【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム
モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。
当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。
ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。
この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。
ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。
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【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
RefugeAndrew Hill

ピアニスト、アンドリュー・ヒルさんによる作品であり、モダンジャズの名盤として知られる『Point Of Departure』。
エリック・ドルフィーさんらスター級の奏者が集結した、ブルーノートレーベルの傑作です。
アヴァンギャルドな響きやスリリングな展開が、聴き手だけでなく、演奏者自身の感情も揺さぶる、情熱的なセッションが魅力!
演奏中にメンバーが涙したという有名な逸話も、この作品の感動的な背景を物語っています。
決まりきったジャズの枠を飛び越えたい方や、知的で自由な音の世界に触れたい方に、ぜひおすすめしたい一枚といえるでしょう。
Back At The Chicken ShackJimmy Smith

オルガン奏者、ジミー・スミスさんによるソウル・ジャズの名盤として名高い『Back at the Chicken Shack』。
ハモンド・オルガンをジャズの主役へと押し上げた彼の代表作の一つです。
1963年に発表された本作は、ブルースの色濃いフィーリングと、温かくグルーヴィーな演奏が印象的な作品。
まるで「鶏小屋」での気ままなセッションを聴いているような、リラックスした雰囲気に満ちています。
後にNEAジャズマスターとなる名手たちの心地よい掛け合いに、思わず体が揺れてしまうことも!
難しいことを考えずに音楽を楽しみたい時や、気分を上げたい時にぴったりの一枚です。
Somethin’ ElseCannonball Adderley

アルトサックスプレイヤーのキャノンボール・アダレイが、マイルス・デイヴィスと組んでブルーノートから1958年に発表したアルバムです。
特に本作収録の「枯葉」(Autumn Leaves)は、その特徴的なイントロを含め、スタンダードジャズドナンバーの名演として広く愛されています。
Now’s The TimeCharlie Parker

チャーリー・パーカーはアルトサックス奏者です。
全盛期は1940年代の後半です。
天才的なアドリブ奏者として知られていました。
その才能を最もよく伝えているのが本作です。
録音は1952年と53年、ニューヨークで行われました。
彼以降のジャズミュージシャン達のアドリブは、多かれ少なかれチャーリー・パーカーの影響を受けていると言われています。
Helen MerrillHelen Merrill

ハスキーボイスが魅力的な女性ボーカリスト、ヘレン・メリルが、トランペット奏者クリフォード・ブラウンと組んで1954年に録音したアルバムです。
何と言っても2曲目の「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は名演として知られ、一度聴いたら忘れられないほど強烈な印象を残します。
We Get RequestsOscar Peterson

オスカー・ピーターソンはジャズ界きっての技巧派と言われたピアニストでした。
ハッピーで明快な演奏を信条としていたことは、収録曲の「酒とバラの日々」を聴けばすぐにわかるでしょう。
ジャズを初めて聴く人にもぴったりの作品です。
Take FiveDave Brubeck Quartet

ピアニスト、デイヴ・ブルーベックがサックス奏者のポール・デズモンドと組んで1959年に発表したアルバムです。
収録曲の中でも特に5拍子を取り入れた「テイク・ファイヴ」は突出して有名な曲です。
誰にも聴き馴染みのある曲だと思われるので、ジャズ初心者にオススメと言えるでしょう。