【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム
モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。
当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。
ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。
この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。
ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。
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【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
CherokeeClifford Brown

伝説的なジャズ・トランペット奏者、クリフォード・ブラウンさんの『Study in Brown』は、ハード・バップを代表する傑作として知られる名盤です。
1955年にクリフォード・ブラウン/マックス・ローチ・クインテット名義で発表され、「Sandu」などの収録曲は後にジャズの定番となり、さまざまなメディアで引用されています。
ブラウンさんの温かくも華麗なトランペットと、バンドが一体となった熱気あふれるアンサンブルがとにかく圧巻!
スタジオ録音でありながら、まるでライブ会場にいるかのような臨場感と、緻密に練られた構成を同時に味わえるのが大きな魅力となっています。
モダンジャズが持つエネルギーと洗練された演奏の神髄に触れたい方に、ぜひ聴いていただきたい作品です。
Song For My FatherHorace Silver

ハードバップの代表的存在として知られるアメリカのピアニスト、ホレス・シルヴァーさん。
1965年発表の『Song For My Father』は、彼のキャリアを象徴するモダンジャズの金字塔です。
アルバム全体に流れるのは、ブルースやゴスペルに、ラテンやアフリカの要素を融合させた、陽気で心躍るサウンド!
特にタイトル曲は、ブラジル旅行で得たひらめきと父への想いから生まれたことで知られています。
覚えやすいメロディと心地よいリズムは、後のポップスにも影響を与えたほど。
ジャズの世界に触れてみたい方にぴったりの一枚といえます。
リズミカルなピアノに身を任せて、ファンキーな雰囲気を楽しむのもオススメですよ!
A Night in TunisiaArt Blakey & The Jazz Messengers

伝説的ドラマー、アート・ブレイキーさんが率いたアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ。
彼らの『A Night in Tunisia』は、ハードバップを代表する名盤としてあまりにも有名な作品です。
このグループは若手ジャズ奏者の登竜門としても知られ、本作でも才能あふれる演奏が楽しめます。
アフロ・キューバンリズムが炸裂する情熱的な演奏は、ジャズの持つ力強さをダイレクトに伝えてくれます。
特に、2人のサックス奏者による火花散るようなソロの応酬は圧巻!
モダンジャズの熱気と興奮を全身で感じたい方に、ぜひ聴いてほしい一枚ですよ。
Giant StepsJohn Coltrane

モダンジャズの歴史を塗り替えたアメリカのサックス奏者、ジョン・コルトレーンさんの代表作『Giant Steps』。
1960年に発表されたこの作品は、彼が初めて全曲オリジナルで構成した記念碑的なアルバムなんです!
彼の代名詞「コルトレーン・チェンジ」という複雑なハーモニーは、まるで音の迷宮のようで、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。
超絶技巧の応酬はスリリングですが、妻や娘に捧げた愛情深い楽曲も収録されているんですよ。
音楽の新たな可能性に挑む情熱と、人間味あふれる温かさの両面を味わえる、奥深い魅力に満ちた一枚といえるでしょう。
Maiden VoyageHerbie Hancock

ブルーノートレーベルからデビューし、マイルス・デイヴィスに見出されたジャズピアニスト、ハービー・ハンコック。
シンセサイザーの導入により、フュージョンシーンでもその名を知られる彼ですが、モダンジャズのジャンルにおいても名盤を残しています。
本作は彼にとって5枚目のアルバムで、作品のコンセプト「海」の通り、透明感のあるサウンドが特徴です。
Brilliant CornersThelonious Monk

セロニアス・モンクはアメリカのジャズ・ピアニストです。
死後に再評価されるようになった不遇のアーティストでしたが、現在ではジャズシーンにおける巨人の一人として評価されています。
本作は1957年に発表されたアルバムで、彼の代表作のひとつ。
独特の和音使いやリズムから、彼の先進性が感じられます。
【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
Somethin’ ElseCannonball Adderley

アルトサックスプレイヤーのキャノンボール・アダレイが、マイルス・デイヴィスと組んでブルーノートから1958年に発表したアルバムです。
特に本作収録の「枯葉」(Autumn Leaves)は、その特徴的なイントロを含め、スタンダードジャズドナンバーの名演として広く愛されています。





