【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで
皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?
じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。
今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。
最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!
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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(21〜25)
Body Language (En La Carretera) ft. Sasha KeableEzra Collective

ロンドンの新興ジャズシーンをけん引する5人組が、ラテンアメリカのダンスリズムと現代のソウルミュージックを見事に調和させた意欲作です。
英国とコロンビアのルーツを持つシンガーソングライターのSasha Keableさんをフィーチャーし、2025年2月に公開された本作は、多文化が交差するロンドンの街の躍動感を巧みに表現しています。
バンドは2024年9月に公開したアルバム『Dance, No One’s Watching』で高い評価を得ており、2025年7月には初のフジロックフェスティバル出演も決定しています。
ジャズ・ピュアリストにも、ダンスミュージックファンにも心から楽しんでいただける一曲になっています。
A Summer AfternoonStan Getz

1940年代から長きに渡り活躍し、テナー・サックスの名手として人気を博したスタン・ゲッツさん。
その確かなテクニックと、本人の持つ都会的なクールネス、独特の叙情性で魅せるプレイに魅了されたジャズ・ファンは多いです。
そんなゲッツさんが1961年に録音、編曲家のエディ・ソーターさんをコラボレーション相手として迎えて、1962年にリリースしたアルバム『Focus』に収録された1曲を紹介します。
サックスの豊潤な音色を軸として、音数を押さえた前半のアレンジから、美麗なストリングスに包まれるような後半以降の展開が実に素晴らしいです。
こんな上品で美しい曲を、まさにタイトル通りに夏の午後に聴いたら気分も最高です!
The Summer WindMadeleine Peyroux

『The Summer Wind』は、もともとはドイツの作曲家によって書かれたもので、ジャズのスタンダード・ナンバーとして長く愛されている楽曲です。
巨匠フランク・シナトラさんが、1966年に録音したバージョンが最も有名なのではないでしょうか。
シナトラさん以外にも多くのアーティストに歌われている名曲ですが、今回は素晴らしい歌声とソングライティング・センスを持った女性シンガーソングライターのマデリン・ペルーさんによるカバーを紹介します。
自作曲に加えてバラエティ豊かな楽曲のカバーを収録した、2006年リリースのアルバム『Half the Perfect World』に収録されています。
まさに夏の暑さを和らげてくれる風のような、ジャジーな味わいを持った清涼感あふれるポップスとスモーキーな歌声に心も体も癒されます。
SummertimeElla Fitzgerald & Louis Armstrong

夏をイメージしたジャズと言えば、まずこちらの『Summertime』を思い出す方は多いと思います。
ジャズの定番ともいえる名曲ですが、実はこの曲……。
もともとはジャズではなくオペラでした。
『ポーギーとベス』というオペラのアリアとして1935年にリリースされた作品で、ロックやR&Bなど、ジャズを含めさまざまなジャンルでカバーされています。
エラ・フィッツジェラルドさんとルイ・アームストロングさんのバージョンは、静かな夏の深夜をイメージさせるようなアレンジに仕上げられているのが印象的ですよね。
【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(26〜30)
My Baby Just Cares For MeNina Simone

スモーキーでダビーなテイスト感を内包したアーティスト性で洗練された聴き心地を演出してくれるニーナシモンによるジャズの名曲です。
心地の良い内容でテンションを高めてくれる夏にもおすすめできる作品となっています。
A Night In TunisiaDizzy Gillespie

『チュニジアの夜』という邦題で知られているモダン・ジャズのスタンダード・ナンバー。
1942年にトランペット奏者のディジー・ガレスピーが、ピアニストのフランク・パパレリとの共作で作曲した楽曲です。
独特のエキゾチックな雰囲気を持つテーマと、それぞれの楽器のソロ演奏が印象的な楽曲です。
作曲から程なく『インタールード』という題名で「チュニジア」とは無関係な歌詞が付けられましたが、その後、歌手でもあるジョン・ヘンドリックスによって原題に沿った内容の歌詞が付けられました。
Summer Samba( So Nice)Diana Krall

原曲は、1966年マルコス・ヴァーリが作曲した「Samba de Verao」です。
兄パウロ・ヴァーリが歌詞をつけてブラジルで発表、それをオルガン奏者のワルター・ワンアレイがレコード化しアメリカでも大ヒットしました。
英語詞では「So Nice」ともいわれています。