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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?

じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。

今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。

最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(81〜100)

SummertimeCharlie Parker

伝説のアルトサックス奏者、チャーリー・パーカーがストリングスと共演しているこちらのサマータイムはもともとオペラ「ポギーとペス」の主題歌として、ガーシュインによってつくられました。

暗い雰囲気が漂うこの曲は、速いテンポで演奏されることも多いですが、彼は原曲を大きく崩すことなく、忠実にバラードで美しく演奏しています。

Fair WeatherChet Baker

夏というと日中の晴ればれとしたイメージがピッタリな、陽気な楽曲をイメージする方は多いと思います。

もちろん、そういった曲調もすばらしいのですが、なかには真夜中や深夜をイメージさせるような、暗さとしぶさを暑苦しさを感じる楽曲を聴きたいという方も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメしたい楽曲が、こちらの『Fair Weather』。

聴きなじみのない方は、偉大なトランペッターであるチェット・ベイカーさんのアレンジがオススメです。

What’ll I DoChet Baker

爽やかな夏の夜に心地よく寄り添う楽曲です。

チェット・ベイカーさんの繊細なトランペットと儚げな歌声が、遠く離れた愛する人への切なさを表現しています。

アルバム『She Was Too Good to Me』に収録された本作は、1974年のリリース時、ベイカーさんのカムバック作として注目を集めました。

ジャズやクールジャズのファンはもちろん、静かな夜に物思いにふける時間を大切にしたい方にもぴったり。

ベイカーさんの魅力が詰まった1曲を、夏の夜空を見上げながら聴いてみてはいかがでしょうか。

Blue SandsChico Hamilton

ウエスト・コースト・シーンを代表するドラマー、チコ・ハミルトンさん。

クール・ジャズやウエスト・コースト・ジャズを知る上では、さけては通れないドラマーですね。

そんな彼の作品のなかでも、特に夏にオススメしたい名曲が、こちらの『Blue Sands』。

ハッキリ言って、この曲は一般的な夏のイメージとはかけ離れており、どちらかというとトレーニングやサウナでのBGMにオススメです。

暑苦しい夏にさらに自分を追い詰めたいときに、ぜひ聴いてみてください。

Indian SummerChris Botti

もともとは1919年のオペレッタ「The Velvet Lady」のために、ヴィクター・ハーバードが用意していた曲でした。

彼の死後15年たってから、アル・デュビンが歌詞をつけて完成したといわれています。

タイトルの意味は、9月を過ぎて暦の上では秋なのに急に夏がぶり返したような暑い日を意味しています(日本でいう小春日和とは若干ニュアンスは違うようです)。