【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム
モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。
当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。
ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。
この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。
ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。
- 【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲
- 【まずはこの1枚】ジャズの名盤。必聴のアルバムセレクション
- 【ジャズの殿堂】ブルーノート・レコードの名盤。おすすめのジャズアルバム
- 有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち
- 【2025】ジャズボーカルの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
- 【洋楽】ジャズギターの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
- ジャズピアノの名盤~定番の1枚から現代の人気作まで~
- 【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】
- ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲
- 入門!ジャズ初心者におすすめの名曲・スタンダードナンバーまとめ
【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(31〜40)
Soul StationHank Mobley

テナー・サックス奏者、ハンク・モブレーが1960年に発表した彼の代表作です。
ピアノにウィントン・ケリー、ベースにポール・チェンバース、そしてドラムにアート・ブレイキーという超一流のリズムセクションを得て、ハンクが端正な演奏を披露しています。
時に地味な印象で語られることもある彼ですが、このアルバムのクオリティは秀逸です。
Sonny Side UpDizzy Gillespie

ディジー・ガレスピーは、頬をいっぱいにふくらませた豪快な演奏で知られたトランペット奏者です。
本作は1959年に発売されました。
共演者は、テナーサックス奏者として有名なソニー・ロリンズと同じくテナーサックス奏者のソニー・スティットです。
3人の演奏バトルが楽しめるモダンジャズの名盤です。
Blue’s MoodsBlue Mitchell

タイトルの通り、ブルー・ミッチェルの雰囲気が存分に楽しめるアルバムです。
どの曲もすばらしいですが、中でも『I’ll Close My Eyes』、『Scrapple from the Apple』などがとくに名演として知られているのではないでしょうか。
Speak No EvilWayne Shorter

現在でもジャズミュージシャンに愛されているナンバーがたくさん詰まったこちらのウェイン・ショーターのアルバムは、ブルーノートレーベルのアルバムの中でも有名なもののひとつです。
このジャケットの東洋人の女性は当時のウェイン・ショーター夫人、テルカ・アイリーン・ナカガミですが、エキゾチックなムードがアルバムの内容と合っていますね。
Midnight BlueKenny Burrell

ジャズギターの名手、ケニー・バレルの代表アルバムがこちら。
1963にリリースされたこのアルバムではケニー・バレルのゴキゲンなスイングプレイや、スタンリー・タレンタインのソウルフルなソロなどを堪能できます。
ギター愛好家必須アルバムのひとつです。
【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(41〜50)
Study In BrownClifford Brown

ジャズ・トランペット奏者、クリフォード・ブラウンがドラマー、マックス・ローチと組んで1955年に録音したアルバムです。
本作は彼の代表作です。
メリハリのついた演奏が素晴らしく、活躍を期待されていましたが、1956年に交通事故に遭い25歳という若さで亡くなっています。
Bass On TopPaul Chambers

アルバムタイトル通り、ベース奏者ポール・チェンバースのベースのリーダー作、1957年発表のアルバムです。
ベースを前面に出した作品は当時としては珍しいものでした。
その他のセクション(ギター、ピアノ、ドラム)のどこに焦点を当てるかによっても、楽しみ方が変わるおもしろい一枚です。