アシッドジャズの名曲。おすすめの人気曲
1980年代にイギリスで生まれた音楽ジャンル、アシッドジャズ。
名前だけなら聞いたことがある方は多いと思います。
しかし、アシッドジャズはさまざまなジャンルをジャズに落としこんだジャンルであるため、楽曲によって雰囲気が大きく異なるため、メロディーをイメージできる方は少ないと思います。
今回はそんな方に向けてアシッドジャズの名曲をピックアップしてみました。
マイナーな曲も多く登場するので、アシッドジャズを普段から聴いている方もオススメです!
アシッドジャズの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
Cosmic GirlJamiroquai

1996年にリリースされたジャミロクワイの名曲『Cosmic Girl』。
ジャミロクワイというとスタイリッシュでスムーズな楽曲をイメージするかもしれません。
こちらの作品はそういったイメージとは、ちょっとだけ違った作品で、全体的にファンクな雰囲気に仕上げられています。
特にはねるようなベースが印象的ですね。
転調も多いため、聞いていて飽きることもなく、非常に満足度の高い構成に仕上げられています。
ファンクミュージックが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Don’t You Worry ‘Bout A ThingIncognito

イギリスはアシッド・ジャズのホットゾーンとして知られており、他の国に比べるとアシッド・ジャズにおいては長い歴史を持ちます。
そんなイギリスのアシッド・ジャズ史のなかで、レジェンドとして知られているグループが、こちらのインコグニート。
アシッド・ジャズを盛り上げたのはジャミロクワイですが、礎を築いたのはインコグニートと言われています。
こちらの『Don’t You Worry ‘Bout A Thing』は、彼らの代表的な作品で、時代を感じさせるファンクのエッセンスが強いノリの良いアシッド・ジャズに仕上げられています。
Never StopThe Brand New Heavies

ファンクミュージックが好きな方にオススメしたいアシッド・ジャズの名曲が、こちらの『Never Stop』。
この曲は1985年にロンドンで結成されたアシッド・ジャズのグループ、ブラン・ニュー・ヘヴィーズの作品です。
彼らの音楽のルーツはジェームズ・ブラウンさんで、楽曲の多くでファンクのエッセンスが感じられます。
こちらの楽曲も全体的にはさっぱりとしたアシッド・ジャズですが、はねるようなベースの演奏にジェームズ・ブラウンさんへのリスペクトが感じられますね。
Virtual InsanityJamiroquai

アシッド・ジャズの代表的なアーティストといえば、ジャミロクワイを一番にイメージする方は多いと思います。
こちらの『Virtual Insanity』はジャミロクワイの作品のなかで最も有名な作品で、1997年のMTV Video Music Awardsではなんと10の賞を獲得しています。
アシッド・ジャズというととっつきにくいイメージを持つ方は多いと思いますが、この曲はオシャレでありながらもキャッチーなパートも多いため、アシッド・ジャズをこれから聴き始める方にとっては登竜門のような曲と言えるでしょう。
Space CowboyJamiroquai

ジャミロクワイというと『Virtual Insanity』ばかりフィーチャーされる傾向にありますが、実は他の曲も非常にスタイリッシュでおしゃれなんです。
その中でもオススメしたい作品が、こちらの『Space Cowboy』。
この曲はスムース・ジャズとハウス・ミュージックをミックスさせたような、さっぱりとしたメロディーに仕上げられています。
もちろん、グルーヴもしっかりしているため、たださっぱりとしているだけではなく、ノリノリになれる構成も魅力の1つです。
Can’t Hide LoveGazzara

フランチェスコ・ギャザラさんによるソロ・プロジェクト、ギャザラ。
非常に情報の少ないアーティストのため詳しいことは分かりませんが、転調を好むアバンギャルドな音楽性を得意としているようです。
バックボーンにクラシックを持つため、そのような複雑な構成ができるのでしょう。
こちらの『Can’t Hide Love』はそんな彼の作品の中でもオススメの作品です。
多くのアーティストにカバーされている名曲ですが、こちらのバージョンはその中でもアシッド・ジャズを全面に押し出したハイセンスな1曲に仕上げられています。
CantaloopUS3

ロンドンで結成されたジャズ・ラップ・グループ、アススリー。
ヒップホップ・ジャズの礎を築いたグループで、その功績はあらゆる国で非常に高く評価されています。
こちらの『Cantaloop』は彼らの代表的な作品の1つで、スムース・ジャズとオールドスクールのヒップホップをミックスさせたような、ダウナーでオシャレなメロディーに仕上げられています。
ちなみに彼らは、その大きな功績から世界的なジャズのレコード会社であるブルーノート・レコードから、どの楽曲でも自由にサンプリングできる特別な許可が下りているようです。