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【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ

「ジャズってなんだか敷居が高いし古い音楽って気がする……」そんな先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

音楽ジャンルとして長い歴史を持つジャズですが、世代を超えて愛され続けているスタンダードナンバーを繰り返し演奏しているだけではなく、音楽の新たな可能性を感じさせるような新世代のジャズミュージシャンが世界中で活躍しているのですよ。

こちらの記事では幅広い視点で「最新のジャズ」をお届けしています。

クラシックなジャズアルバムしか聴いていないという方も、ジャズに抵抗があるという方も、皆さんぜひ一度チェックしてみてください!

【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ(11〜15)

Ri:ngjizue

耳の奥に響く豊かなピアノの旋律から始まり、力強いドラムとベースが織りなすグルーヴ感、繊細かつダイナミックなギターワークが溶け合った美しいインストゥルメンタル作品。

jizueの音楽性の本質とも言える、ジャズとロックの融合による独自のサウンドが見事に結実しています。

本作は2025年5月発売のアルバム『Mer』からの先行配信曲として2025年2月にリリースされ、NHKドラマ10『宙わたる教室』の音楽も手掛けるなど、精力的に活動を展開中のバンドの新たな一面を感じさせますね。

力強いビートと繊細なメロディが絡み合う本作は、ドライブ中のBGMとしてもぴったりですし、仕事や勉強の集中したい時間にも心地よく寄り添ってくれることでしょう。

RemembranceChick Corea · Béla Fleck

ピアノとバンジョーという異色の組み合わせが織りなす、新たな音の探求を示すインストゥルメンタル作品です。

偉大なジャズ・ピアニストとバンジョーの革新者による深い音楽的結びつきから生まれた2019年のライブ録音と、コロナ禍に制作された音源が見事に調和しています。

2024年5月にリリースされたアルバム『The Enchantment』に収録され、第67回グラミー賞で最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞。

二人のコラボレーションでは、ジャズやブルーグラス、クラシックなど多彩な要素を自在に操りながら、自由な音楽性を追求しています。

即興演奏の醍醐味とパートナーシップの深さを堪能できる本作は、ジャズの新境地を切り開く意欲作として、幅広い音楽愛好家の心を魅了することでしょう。

LoveMeshell Ndegeocello

Meshell Ndegeocello – Love (Official Video)
LoveMeshell Ndegeocello

ジェームズ・ボールドウィンの名言からインスピレーションを得た珠玉のソウルナンバーが、2024年6月にミシェル・ンデゲオチェロさんによって公開されました。

クリス・ブルースとの共同プロデュースによる本作は、ソウルフルなベースラインとジャジーなサックス、そしてゴスペル的な要素を見事に調和させた壮大なサウンドスケープを築き上げています。

ジャスティン・ヒックスのバックコーラスや、ステイシアン・チンの詩的なスポークンワードが、作品の深みをさらに引き立てる効果を生んでいます。

アルバム『No More Water: The Gospel of James Baldwin』に収録された本作は、2024年8月のBRIC Celebrate Brooklyn Festivalでも披露され、観客を魅了しました。

内省的な歌詞と重厚なアレンジメントが織りなす本作は、静かな夜のドライブや、深い思索の時間にぴったりの一曲ですよ。

Buono TimeH ZETTRIO

H ZETTRIO / Buono Time [MUSIC VIDEO]
Buono TimeH ZETTRIO

軽やかなピアノのタッチとグルーヴィーなリズム隊が織りなす、心躍るジャズサウンド。

2025年2月にH ZETTRIOが節目となる100曲目の配信シングルとして手掛けた本作は、イタリア語と英語を組み合わせたユニークなタイトルが物語るように、遊び心とポジティブなエネルギーに満ち溢れています。

彼らのトレードマークであるH ZETT Mさんの無重力奏法による超絶技巧と、リズム隊の骨太なサウンドが見事に調和しています。

2025年2月のBLUE NOTE TOKYOでのライブイベントでも披露され、会場を沸かせた本作は、NECのノートPC「LAVIE Note NEXT」のCMソングとしても起用。

ジャズファンはもちろん、洗練された都会的なサウンドを求める音楽ファンにもおすすめの一曲です。

do they doSam Gendel · Nate Mercereau

エレクトロニクスを駆使した実験的なサウンドスケープが広がる、まさに現代のクロスオーバー・ジャズの魅力が詰まった作品です。

サム・ゲンデルさんのサックスとネイト・マーセローさんのギターが織りなす音の波紋は、中世の雰囲気漂うアンビエントな空間を描き出します。

古典的な楽器とデジタルエフェクトが響き合い、ジャンルの枠を軽やかに超えていく音楽体験に引き込まれることでしょう。

アルバム『digi-squires』に収録された本作は、2025年4月にレーベル「Fresh Bread」からリリースされた作品です。

瞑想的な雰囲気を持つ本作は、静かな夜のドライブや読書のお供として、また創作活動のインスピレーション源としても心強い一曲となるはずです。