【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム
モダンジャズは1940年代のビバップから始まり、革新的な表現で音楽の可能性を切り開いてきました。
当時のジャズミュージシャンたちは、従来のスウィングジャズの枠を超えて、複雑なハーモニーやリズム、即興演奏を駆使した斬新なアプローチで、まったく新しい音楽の世界を生み出したのです。
ジャズギターやピアノ、サックスなど、それぞれの楽器が織りなす豊かな音の世界は、現代に至るまで多くの音楽ファンを魅了し続けています。
この記事では、モダンジャズの魅力を存分に味わえる名盤の数々をご紹介します。
ジャズに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいのかわからないという方にも、きっと新しい音楽との出会いが待っているはずです。
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【初心者向け】モダンジャズの名盤。まずは聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
Back At The Chicken ShackNEW!Jimmy Smith

オルガン奏者、ジミー・スミスさんによるソウル・ジャズの名盤として名高い『Back at the Chicken Shack』。
ハモンド・オルガンをジャズの主役へと押し上げた彼の代表作の一つです。
1963年に発表された本作は、ブルースの色濃いフィーリングと、温かくグルーヴィーな演奏が印象的な作品。
まるで「鶏小屋」での気ままなセッションを聴いているような、リラックスした雰囲気に満ちています。
後にNEAジャズマスターとなる名手たちの心地よい掛け合いに、思わず体が揺れてしまうことも!
難しいことを考えずに音楽を楽しみたい時や、気分を上げたい時にぴったりの一枚です。
My Favorite ThingsNEW!John Coltrane

サックス奏者、ジョン・コルトレーンさんによる名盤として知られる『My Favorite Things』。
元はミュージカルの楽曲ですが、コルトレーンさんの手にかかると、万華鏡のように表情を変える情熱的なジャズへと生まれ変わります。
この作品は、彼がソプラノ・サックスを本格的に使い始めたことで有名で、グラミー賞の殿堂入りも果たしました。
誰もが知るメロディーから、モード・ジャズと呼ばれる奥深い即興演奏の世界へ誘われる構成も、多くの人を惹きつける理由の一つ。
ジャズの持つ自由な精神を味わいたい方に、まず聴いてほしい一枚です。
Somethin’ ElseCannonball Adderley

アルトサックスプレイヤーのキャノンボール・アダレイが、マイルス・デイヴィスと組んでブルーノートから1958年に発表したアルバムです。
特に本作収録の「枯葉」(Autumn Leaves)は、その特徴的なイントロを含め、スタンダードジャズドナンバーの名演として広く愛されています。
Now’s The TimeCharlie Parker

チャーリー・パーカーはアルトサックス奏者です。
全盛期は1940年代の後半です。
天才的なアドリブ奏者として知られていました。
その才能を最もよく伝えているのが本作です。
録音は1952年と53年、ニューヨークで行われました。
彼以降のジャズミュージシャン達のアドリブは、多かれ少なかれチャーリー・パーカーの影響を受けていると言われています。
We Get RequestsOscar Peterson

オスカー・ピーターソンはジャズ界きっての技巧派と言われたピアニストでした。
ハッピーで明快な演奏を信条としていたことは、収録曲の「酒とバラの日々」を聴けばすぐにわかるでしょう。
ジャズを初めて聴く人にもぴったりの作品です。
Helen MerrillHelen Merrill

ハスキーボイスが魅力的な女性ボーカリスト、ヘレン・メリルが、トランペット奏者クリフォード・ブラウンと組んで1954年に録音したアルバムです。
何と言っても2曲目の「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は名演として知られ、一度聴いたら忘れられないほど強烈な印象を残します。
The Scene ChangesBud Powell

ジャズピアニスト、バド・パウェルがニュージャージーで行った演奏を録音、1959年に発売されたアルバムです。
モダンジャズ好きなら知らない人はないとまで言われる「クレオパトラの夢」を含む全9曲で構成され、バド・パウェル中期の傑作アルバムと高い評価を受けています。