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【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ

「ジャズってなんだか敷居が高いし古い音楽って気がする……」そんな先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

音楽ジャンルとして長い歴史を持つジャズですが、世代を超えて愛され続けているスタンダードナンバーを繰り返し演奏しているだけではなく、音楽の新たな可能性を感じさせるような新世代のジャズミュージシャンが世界中で活躍しているのですよ。

こちらの記事では幅広い視点で「最新のジャズ」をお届けしています。

クラシックなジャズアルバムしか聴いていないという方も、ジャズに抵抗があるという方も、皆さんぜひ一度チェックしてみてください!

もくじ

【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(1〜20)

Yes! Ramen!!Hiromi’s Sonicwonder

Hiromi’s Sonicwonder – Yes! Ramen!! (Official Music Video)
Yes! Ramen!!Hiromi's Sonicwonder

スカのリズムとシンセサイザーのフックが融合した、異色のジャズ・フュージョン作品です。

アルバム『OUT THERE』の中でも象徴的な1曲となっており、上原ひろみさんとバンドメンバー全員のラーメン愛から生まれた愉快な作品です。

Hiromi’s Sonicwonderが奏でるグルーヴ感あふれる演奏は、ファンクやエレクトロニカなど様々な要素を取り込みながら、全体を通してエネルギッシュな世界観を描き出しています。

本作は2025年4月4日に公開された作品で、グラミー賞公式YouTubeチャンネルでは2024年夏にブルーノート東京で収録されたライブ映像も公開中です。

躍動感溢れるサウンドは、気分転換や運動のお供として最適で、ラーメン店でBGMとして流れていても違和感のない親しみやすい1曲となっています。

ArchipelagoBéla Fleck

新たな実験的トリオによる挑戦的なインストゥルメンタル楽曲が生み出されました。

ベラ・フレックさんの軽快なバンジョー、エドマール・カスタネーダさんの煌びやかなハープ、アントニオ・サンチェスさんのダイナミックなドラムが織りなすサウンドは、ジャズとワールドミュージックの境界を軽やかに超えていきます。

本作では、伝統的な楽器の枠組みを超えた革新的なアンサンブルが、聴く人を未知の音世界へと誘います。

2025年3月にリリースされた本作は、同年5月発売のアルバム『BEATrio』の先行シングルとして注目を集めています。

バンド名の「BEATrio」は、ニューヨークのブルーノート・ジャズクラブでの6夜連続公演をきっかけに結成されました。

斬新な音楽表現に心惹かれる方や、ジャンルの垣根を超えた音楽探求に興味をお持ちの方にお薦めの一曲です。

Rooted (ft Paix and Emilie Boyd)Rebecca Vasmant

スピリチュアル・ジャズとエレクトロニカを融合させた心温まる音世界が広がる作品。

グラスゴーを拠点とするRebecca Vasmantさんが、自身のルーツである祖父母のホロコーストでの体験からインスピレーションを受けて紡ぎ出した珠玉のナンバーです。

洗練されたハープの音色と重厚なリズムセクションの上で、Emilie Boydさんのソウルフルなボーカルとスポークンワードが優雅に舞い、自己のアイデンティティや歴史への敬意が美しく表現されています。

2025年1月にリリースされた本作は、アルバム『Who We Are, Becoming』の幕開けを飾る1曲。

BBC Radio 6 Musicなど英国の主要メディアからも高い評価を受けており、現代のジャズシーンに新たな息吹を吹き込んでいます。

静かな夜のくつろぎタイムや、心を落ち着かせたい瞬間に寄り添ってくれる大人の一曲として、心からおすすめできる作品です。

Car 16 15 A黒田卓也

前のめりなリズムが印象的なインストゥルメンタル楽曲は、最近のヒップホップとマーチングバンドを意識して制作されたもので、黒田卓也さんらしいグルーヴィで先鋭的なジャズ・サウンドが炸裂する渾身の一曲。

共同制作者のドラマー、デイヴィッド・フレイザーさんとの出会いから生まれた本作は、彼のトラックメイキングのセンスが見事に反映された意欲作となっています。

2025年2月にユニバーサルミュージックからリリースされたアルバム『EVERYDAY』の収録曲で、同年2月にはミュージックビデオも公開。

アルバムには他にも『Must Have Known』『Off to Space』など、ジャンルの壁を軽やかに飛び越えた楽曲が収められています。

まるで都会の夜を駆け抜けるような躍動感と、ジャズの本質を捉えた即興性に富んだ演奏は、夜のドライブのお供にぴったりな一曲です。

Fallowfield LoopsGoGo Penguin

都市の喧騒を離れた静けさと前進するエネルギーが絶妙に溶け合う、イギリスのピアノトリオGoGo Penguinの心に響く作品です。

マンチェスターの旧鉄道跡地をモチーフにした本作からは、懐かしい郷愁と未来への希望が感じられます。

2025年6月発売予定のアルバム『Necessary Fictions』の先行曲として注目を集めており、アコースティックピアノとダブルベースの温かみのある音色に、モジュラーシンセの斬新な響きが見事に調和しています。

アルバム『v2.0』でマーキュリー賞にノミネートされた実力派バンドの新境地として、静かな場所でじっくりと味わいたい一曲。

心が落ち着かない時や、新しい一歩を踏み出したい時にぴったりの楽曲です。