洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲
ジャズの歴史はロックやポップスよりも長く、サブ・ジャンルが多く存在することもあり、何となく敷居の高さを感じられている方は多くいらっしゃいますよね。
イメージで苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、時代をこえて愛され続けるスタンダードなナンバーから、CM曲や映画音楽など、どこかで耳にしている曲がジャズの名曲だったりするというのは、実はとても多いんですよ。
そこで今回の記事では、ジャズ初心者でも楽しめるオススメの名曲や人気曲を集めてみました。
往年のジャズ・ナンバーを中心として、近年注目を集めるジャズ・アーティストの名曲なども織り交ぜつつ、バラエティ豊かな選曲でお届けします!
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洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲(41〜50)
Night in TunisiaArt Blakey & The Jazz Messengers

行ったことはないがチュニジアの夜はきっとこんな感じに違いない、という異国情緒をかきたてる有名なジャズナンバーがこちら。
ディジー・ガレスピーが1942年にフランク・パパレリと作った曲です。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズによる演奏が最も知られていますが、のちに歌詞もつき、歌のバージョンも見られます。
In a sentimental moodDuke Ellington & John Coltrane

1962年、アメリカジャズ界の重鎮デューク・エリントンさんと革新的なサックス奏者ジョン・コルトレーンさんが奏でた美しいコラボレーション。
愛する人への想いを星空に例えた詩的な世界観と、エリントンさんの優雅なピアノ、コルトレーンさんの柔らかなサックスが織りなす極上のハーモニーが、心に深く染み入ります。
1935年の誕生秘話も興味深く、友人同士のいさかいを和らげるために即興で生まれたメロディーは、今やジャズ史に輝く名曲となりました。
2005年の映画『Prime』でも印象的に使用され、穏やかな春の午後のカフェで静かに聴きたい一曲です。
心が温かくなるような、そんな癒しの時間を与えてくれることでしょう。
Bésame MuchoArt Pepper

1940年にメキシコのコンスエロ・ベラスケスさんがなんと16歳になる前に作ったといわれる曲がこちらです。
もともとはラテン系のスタンダードナンバーですが、ジャズの演奏家にも愛され、楽器、歌を問わずよく取り上げられ、名演も多い曲です。
また、かのビートルズにもとりあげられたことがあり、1962年の録音が2つ残されています。
英語の歌詞はサニー・スカイラーさんがつけましたが、もとのスペイン語の意味に近いものです。
Stolen MomentsOliver Nelson

サックス奏者としてだけでなく、作曲家、指揮者としても活躍したOliver Nelsonの代表曲のひとつ。
彼が作曲家を志したのは、海兵隊の音楽隊として日本に来た際、東京フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いたことがきっかけとされており、意外にも日本にもゆかりのある音楽家なんです!
この曲は、そんな彼の遺作で、落ち着いた雰囲気のベースラインにトランペットやサックス、フルートなどの管楽器が舞を披露するかのような演奏が魅力的です。
Cleopatra’s DreamBud Powell

日本のジャズクラブでリクエストされがちな5本の指に入るのがこちらの曲です。
名ピアニスト、バド・パウエルがつくり、1959年にリリースされた『ザ・シーン・チェンジス』の1曲目を飾っている曲ですが、マイナー調のもの悲しい雰囲気が日本人の心をゆさぶるのかもしれませんね。
シンプルに聞こえますが、オリジナルバージョンは演奏されている調が難しいことでも知られています。
It’s Only a Paper MoonElla Fitzgerald

紙の月や段ボールの海といった虚構の世界を舞台に、愛の力で現実が輝きを増していく様を描いた名曲を、アメリカが誇るエラ・フィッツジェラルドさんが心温まる歌声で優しく包み込みます。
1945年3月、デルタ・リズム・ボーイズとの共演で録音された本作は、スウィング感あふれる軽やかなメロディーと、深い愛情に満ちた歌唱が見事に調和しています。
愛する人との出会いによって、ありふれた日常が輝きを帯びていく様子を、明るく楽観的な曲調で表現した珠玉の一曲です。
1973年の映画『ペーパー・ムーン』での使用をはじめ、多くの作品に取り上げられてきました。
新たな季節の始まりに、大切な人と共に心温まるひとときを過ごしたい方におすすめの一曲です。
SpiritsAlbert Ayler

数々の前衛的な試みをおこない、60年代のフリージャズを語る上で欠かせないミュージシャンALbert Ayler。
この曲も情熱的で、攻撃的な印象を感じさせる1曲です。
激しく暴れまわるかのようなサックスによる流麗なメロディラインがすばらしいのは言わずもがな。
熱くビートを刻み続けるドラムとベースのリズム隊にも意識を向けて聴いてみてくださいね!








