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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?

じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。

今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。

最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(91〜100)

Watermelon ManHerbie Hancock

Herbie Hancock – Watermelon Man (1962)
Watermelon ManHerbie Hancock

世界的な人気を集めたジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコックさんによって1962年にリリースされた作品『Watermelon Man』。

この曲はハービー・ハンコックさんが幼少期に見たスイカ売りの口上にインスパイアを受けて作られた作品で、全体的に陽気な雰囲気に仕上げられています。

渋さもかねそなえているので、夏の夜のBGMにピッタリだだと思います。

ボーカルがくわえられたカバーも存在するので、ぜひチェックしてみてください。

Mapinguari (Encantado da Mata)Amaro Freitas

ブラジル・ジャズの新星アマロ・フレイタスさんの2024年リリース作品から、アマゾンの神秘的な存在「マピンガリ」を描いた楽曲をご紹介します。

雷鳴のようなドラムとピアノの輝くフレーズで、森の生き物の息遣いを感じさせる本作。

アルバム『Y’Y』は先住民族との交流で得た叡智から生まれた、自然への敬意と警鐘を込めた秀作です。

アマゾンの神話的世界を鮮やかに描く楽曲は、暑さでお疲れ気味の心身をリフレッシュさせてくれそう。

深い精神性が宿るサウンドに身を委ねれば、聴く人それぞれの心の奥底にあるものが呼び覚まされるかもしれません。

夏の夜のひとときを、神秘的なアマゾンの森へのトリップにしてみては?

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(101〜110)

MontaraBobby Hutcherson

哀愁感あるメロディーセンスとオールディーズながらも洗練されたトラックワークがしっとりとした普遍性を提供しているボビーハッチャーソンによるジャズの名曲です。

ダウナーな質感が清涼感をうみだしており、夏にもおすすめできます。

Hot HouseCharlie Parker

アルトサックスプレーヤーCharlie Parkerの「Hot House」という楽曲です。

ビバップスタイルの確立に深く関わった人物で、ビバップの父とも言われています。

冒頭のドラムフィルが気分をふるい立たせます。

そこから流れ込むように入ってくるサックスの音色がとても気持ちいいですね。

他のジャズに比べて、少しカオスな感じがとってもかっこいい一曲です。

What’ll I DoChet Baker

爽やかな夏の夜に心地よく寄り添う楽曲です。

チェット・ベイカーさんの繊細なトランペットと儚げな歌声が、遠く離れた愛する人への切なさを表現しています。

アルバム『She Was Too Good to Me』に収録された本作は、1974年のリリース時、ベイカーさんのカムバック作として注目を集めました。

ジャズやクールジャズのファンはもちろん、静かな夜に物思いにふける時間を大切にしたい方にもぴったり。

ベイカーさんの魅力が詰まった1曲を、夏の夜空を見上げながら聴いてみてはいかがでしょうか。

Indian SummerChris Botti

もともとは1919年のオペレッタ「The Velvet Lady」のために、ヴィクター・ハーバードが用意していた曲でした。

彼の死後15年たってから、アル・デュビンが歌詞をつけて完成したといわれています。

タイトルの意味は、9月を過ぎて暦の上では秋なのに急に夏がぶり返したような暑い日を意味しています(日本でいう小春日和とは若干ニュアンスは違うようです)。

At LastEtta James

夢に見た相手とようやくめぐりあえた、という喜びを歌った曲がこちら。

エッタ・ジェームスの代表曲のように思われていますが、もともとは1941年にミュージカル映画「Orchestra Wives」のために書かれた曲で、彼女のバージョンはカバーです。

彼女のソウルフルな歌声を聴いて、暑い夏を吹き飛ばしてしまいましょう。