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【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ

「ジャズってなんだか敷居が高いし古い音楽って気がする……」そんな先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

音楽ジャンルとして長い歴史を持つジャズですが、世代を超えて愛され続けているスタンダードナンバーを繰り返し演奏しているだけではなく、音楽の新たな可能性を感じさせるような新世代のジャズミュージシャンが世界中で活躍しているのですよ。

こちらの記事では幅広い視点で「最新のジャズ」をお届けしています。

クラシックなジャズアルバムしか聴いていないという方も、ジャズに抵抗があるという方も、皆さんぜひ一度チェックしてみてください!

【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(31〜40)

Clear WaterMeshell Ndegeocello

Meshell Ndegeocello – Clear Water (Official Video) ft. Deantoni Parks, Jeff Parker, Sanford Biggers
Clear WaterMeshell Ndegeocello

ミシェル・ンデゲオチェロさんといえば、ジャズやR&B、ファンク、ソウル、ヒップホップなど、様々なジャンルを縦横無尽に操るマルチな才能を持つアーティストとして知られています。

彼女が2023年6月にリリースしたアルバム『The Omnichord Real Book』からのシングルカットとして発表された『Clear Water』は、ンデゲオチェロさんの音楽的ルーツを色濃く反映したソウルフルな1曲。

ジェフ・パーカーさんのブルージーなギターとジャスティン・ヒックスさんのボーカルが絡み合う、Sly Stoneからインスピレーションを受けたという本作は、ンデゲオチェロさんの音楽の真髄とも言える深みのある情感が凝縮された傑作です。

両親を亡くした経験を経て生まれた『The Omnichord Real Book』を通して、彼女が伝えたいのは音楽の持つ圧倒的な力。

悲しみや苦しみといった感情と向き合いながらも、想像力を存分に発揮して作り上げたサウンドは、聴く者の心に深く染み渡ることでしょう。

Jan JanGrant Green

2018年に重要なライブを収めた2作品が発売されたことで再び注目を集めるジャズ・ギタリスト、グラント・グリーン。

彼はビ・バップやオーソドックスなスタンダード・ジャズもプレイしていますが、なんといっても人気の高いのは1970年代に展開したジャズ・ファンク路線です。

1971年に発表されたライブ盤に収められた同曲では、彼の畳みかけるようなファンク・ギターが堪能できます。

Kiss MeMOON

2018年2月リリースのMoonのアルバム「Kiss Me」のタイトル曲です。

程よいスイング感とMoonのクセのない奇麗な歌声が抵抗なく聴ける曲になっています。

他の曲もJAZZの名曲がそろっているアルバムです。

WakeVijay Iyer Sextet

Vijay Iyer Sextet – Wake | ECM Records
WakeVijay Iyer Sextet

モダンジャズの中でも独自の地位を築いているピアニストのVijay Iyer。

Michael JacksonのHuman Natureのカバーなど、トリオの作品が有名です。

こちらはさらに3つの管楽器を加えた編成で、より荘厳な雰囲気に。

映画のサウンドトラックの趣さえありますね。

Street Fighter MasKamasi Washington

1981年にアメリカ西海岸で生まれたサックス奏者、カマシ・ワシントンは、現代ジャズを語る上で欠かせないアーティストのひとり。

オーソドックスなジャズをベースにしながらも、ヒップホップなどのクラブ・ミュージックからクラシック音楽までも貪欲に吸収したその音楽性は独自の壮大な宇宙を聴く者に感じさせます。

【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(41〜50)

SpiralBrad Mehldau Trio

Brad Mehldau Trio – Spiral (Official Audio)
SpiralBrad Mehldau Trio

現行ジャズのナンバーワンピアニストとも言われている、Brad Mehldauを率いるトリオによる最新作。

Brad Mehldauといえば、なんと言ってもアレンジ力が素晴らしく、どんな古典な曲でも最新のものに変化させる実力のある素晴らしいアーティストです。

Blood Calls BloodChristian Scott aTunde Adjuah

ビッグチーフであるドナルド・ハリソン・シニアの孫として、ニューオーリンズの伝統に根差しながらも、新しい音楽的表現を模索し続けるチーフ・シアン・ア・トゥンデ・アジュアさん。

彼がデザインした特殊な楽器を使ったサウンドは、先祖を追悼する呪文のようなボーカルと共鳴し、アフリカから強制連行された人々の経験を彷彿とさせます。

アルバム『Bark Out Thunder Roar Out Lightning』では、ニューオーリンズやアフリカのルーツを現代的なアプローチで表現、マイルス・デイヴィスやサン・ラ、フェラ・クティを想起させる野生的なグルーヴが生み出されています。

本作は2023年7月にリリースされたばかりの意欲作で、ジャズやフュージョンだけでなく様々なジャンルを超越した普遍的なメッセージ性を持っています。

音楽を通して文化や社会についての洞察を深めたい方にぜひオススメしたい1枚です。