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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?

じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。

今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。

最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(1〜10)

SweetieKokoroko

Kokoroko – Sweetie – Visualiser
SweetieKokoroko

80年代から90年代の西アフリカン・ディスコへのオマージュとして制作されたこの楽曲は、恋人同士の遊び心や親密さを称える愛らしいテーマが魅力的です。

ホーンを中心としたアレンジに実験的なシンセサイザーやドラムマシンのサウンドが加わり、アフロビートやジャズの要素を基盤にしながらも、ネオソウルやR&B、ファンクなどのジャンルを融合させた革新的な音楽性を示しています。

本作は2025年4月にリリースされ、同年7月発売予定のセカンドアルバム『Tuff Times Never Last』の先行シングルとなっています。

暑い夏の夜に恋人と過ごす特別な時間や、友人との楽しいひと時をさらに盛り上げたい方にぴったりの一曲ですね!

Red MoonTom Misch

Tom Misch – Red Moon (Official Lyric Video)
Red MoonTom Misch

2025年5月にリリースされたナッシュビル録音によるバラードは、暑い夏の夜をクールダウンさせてくれる極上のチルアウト・ナンバーです。

失恋の切ない想いを赤い月に託して歌った歌詞と、J.J.ケイルにインスパイアされたソフトなボーカル、そして70年代DIYサウンドの温かみが絶妙にブレンドされています。

グラミー賞受賞歴を持つプロデューサー陣との共同制作により、アメリカンフォークの要素も取り入れた新境地を開拓したトム・ミッシュさん。

アルバム『Geography』や『What Kinda Music』とは異なる内省的なアプローチが印象的で、静かな夏の夜に1人物思いにふけりたい……なんていう時間に憧れている方にもぴったりの楽曲となっています。

ArabutaAzymuth

ブラジル先住民の言葉で「ブラジルウッドの木」を意味するタイトルのこの楽曲は、絶滅危惧種である美しい樹木への賛美と環境保護のメッセージを込めた心温まる作品です。

Azymuthが得意とするサンバ・ドイドのスタイルを基調とし、ジャズ、ファンク、そして宇宙的なフューチャリズムが見事に融合した中テンポのダブ・ミックスが展開されます。

2024年12月に限定7インチ・アナログ盤として英国Far Out Recordingsからリリースされ、Daniel Maunickによる2部構成のミックスで構成されています。

50年の歴史を持つバンドの新たな挑戦として、自然への深い敬意が感じられる本作は、夏の夜に環境について考えながら贅沢な時間を過ごしたい方にぴったりの名曲です!

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(11〜20)

Tidal WaveTom Misch & Yussef Dayes

Tom Misch & Yussef Dayes – Tidal Wave [Official Video]
Tidal WaveTom Misch & Yussef Dayes

ロンドンの多文化な音楽シーンから生まれた、ジャズとエレクトロニカが融合した心地良いグルーブが魅力の楽曲です。

Tom Mischさんのメロディアスなギターワークと、Yussef Dayesさんの躍動感あふれるドラムプレイが織りなすサウンドは、まさに現代ジャズの新境地を感じさせます。

2020年4月にリリースされたアルバム『What Kinda Music』に収録されており、UKチャートで4位を記録した話題作の代表曲となっています。

ハワイの楽園を舞台にしたアニメーションのミュージックビデオも印象的で、夏のビーチサイドや夕暮れ時のドライブなど、開放的な気分を味わいたいシーンにぴったりです!

TatomaniaChucho Valdés, Royal Quartet

Chucho Valdés, Royal Quartet – Tatomania (Studio Recording)
TatomaniaChucho Valdés, Royal Quartet

キューバが誇る伝説的ピアニスト、チューチョ・バルデスさんがRoyal Quartetとともに2024年に制作したこの作品は、アフロキューバン・ジャズの真髄を感じさせる傑作です。

135BPMのテンポとGメジャーの心地良いキーで構成され、パーカッショニストのロベルト・ジュニア・ビスカイノさんへのオマージュとして生み出されました。

本作は2024年7月にシングルとして公開され、アルバム『Cuba & Beyond』に収録されています。

このアルバムは2025年のラテン・グラミー賞最優秀ラテン・ジャズ・アルバム部門にもノミネートされました。

リズミカルで情熱的なグルーブは、まさに夏の夜にぴったりの気分を演出してくれます。

真夏のパーティーやバーベキューのBGMとしても最高に盛り上がりますよ!

GREEN LIGHT (ft. ENNY)Moses Yoofee Trio

ベルリンを拠点に活動するコンテンポラリー・ジャズ・トリオと、ロンドン出身のラッパーENNYさんとの共演によるコラボレーション・ナンバーです。

2024年11月にリリースされた楽曲で、翌年2月のデビュー・フルアルバム『MYT』にも収録されています。

夢幻的なキーボード・サウンドと力強いドラム、滑らかなベース・ラインが織りなすジャズ・ファンクのグルーブに、ENNYさんのソウルフルなボーカルとラップが絶妙にマッチした、ジャンルを超えた魅力的な作品です。

暑い夏の夜にクールダウンしたいときや、都市的でオシャレな音楽を求める方にオススメの一曲といえるでしょう。

Sempre (feat. Djavan)Eliane Elias

Eliane Elias – Sempre feat. Djavan (Visualizer)
Sempre (feat. Djavan)Eliane Elias

ブラジル音楽界の至宝エリアーヌ・エリアスさんが、同郷の名シンガーソングライター、ジャヴァンさんとの夢のコラボレーションで生み出した珠玉のナンバー。

ポルトガル語で奏でられるメロディは、二人の音楽的ルーツと深い共鳴が感じられる美しい仕上がりです。

2024年6月にリリースされたアルバム『Time and Again』に収録されており、本作を含むアルバムは2025年グラミー賞の最優秀ラテン・ジャズ・アルバム部門にノミネートを果たしています。

洗練されたジャズとボサノヴァの要素に、R&Bのエッセンスを絶妙にブレンドしたサウンドが心地良く、まさに夏の夜にゆったりとした時間を過ごしたい方にはうってつけ!