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【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム

モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。

当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。

ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。

この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。

ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。

【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(31〜40)

Chet Baker SingsChet Baker

ジャズ・トランペット奏者、チェット・ベイカーが1956年に発表したアルバムで、トランペット演奏だけでなく自ら歌を歌っています。

中でも、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は有名なスタンダードナンバーですが、中性的でどこか寂しげな彼の歌声により、さらにその魅力を増しています。

Sonny Side Up

Sonny Side UpDizzy Gillespie

Sonny Rollins, Dizzy Gillespie, Sonny Stitt – Sonny Side Up ( Full Album )
Sonny Side UpDizzy Gillespie

ディジー・ガレスピーは、頬をいっぱいにふくらませた豪快な演奏で知られたトランペット奏者です。

本作は1959年に発売されました。

共演者は、テナーサックス奏者として有名なソニー・ロリンズと同じくテナーサックス奏者のソニー・スティットです。

3人の演奏バトルが楽しめるモダンジャズの名盤です。

Soul StationHank Mobley

Hank Mobley – If I Should Lose You
Soul StationHank Mobley

テナー・サックス奏者、ハンク・モブレーが1960年に発表した彼の代表作です。

ピアノにウィントン・ケリー、ベースにポール・チェンバース、そしてドラムにアート・ブレイキーという超一流のリズムセクションを得て、ハンクが端正な演奏を披露しています。

時に地味な印象で語られることもある彼ですが、このアルバムのクオリティは秀逸です。

Blue’s Moods

Blue’s MoodsBlue Mitchell

タイトルの通り、ブルー・ミッチェルの雰囲気が存分に楽しめるアルバムです。

どの曲もすばらしいですが、中でも『I’ll Close My Eyes』、『Scrapple from the Apple』などがとくに名演として知られているのではないでしょうか。

Go

GoDexter Gordon

サックスのアルバムの中でも超名盤といわれるこちらの『GO』は、1962年にリリースされたデクスター・ゴードンの代表作のひとつです。

バックのトリオのシャキシャキとした歯切れのよい演奏が、デクスター・ゴードンのレイドバックした演奏と対になり、すばらしい効果を生み出しています。

【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(41〜50)

When Farmer Mets GryceArt Farmer

アート・ファーマーはトランペット奏者です。

彼がアルトサックス奏者、ジジ・グライスとタッグを組んだのが本作です。

まったくタイプの異なる二人がコンビを組んだことで、おもしろい効果が作品に生まれました。

収録曲「ブルー・ライツ」は人気の一曲です。

Lee Morgan Vol.3Lee Morgan

I Remember Clifford (Rudy Van Gelder Edition / Remastered 2007)
Lee Morgan Vol.3Lee Morgan

このアルバムを発売した当時まだ若干18歳だった、リー・モーガンの1957年の作品です。

天才トランペッターと言われ、25歳でこの世を去ったトランペット奏者クリフォード・ブラウンに捧げた「アイ・リメンバー・クリフォード」を収録しています。

リー・モーガン自身も33歳という若さで亡くなっています。