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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで
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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?

じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。

今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。

最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!

もくじ

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(1〜20)

VortexNEW!Kamasi Washington

Kamasi Washington – Vortex | Lazarus (Adult Swim Original Series Soundtrack)
VortexNEW!Kamasi Washington

2025年3月にリリースされた渡辺信一郎監督の新作アニメ『LAZARUS』のオープニング・テーマとして制作されたカマシ・ワシントンさんの新たなナンバーです。

約6分23秒という長尺の中で展開される壮大なジャズ・アンサンブルと力強いサックス・ソロが、まさに混沌としたエネルギーと高揚感に満ちた音世界を演出しています。

アニメとの融合により、これまでとは違った新たな魅力を引き出した本作は、ジャズとアニメーションという異なる芸術形式が見事に調和した現代ジャズの新境地と言えるでしょう。

夏の夕暮れ時、クールなサウンドで暑さを忘れさせてくれる楽曲として、ジャズ・ファンはもちろん、アニメ好きの方にもオススメです!

Everybody Loves the SunshineNEW!Roy Ayers Ubiquity umbrella

暑い夏を心地良くクールダウンさせてくれる、メロウなジャズ・ファンクの名曲を紹介します。

ヴィブラフォンの名手として知られ、ジャズ・ファンクの先駆者として活躍したロイ・エアーズさんが、自身のプロジェクトRoy Ayers Ubiquityで1976年にリリースした代表作です。

ヴィブラフォンとエレクトリックピアノが織りなすメロウなサウンドと、太陽の暖かさをテーマにした楽曲は、Billboard 200チャートで最高51位を記録しました。

映画『Coffy』のサウンドトラックにも使用され、Dr. DreやTupac Shakurなど数多くのヒップホップアーティストにサンプリングされています。

海辺や夏の午後にリラックスしたい時、暑さを忘れて穏やかな気分に浸りたい方にぴったりの楽曲です。

なお、ロイ・エアーズさんは2025年3月に84歳で亡くなりましたが、本作は今なお多くの人に愛され続けています。

God Gave Me Feet For Dancing (ft. Yazmin Lacey)NEW!Ezra Collective

Ezra Collective – God Gave Me Feet For Dancing (ft. Yazmin Lacey)
God Gave Me Feet For Dancing (ft. Yazmin Lacey)NEW!Ezra Collective

信仰に基づく踊りの喜びから着想を得たこの楽曲は、Yazmin Laceyさんのソウルフルなボーカルとエズラ・コレクティヴの絶妙なアンサンブルで、神から与えられた身体で踊ることの純粋な幸福感を歌い上げています。

アフロビートとジャズ・ファンクが見事に融合したサウンドは、2024年6月にリリースされ、同年9月のアルバム『Dance, No One’s Watching』にも収録されています。

バラク・オバマ前大統領の年間お気に入り楽曲25選に選ばれたことも話題となりました。

まさに暑い夏の夜に身体を委ねたくなるようなダンサブルなグルーブで、ストレスから解放されて自由に踊りたい気分の時にぴったりの名曲です!

Cinnamon SugarNEW!Gerald Clayton

夏の夜にぴったりの心地良いグルーブを持った楽曲を紹介します。

現代ジャズ界の実力派ピアニスト、ジェラルド・クレイトンさんが2025年3月にリリースした1曲で、アルバム『Ones & Twos』に収録されています。

本作はジャズを基盤としながらも、ヒップホップやネオソウルの要素を巧みに取り入れた実験的な仕上がりとなっており、フルートのエレナ・ピンダーヒューズさんの流麗な演奏がメロディを際立たせています。

暑い夏をクールダウンさせてくれる清涼感たっぷりの音色で、海辺でこの曲の心地良いサウンドに身を委ねたりしたら最高に気持ちいいでしょうね。

Forgive the DamagesNEW!GoGo Penguin

GoGo Penguin – Forgive the Damages (feat. Daudi Matsiko)
Forgive the DamagesNEW!GoGo Penguin

マンチェスター出身のピアノトリオが、バンドとして初めてボーカルを迎えた記念すべき楽曲です。

2025年5月にリリースされた本作では、長年の友人であるシンガーソングライターのダウディ・マツィコさんがゲストボーカルとして参加し、彼らの音楽性に新たな彩りを添えています。

モジュラーシンセサイザーやエレクトリックベースなどの新しい音色も取り入れられ、従来のジャズの枠組みを超えたハイブリッドなサウンドが楽しめます。

アルバム『Necessary Fictions』に収録された本作は、繊細で感情豊かなボーカルラインと、バンドの特徴である力強いベースラインやエレクトロニカに影響を受けたドラムパターンが見事に融合しています。

暑い夏の夜に、クールで洗練されたサウンドに包まれながらリラックスしたい方にぴったりの楽曲ですよ!

ArabutaNEW!Azymuth

ブラジル先住民の言葉で「ブラジルウッドの木」を意味するタイトルのこの楽曲は、絶滅危惧種である美しい樹木への賛美と環境保護のメッセージを込めた心温まる作品です。

Azymuthが得意とするサンバ・ドイドのスタイルを基調とし、ジャズ、ファンク、そして宇宙的なフューチャリズムが見事に融合した中テンポのダブ・ミックスが展開されます。

2024年12月に限定7インチ・アナログ盤として英国Far Out Recordingsからリリースされ、Daniel Maunickによる2部構成のミックスで構成されています。

50年の歴史を持つバンドの新たな挑戦として、自然への深い敬意が感じられる本作は、夏の夜に環境について考えながら贅沢な時間を過ごしたい方にぴったりの名曲です!

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