RAG MusicJazz
素敵なジャズ
search

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?

じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。

今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。

最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(61〜70)

Moanin’Art Blakey & The Jazz Messengers

ジャズ・ドラマーのアート・ブレイキーが、1958年に発表したアルバムの1曲目に入っているいるボビー・ティモンズが作曲した楽曲がこちらです。

ジャンルとしてファンキージャズと言われるこの曲は、ゴスペルのコール・アンド・レスポンスに影響を受けたイントロが印象的で、暑い演奏が暑い夏にピッタリなのではないでしょうか。

Speak LowBillie Holiday

Billie Holiday & Her Orchestra – Speak Low (Verve Records 1956)
Speak LowBillie Holiday

1943年のクルト・ヴァイルの戯曲「ヴィーナスの接吻」の劇中で、メアリー・マーチンが歌いました。

この戯曲は、ヴィーナス像に命が宿り、恋をするお話で、いつ元の彫像に戻ってしまうか分からない切なさが歌に込められています。

1948年には映画化され、映画ではエヴァ・ガードナーにより歌われています。

Fair WeatherChet Baker

夏というと日中の晴ればれとしたイメージがピッタリな、陽気な楽曲をイメージする方は多いと思います。

もちろん、そういった曲調もすばらしいのですが、なかには真夜中や深夜をイメージさせるような、暗さとしぶさを暑苦しさを感じる楽曲を聴きたいという方も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメしたい楽曲が、こちらの『Fair Weather』。

聴きなじみのない方は、偉大なトランペッターであるチェット・ベイカーさんのアレンジがオススメです。

Mood IndigoDoris Day

1930年にデューク・エリントンが作曲した「Dreamy Bluse」というインストゥルメンタル・ナンバーに、翌年アーヴィング・ミルズとバーニー・ビガードが歌詞をつけて誕生した楽曲です。

作詞された時点で、「Mood Indigo」というタイトルになったようです。

Something CoolJune Christy

Something Cool June Christy-original mono version
Something CoolJune Christy

この曲は、ジューン・クリスティのために作られた楽曲です。

夏の終わり、ある女性がバーで冷たい飲み物をオーダーしつつ、誰となく昔の自分の美しく華やかなりし頃を語りだすというシチュエーションの曲です。

タイトルの意味は、ここでは「冷たい飲み物」をさしています。

Feeling GoodMandrill

夏になると聴きたくなる曲といえば、1968年にブルックリン出身のウィルソン兄弟によって結成されたマンドリルのこちらの曲ではないでしょうか。

熱帯を感じさせるバンド名や、分厚いブラスサウンド、男性ボーカル、男性コーラス、パーカッションの多用などいい意味で暑苦しい曲が多いマンドリルは、聴くことによってより夏を楽しめるバンドです。

フェスの映像などを見れば、涼しい室内でも暑い夏を肌で感じられそうでおすすめです。

Too Darn HotMel Tormé

こちらの曲は、「ひどく暑すぎる」という意味のコール・ポーター作の1948年に公開されたミュージカル「Kiss Me、Kate」の中の曲で、暑すぎて女性とのロマンスを楽しむ気になれないというユニークな内容になっています。

暑すぎて音楽を聴く気にも慣れないときは逆にこんな曲を聴いてパワーをチャージされてはいかがでしょうか。