【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで
皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?
じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。
今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。
最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!
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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(11〜20)
Protest With LoveLonnie Holley

2025年1月にリリースされたこの楽曲は、愛を武器にした平和的な抗議の重要性を訴える、心に響くメッセージ・ソングです。
ロニー・ホリーさんの過酷な人生経験から生まれた深い洞察が、ゴスペル、ブルース、エレクトロニカなど多様なジャンルを融合させたサウンドと共に表現されています。
アルバム『Tonky』のリードシングルとして制作された本作は、Jacknife Leeのプロデュースのもと、The Legendary Ingramettesらとのコラボレーションで生まれました。
社会的な問題に向き合いながらも希望を失わない方、音楽を通じて深いメッセージを受け取りたい方にオススメです!
AjalaEzra Collective

エズラ・コレクティヴのメンバーは、ロンドン出身の若手ミュージシャンたちばかりなんですね。
彼らの作り出す音楽は、ジャズを軸にしつつもファンク、アフロビート、カリプソ、レゲエ、ヒップホップなどの要素も取り入れた、まさに現代的なジャズといった趣。
2024年にリリースされたこの楽曲は、Ezra Collectiveならではのパーカッシブでリズミカルなサウンドに、アフロビートの影響が色濃く反映されていますね。
彼らはこの曲で、自身の音楽的ルーツを探求しつつ、新たな可能性に挑戦しているように感じられます。
ロンドンの夏の陽気な雰囲気によく合う1曲。
暑い日差しの下で、思わず体が動き出してしまいそうな躍動感にあふれた楽曲です。
夏のドライブや、友人とのピクニックなどで聴きたくなる1曲ですね。
RisingJasmine Myra

イギリス・リーズ出身の気鋭サックス奏者、ジャスミン・マイラさんが待望のセカンド・アルバム『Horizons』の続編となる新作『Rising』をリリースしました。
前作リリース後の内面の成長と自信を反映したアートワークが印象的な本作は、ジャズ、エレクトロニカ、スピリチュアル・ジャズの要素が融合したマイラさんならではのサウンドが詰まった意欲作。
ケニー・ホイーラーやボノボ、シャバカ・ハッチングスなどから影響を受けつつ、美しくアレンジされたメロディは聴く者を感動的な高揚感へと誘います。
今作でもマシュー・ハルサルがプロデュースを担当し、ゴンドワナ・レコードより発売。
真夏の夜にじっくりと聴き込みたい、心揺さぶられる1枚です。
The Girl From IpanemaNEW!Stan Getz & Joao Gilberto

ブラジルの心地よい風を感じさせるような軽やかなギターで始まるこの作品は、Stan Getz & Joao Gilbertoの共演盤『Getz/Gilberto』の中でも特に有名な一曲です。
イパネマの美しい少女への憧れを歌ったロマンティックな内容は、ジョアン・ジルベルトさんのささやくようなポルトガル語と、アストラッド・ジルベルトさんの英語ボーカルで甘く切なく響きます。
本作は1965年の第7回グラミー賞で最優秀レコード賞を獲得し、2016年のリオ五輪開会式でも演奏されました。
スタン・ゲッツさんのクールで艶やかなサックスソロは、ジャズとボサノヴァが融合した気怠くもお洒落な雰囲気と相性抜群!
休日の午後にゆったりと聴きたい名曲です。
End Of InnocenceShabaka

スピリチュアルジャズの第一人者として知られるサックス奏者のShabakaさんが、初のソロアルバム『Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace』の中で織りなす深い音世界が素晴らしい一枚となっています。
夏にぴったりのクラリネットを主体にしたサウンドは、静かな夏の夜にゆったりと聴きたくなる魅惑の楽曲。
ジェイソン・モランさんのピアノやカルロス・ニーニョさんのパーカッションが奏でるアンサンブルは圧巻です。
2024年4月リリースと、今年の夏に向けて要チェックの1枚といえるでしょう。
ヘッドホンをつけて、ゆっくりとこの音世界に没頭するのもおすすめ。
心静かに自分と向き合える、そんな特別な時間を過ごしたい方にぜひ聴いていただきたい名曲です。
Loving Every MinuteLeandro Lehart

ブラジルのサンバとパゴーヂの名手、レアンドロ・レハールトさんが手がけた楽曲は、90年代のイギリスの名曲をカバーしつつ、彼独自のブラジリアン・タッチを加えた魅力的な1曲に仕上がっています。
ブラジルの伝統楽器、カヴァキーニョを使うことで、オリジナルに新たなエネルギーとソウルを吹き込み、リズミカルでパッショネイトな雰囲気がよりいっそう際立っているのが素晴らしい。
人生の瞬間瞬間を愛し、大切にするというメッセージ性も感じられ、夏のドライブなどにぴったりの曲調です。
レハールトさんは1972年生まれのサンパウロ出身。
これまで600曲以上を発表し、ブラジル音楽シーンに多大なる影響を与えてきた稀代のアーティストとして知られています。
本作はそんな彼の創造性と音楽的ルーツが凝縮された秀作だと言えるでしょう。
夏のBBQやホームパーティなどで、ぜひ皆で踊りながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(21〜30)
EdenLaurent Bardainne & Tigre d’Eau Douce

2024年3月29日、フランスのサクソフォニスト、ローラン・バルダインヌさんが率いるバンド「Tigre d’Eau Douce」からリリースされる待望のアルバム『Eden Beach Club』。
今作は、ジャズ、ソウル、グルーヴ、エレクトロニックが見事に融合された極上のサウンドに仕上がっています。
とりわけ、アルバム・タイトルにもなっている1曲『Eden』は、夏のビーチでのひと時を思わせるリラックス感に満ちたジャズ・ナンバーで、ソウルフルなフレーバーと電子楽器のエッセンスがバランス良く配されたアルバムのハイライト。
太陽の下、思いっきりリラックスしたい気分の時や、永遠に続く夏の日没をイメージしたい時にうってつけの1曲です。
きっと、聴いた人の心に爽やかな潮風が吹き抜けていくことでしょう。