【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで
皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?
じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。
今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。
最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!
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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(1〜10)
Found A Light (Beale Street)BADBADNOTGOOD, V.C.R

2025年4月にリリースされたこちらの楽曲は、カナダのジャズ・インストゥルメンタルバンドとメンフィス出身のシンガーソングライター、V.C.Rさんのコラボレーション・ナンバーです。
BBNGが長らく温めていたインストゥルメンタル作品にV.C.Rさんのボーカルが加わり、南部アメリカの音楽文化への深いオマージュが込められています。
ヴィブラフォンの美しい響きとソウルフルな歌声が織り成すサウンドスケープは、ロイ・エアーズさんを彷彿とさせる心地良いグルーブを生み出しています。
暑い夏をクールダウンさせてくれるメロウな質感でありながら、どこかスピリチュアルで人間味あふれる楽曲は、静かな夏の夕暮れに1人音楽に浸りたい方や、ジャズ・ファンクやレア・グルーブを愛する方にもオススメです!
SweetieKokoroko

80年代から90年代の西アフリカン・ディスコへのオマージュとして制作されたこの楽曲は、恋人同士の遊び心や親密さを称える愛らしいテーマが魅力的です。
ホーンを中心としたアレンジに実験的なシンセサイザーやドラムマシンのサウンドが加わり、アフロビートやジャズの要素を基盤にしながらも、ネオソウルやR&B、ファンクなどのジャンルを融合させた革新的な音楽性を示しています。
本作は2025年4月にリリースされ、同年7月発売予定のセカンドアルバム『Tuff Times Never Last』の先行シングルとなっています。
暑い夏の夜に恋人と過ごす特別な時間や、友人との楽しいひと時をさらに盛り上げたい方にぴったりの一曲ですね!
Black RiceZaccai Curtis

2025年にグラミー賞最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞を受賞したアルバム『Cubop Lives!』の中でも、特に夏の暑さを心地良いグルーブで包み込んでくれる名曲です。
ビバップとアフロ・キューバン・ジャズの融合を現代的な感性で表現したザッカイ・カーティスさんの情熱が、約5分間にわたって存分に発揮されています。
本作は2024年5月にTruth Revolution Recording Collectiveから公開された作品で、カーティスさんが2016年に初めてホーンセクションを加えて録音したマムボのリメイク版となっています。
コンガとボンゴの絶妙なパーカッション・ワークを軸とした、問答無用のラテン・グルーブに身を委ねたくなること間違いなし!
夏の夜に、この曲をBGMとした贅沢な時間を過ごすなんていう聴き方もオススメですよ。
【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(11〜20)
TatomaniaChucho Valdés, Royal Quartet

キューバが誇る伝説的ピアニスト、チューチョ・バルデスさんがRoyal Quartetとともに2024年に制作したこの作品は、アフロキューバン・ジャズの真髄を感じさせる傑作です。
135BPMのテンポとGメジャーの心地良いキーで構成され、パーカッショニストのロベルト・ジュニア・ビスカイノさんへのオマージュとして生み出されました。
本作は2024年7月にシングルとして公開され、アルバム『Cuba & Beyond』に収録されています。
このアルバムは2025年のラテン・グラミー賞最優秀ラテン・ジャズ・アルバム部門にもノミネートされました。
リズミカルで情熱的なグルーブは、まさに夏の夜にぴったりの気分を演出してくれます。
真夏のパーティーやバーベキューのBGMとしても最高に盛り上がりますよ!
Sempre (feat. Djavan)Eliane Elias

ブラジル音楽界の至宝エリアーヌ・エリアスさんが、同郷の名シンガーソングライター、ジャヴァンさんとの夢のコラボレーションで生み出した珠玉のナンバー。
ポルトガル語で奏でられるメロディは、二人の音楽的ルーツと深い共鳴が感じられる美しい仕上がりです。
2024年6月にリリースされたアルバム『Time and Again』に収録されており、本作を含むアルバムは2025年グラミー賞の最優秀ラテン・ジャズ・アルバム部門にノミネートを果たしています。
洗練されたジャズとボサノヴァの要素に、R&Bのエッセンスを絶妙にブレンドしたサウンドが心地良く、まさに夏の夜にゆったりとした時間を過ごしたい方にはうってつけ!
Protest With LoveLonnie Holley

2025年1月にリリースされたこの楽曲は、愛を武器にした平和的な抗議の重要性を訴える、心に響くメッセージ・ソングです。
ロニー・ホリーさんの過酷な人生経験から生まれた深い洞察が、ゴスペル、ブルース、エレクトロニカなど多様なジャンルを融合させたサウンドと共に表現されています。
アルバム『Tonky』のリードシングルとして制作された本作は、Jacknife Leeのプロデュースのもと、The Legendary Ingramettesらとのコラボレーションで生まれました。
社会的な問題に向き合いながらも希望を失わない方、音楽を通じて深いメッセージを受け取りたい方にオススメです!
GREEN LIGHT (ft. ENNY)Moses Yoofee Trio

ベルリンを拠点に活動するコンテンポラリー・ジャズ・トリオと、ロンドン出身のラッパーENNYさんとの共演によるコラボレーション・ナンバーです。
2024年11月にリリースされた楽曲で、翌年2月のデビュー・フルアルバム『MYT』にも収録されています。
夢幻的なキーボード・サウンドと力強いドラム、滑らかなベース・ラインが織りなすジャズ・ファンクのグルーブに、ENNYさんのソウルフルなボーカルとラップが絶妙にマッチした、ジャンルを超えた魅力的な作品です。
暑い夏の夜にクールダウンしたいときや、都市的でオシャレな音楽を求める方にオススメの一曲といえるでしょう。





