【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム
モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。
当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。
ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。
この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。
ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。
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【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
Giant StepsJohn Coltrane

モダンジャズの歴史を塗り替えたアメリカのサックス奏者、ジョン・コルトレーンさんの代表作『Giant Steps』。
1960年に発表されたこの作品は、彼が初めて全曲オリジナルで構成した記念碑的なアルバムなんです!
彼の代名詞「コルトレーン・チェンジ」という複雑なハーモニーは、まるで音の迷宮のようで、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。
超絶技巧の応酬はスリリングですが、妻や娘に捧げた愛情深い楽曲も収録されているんですよ。
音楽の新たな可能性に挑む情熱と、人間味あふれる温かさの両面を味わえる、奥深い魅力に満ちた一枚といえるでしょう。
Blue TrainJohn Coltrane

名曲『Moment’s Notice』が入ったことにより、より有名で愛聴者が増えたのではないかと思われるこちらのアルバムはコルトレーンの代表アルバムのひとつです。
タイトル曲の『Blue Train』は、ジョン・コルトレーン、リー・モーガンとカーティス・フラーのテーマのハーモニーがとても美しいです。
St. ThomasSonny Rollins

ジャズサックス奏者、ソニー・ロリンズがニュージャージーで録音し1956年に発表したアルバムです。
発売後すぐ欧米で評判になり、一躍彼の名を有名にした作品です。
現在もなお彼の代表作と言われており、明るく温かみのある演奏が特徴です。
Cool Struttin’Sonny Clark

ブルー・ノートを代表する名盤として必ず名前が挙がるのが本作です。
特に日本で人気があり、通りを闊歩するタイトスカートの女性の脚が写ったジャケ写も有名です。
モダンジャズ初心者の入門編的音源としておすすめです。
1958年に録音されました。
Maiden VoyageHerbie Hancock

ブルーノートレーベルからデビューし、マイルス・デイヴィスに見出されたジャズピアニスト、ハービー・ハンコック。
シンセサイザーの導入により、フュージョンシーンでもその名を知られる彼ですが、モダンジャズのジャンルにおいても名盤を残しています。
本作は彼にとって5枚目のアルバムで、作品のコンセプト「海」の通り、透明感のあるサウンドが特徴です。
Brilliant CornersThelonious Monk

セロニアス・モンクはアメリカのジャズ・ピアニストです。
死後に再評価されるようになった不遇のアーティストでしたが、現在ではジャズシーンにおける巨人の一人として評価されています。
本作は1957年に発表されたアルバムで、彼の代表作のひとつ。
独特の和音使いやリズムから、彼の先進性が感じられます。
【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
My Favorite ThingsJohn Coltrane

サックス奏者、ジョン・コルトレーンさんによる名盤として知られる『My Favorite Things』。
元はミュージカルの楽曲ですが、コルトレーンさんの手にかかると、万華鏡のように表情を変える情熱的なジャズへと生まれ変わります。
この作品は、彼がソプラノ・サックスを本格的に使い始めたことで有名で、グラミー賞の殿堂入りも果たしました。
誰もが知るメロディーから、モード・ジャズと呼ばれる奥深い即興演奏の世界へ誘われる構成も、多くの人を惹きつける理由の一つ。
ジャズの持つ自由な精神を味わいたい方に、まず聴いてほしい一枚です。