【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ
「ジャズってなんだか敷居が高いし古い音楽って気がする……」そんな先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
音楽ジャンルとして長い歴史を持つジャズですが、世代を超えて愛され続けているスタンダードナンバーを繰り返し演奏しているだけではなく、音楽の新たな可能性を感じさせるような新世代のジャズミュージシャンが世界中で活躍しているのですよ。
こちらの記事では幅広い視点で「最新のジャズ」をお届けしています。
クラシックなジャズアルバムしか聴いていないという方も、ジャズに抵抗があるという方も、皆さんぜひ一度チェックしてみてください!
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【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(1〜10)
Car 16 15 A黒田卓也

前のめりなリズムが印象的なインストゥルメンタル楽曲は、最近のヒップホップとマーチングバンドを意識して制作されたもので、黒田卓也さんらしいグルーヴィで先鋭的なジャズ・サウンドが炸裂する渾身の一曲。
共同制作者のドラマー、デイヴィッド・フレイザーさんとの出会いから生まれた本作は、彼のトラックメイキングのセンスが見事に反映された意欲作となっています。
2025年2月にユニバーサルミュージックからリリースされたアルバム『EVERYDAY』の収録曲で、同年2月にはミュージックビデオも公開。
アルバムには他にも『Must Have Known』『Off to Space』など、ジャンルの壁を軽やかに飛び越えた楽曲が収められています。
まるで都会の夜を駆け抜けるような躍動感と、ジャズの本質を捉えた即興性に富んだ演奏は、夜のドライブのお供にぴったりな一曲です。
Rooted (ft Paix and Emilie Boyd)Rebecca Vasmant

スピリチュアル・ジャズとエレクトロニカを融合させた心温まる音世界が広がる作品。
グラスゴーを拠点とするRebecca Vasmantさんが、自身のルーツである祖父母のホロコーストでの体験からインスピレーションを受けて紡ぎ出した珠玉のナンバーです。
洗練されたハープの音色と重厚なリズムセクションの上で、Emilie Boydさんのソウルフルなボーカルとスポークンワードが優雅に舞い、自己のアイデンティティや歴史への敬意が美しく表現されています。
2025年1月にリリースされた本作は、アルバム『Who We Are, Becoming』の幕開けを飾る1曲。
BBC Radio 6 Musicなど英国の主要メディアからも高い評価を受けており、現代のジャズシーンに新たな息吹を吹き込んでいます。
静かな夜のくつろぎタイムや、心を落ち着かせたい瞬間に寄り添ってくれる大人の一曲として、心からおすすめできる作品です。
ArchipelagoBéla Fleck

新たな実験的トリオによる挑戦的なインストゥルメンタル楽曲が生み出されました。
ベラ・フレックさんの軽快なバンジョー、エドマール・カスタネーダさんの煌びやかなハープ、アントニオ・サンチェスさんのダイナミックなドラムが織りなすサウンドは、ジャズとワールドミュージックの境界を軽やかに超えていきます。
本作では、伝統的な楽器の枠組みを超えた革新的なアンサンブルが、聴く人を未知の音世界へと誘います。
2025年3月にリリースされた本作は、同年5月発売のアルバム『BEATrio』の先行シングルとして注目を集めています。
バンド名の「BEATrio」は、ニューヨークのブルーノート・ジャズクラブでの6夜連続公演をきっかけに結成されました。
斬新な音楽表現に心惹かれる方や、ジャンルの垣根を超えた音楽探求に興味をお持ちの方にお薦めの一曲です。
【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(11〜20)
Dança dos MartelosAmaro Freitas

激しい雷雨を模倣するピアノのサウンドが衝撃的な一曲。
本作は、ブラジル・ペルナンブーコ州レシフェ出身のアマロ・フレイタスさんが2024年3月にリリースしたアルバム『Y’Y』に収録されています。
表面上は穏やかながらも内に秘めたエネルギーを爆発させるフレイタスさんのピアノは、アマゾンの自然や先住民から受けたインスピレーションと、現代文明への警鐘を表現。
ゲストプレイヤーにはジャズ界の重鎮たちも名を連ね、新たな音楽の可能性を感じさせる意欲作です。
大音量で聴くのがオススメ。
ジャズの革新を望むリスナーにぜひ届けたい1枚です。
LoveMeshell Ndegeocello

ジェームズ・ボールドウィンの名言からインスピレーションを得た珠玉のソウルナンバーが、2024年6月にミシェル・ンデゲオチェロさんによって公開されました。
クリス・ブルースとの共同プロデュースによる本作は、ソウルフルなベースラインとジャジーなサックス、そしてゴスペル的な要素を見事に調和させた壮大なサウンドスケープを築き上げています。
ジャスティン・ヒックスのバックコーラスや、ステイシアン・チンの詩的なスポークンワードが、作品の深みをさらに引き立てる効果を生んでいます。
アルバム『No More Water: The Gospel of James Baldwin』に収録された本作は、2024年8月のBRIC Celebrate Brooklyn Festivalでも披露され、観客を魅了しました。
内省的な歌詞と重厚なアレンジメントが織りなす本作は、静かな夜のドライブや、深い思索の時間にぴったりの一曲ですよ。
Ri:ngjizue

耳の奥に響く豊かなピアノの旋律から始まり、力強いドラムとベースが織りなすグルーヴ感、繊細かつダイナミックなギターワークが溶け合った美しいインストゥルメンタル作品。
jizueの音楽性の本質とも言える、ジャズとロックの融合による独自のサウンドが見事に結実しています。
本作は2025年5月発売のアルバム『Mer』からの先行配信曲として2025年2月にリリースされ、NHKドラマ10『宙わたる教室』の音楽も手掛けるなど、精力的に活動を展開中のバンドの新たな一面を感じさせますね。
力強いビートと繊細なメロディが絡み合う本作は、ドライブ中のBGMとしてもぴったりですし、仕事や勉強の集中したい時間にも心地よく寄り添ってくれることでしょう。
Owl Song 1Ambrose Akinmusire

ジャズ界の新世代を担う超絶トランペッターとして注目されるアンブローズ・アキンムシリさん。
ポストボップ、アヴァンギャルドジャズなど多岐に渡るジャンルを縦横無尽に操り、攻撃的でエネルギッシュ、そして時にロマンティックな音楽性で聴く者を魅了してやみません。
そんな彼が約3年ぶりにリリースしたアルバム『Owl Song』から、ギターのビル・フリゼールさんとドラムスのハーリン・ライリーさんをフィーチャーしたタイトルトラックをご紹介。
本作では、情報過多の時代に安全な空間を作り上げたいというアキンムシリさんの思いが込められており、フリゼールさんやライリーさんとのコラボレーションによって生まれた「集中した親密さ」や「開かれた静けさ」が心に響くこと間違いなしです。
静かな夜に1人でじっくりと聴き入ってみてはいかがでしょうか。





