【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム
モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。
当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。
ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。
この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。
ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。
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【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
Moanin’Art Blakey & The Jazz Messengers

アート・ブレイキーはジャズ・ドラマーです。
「モーニン」はブルーノートのアイコン的な存在の曲で、ファンキー・ジャズというジャンルを確立したとされています。
この曲が収録された同名タイトルのスタジオアルバムは1958年に発表されました。
Blue TrainJohn Coltrane

名曲『Moment’s Notice』が入ったことにより、より有名で愛聴者が増えたのではないかと思われるこちらのアルバムはコルトレーンの代表アルバムのひとつです。
タイトル曲の『Blue Train』は、ジョン・コルトレーン、リー・モーガンとカーティス・フラーのテーマのハーモニーがとても美しいです。
Cool Struttin’Sonny Clark

ブルー・ノートを代表する名盤として必ず名前が挙がるのが本作です。
特に日本で人気があり、通りを闊歩するタイトスカートの女性の脚が写ったジャケ写も有名です。
モダンジャズ初心者の入門編的音源としておすすめです。
1958年に録音されました。
St. ThomasSonny Rollins

ジャズサックス奏者、ソニー・ロリンズがニュージャージーで録音し1956年に発表したアルバムです。
発売後すぐ欧米で評判になり、一躍彼の名を有名にした作品です。
現在もなお彼の代表作と言われており、明るく温かみのある演奏が特徴です。
Maiden VoyageHerbie Hancock

ブルーノートレーベルからデビューし、マイルス・デイヴィスに見出されたジャズピアニスト、ハービー・ハンコック。
シンセサイザーの導入により、フュージョンシーンでもその名を知られる彼ですが、モダンジャズのジャンルにおいても名盤を残しています。
本作は彼にとって5枚目のアルバムで、作品のコンセプト「海」の通り、透明感のあるサウンドが特徴です。
Brilliant CornersThelonious Monk

セロニアス・モンクはアメリカのジャズ・ピアニストです。
死後に再評価されるようになった不遇のアーティストでしたが、現在ではジャズシーンにおける巨人の一人として評価されています。
本作は1957年に発表されたアルバムで、彼の代表作のひとつ。
独特の和音使いやリズムから、彼の先進性が感じられます。
【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
RefugeNEW!Andrew Hill

ピアニスト、アンドリュー・ヒルさんによる作品であり、モダンジャズの名盤として知られる『Point Of Departure』。
エリック・ドルフィーさんらスター級の奏者が集結した、ブルーノートレーベルの傑作です。
アヴァンギャルドな響きやスリリングな展開が、聴き手だけでなく、演奏者自身の感情も揺さぶる、情熱的なセッションが魅力!
演奏中にメンバーが涙したという有名な逸話も、この作品の感動的な背景を物語っています。
決まりきったジャズの枠を飛び越えたい方や、知的で自由な音の世界に触れたい方に、ぜひおすすめしたい一枚といえるでしょう。