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モダンジャズの名盤。ジャズの歴史を形作った必聴アルバム

モダンジャズの名盤。ジャズの歴史を形作った必聴アルバム
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モダンジャズの名盤。ジャズの歴史を形作った必聴アルバム

「モダン・ジャズ」とは、「ダンスミュージック的なスウィング・ジャズ(ビッグバンド・ジャズ)」が流行した後の1940年代に発生した、アドリブ(即興演奏)によるソロが特徴の少人数編成によるジャズのことを言います。

「モダン」とは「現代的」という意味ではありますが、「モダン・ジャズ」という言葉は、電気楽器を導入したフュージョン/クロスオーバーと呼ばれるジャンルが出てくるより前のものを指します。

今回は、そんなモダンジャズの中でも外せない名盤を中心にセレクトしました。

初めてジャズを聴く方向けのカタログとしてもオススメですよ。

モダンジャズの名盤。ジャズの歴史を形作った必聴アルバム(1〜20)

Moanin’Art Blakey & The Jazz Messengers

アート・ブレイキーはジャズ・ドラマーです。

「モーニン」はブルーノートのアイコン的な存在の曲で、ファンキー・ジャズというジャンルを確立したとされています。

この曲が収録された同名タイトルのスタジオアルバムは1958年に発表されました。

Waltz for DebbyBill Evans

ビル・エヴァンスが1961年にマンハッタンのジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」で行ったセッションを録音したアルバムです。

表題曲の「ワルツ・フォー・デビイ」は、エヴァンスの姪に捧げられた曲で、本アルバムでの演奏で広く知られるようになりました。

日本では特に愛されてきた作品で、日本レコード協会のゴールドディスクにも認定されています。

Now’s The TimeCharlie Parker

チャーリー・パーカーはアルトサックス奏者です。

全盛期は1940年代の後半です。

天才的なアドリブ奏者として知られていました。

その才能を最もよく伝えているのが本作です。

録音は1952年と53年、ニューヨークで行われました。

彼以降のジャズミュージシャン達のアドリブは、多かれ少なかれチャーリー・パーカーの影響を受けていると言われています。

Kind of BlueMiles Davis

Miles Davis – So What (Official Audio)
Kind of BlueMiles Davis

ジャズの歴史を象徴するトランペッターとして名高いマイルスが、1959年に発表したアルバムです。

日本では「ジャズの帝王」と呼ばれることもあるマイルス。

本作はモダンジャズにおいて、不動の地位を占める傑作と評されています。

発売から現在に至るまで、ジャズ作品としては異例のロングセラーを続ける作品です。

Somethin’ ElseCannonball Adderley

アルトサックスプレイヤーのキャノンボール・アダレイが、マイルス・デイヴィスと組んでブルーノートから1958年に発表したアルバムです。

特に本作収録の「枯葉」(Autumn Leaves)は、その特徴的なイントロを含め、スタンダードジャズドナンバーの名演として広く愛されています。

We Get RequestsOscar Peterson

オスカー・ピーターソンはジャズ界きっての技巧派と言われたピアニストでした。

ハッピーで明快な演奏を信条としていたことは、収録曲の「酒とバラの日々」を聴けばすぐにわかるでしょう。

ジャズを初めて聴く人にもぴったりの作品です。

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