容をテーマにしたサウンドは、ジェントリフィケーションやメディアの影響にも言及しつつ、まさに現代の音楽シーンそのものを体現しています。

Yussefさんのドラムは複雑なフィルを織り交ぜながらも生命力に溢れ、Tomさんのギターはベースレンジを模倣するようにダウンピッチされ、キーボードの音色とともに幻想的な音の風景を作り上げています。

本作は、2023年リリースのアルバム『Black Classical Music』からのセカンドシングルで、スピリチュアリティのモチーフに大きく依存した作品とされています。

今作でも示された二人の創造性、技術的な優れた才能、そしてジャズの可能性を存分に感じることのできる、現代ジャズファンには見逃せない1曲ですね。