【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで
皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?
じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。
今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。
最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!
【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(41〜50)
Night and DayCole Porter

1932年のミュージカル「陽気な離婚」でフレッド・アステアが歌いました。
コール・ポーターは、歌いながら踊るアステアに配慮して、わざと狭い音域で変調しながら繰り返すように作曲したそうです。
この曲は、1946年のポーターの自伝映画「夜も昼も」の主題歌にもなっています。
Stella By StarlightVictor Young

夜空が美しい夏になると聴きたくなるスタンダード・ナンバー、『星影のステラ』は、名高い作曲家、ビクター・ヤングさんが、1944年に公開されたホラー映画『呪いの家』のために作りました。
ホラー映画の中の曲と思えないほどメロディーが美しく、壮大なイメージの曲で、そのギャップに驚きます。
現在に至るまでもっともジャズアーティストや愛好家たちがが取り上げ、演奏し、録音した曲として知られているのではないでしょうか。
I Could Write A BookDinah Washington

本格的な黒さを宿したボーカル感とスタイリッシュでラグジュアリーなテイストがしっかりと押し出されたアーティスト性で人気のあるダイナーワシントンによるジャズの名曲です。
耳なじみの良さが抜群であり夏にもおすすめできる清涼感があります。
Swimming in the SkyKinga Glyk

ジャズとファンクの融合を軸に独自の音楽世界を築き上げているベーシスト、キンガ・グリックさんの感性豊かなプレイが際立つインストゥルメンタル曲を紹介しましょう。
プロデューサーにはスナーキー・パピーのマイケル・リーグさんを迎え、エアロフォンやキーボードが彩りを添える中で、キンガさんのベースはメロディアスでいてリズミカル。
スペーシーで夢幻的な空間が広がり、聴く者を心地良い空中遊泳へ誘うような一曲です。
この楽曲が収録されている、2024年1月リリース予定のアルバム『Real Life』は必聴。
暑さに悩まされる夏の日に、ひと時の涼を感じさせてくれる曲として、ぜひプレイリストに加えてみてはいかがでしょうか。
Summer NightsLonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes

いわゆる有名なジャズのスタンダード・ナンバーというわけではありませんが、暑い夏をクールダウンさせてくれる名曲を紹介します!
レア・グルーブを熱心に聴いている音楽ファンにはよく知られているピアニスト、ロニー・リストン・スミスさんが1975年にリリースしたアルバム『Visions of a New World』に収録されているナンバーです。
清涼感たっぷりのチルアウト・ミュージックとしても楽しめますし、海辺でこの曲の心地良いグルーブに身を委ねたりしたら最高に気持ちいいでしょうね……。
ちなみにこの曲、カリスマ的な人気を誇るジョーイ・バッドアスさんが初期にリリースしたミックステープ『1999』の収録曲にサンプリングされておりますので、興味のある方はチェックしてみてください!
On FireMichel Camilo

夏をオシャレな雰囲気で彩りたいという方は、こちらの『On Fire』がオススメです。
この曲はモダン・ジャズ・ピアニストの代表的な人物であるミシェル・カミロさんによってリリースされました。
モダン・ジャズというと転調が多かったりと、とっつきにくい印象があると思います。
この曲は比較的、キャッチーで陽気な雰囲気にまとめられているため、ジャズに詳しくない方でも楽しめるでしょう。
ぜひ、夏のドライブミュージックなどにお使いください。
Mack The KnifeLouis Armstrong

ハスキーなボーカルワークとスタイリッシュなサウンドテイストが普遍的なアーティストとしての価値観を強めているルイアームストロングによるジャズの名曲です。
圧倒的な知名度で聴きやすく夏にもおすすめできる高揚感ある作品となっています。