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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで
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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(1〜10)

The Christmas SongNat King Cole

Nat King Cole – “The Christmas Song” (1961)
The Christmas SongNat King Cole

厚みと温かみのある声で世界中からリスペクトを受けている、伝説のジャズボーカリスト、ナット・キング・コールさん。

いくつかクリスマスソングをリリースしている彼ですが、とくに有名なのは今回ご紹介する『The Christmas Song』です。

日本でも頻繁にプレイされる楽曲なので、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。

世界的なクリスマスソングですが、実は真夏によって作られたようです。

まさかの夏に作られたとは、考えもしませんでしたね(笑)。

Linus And LucyVince Guaraldi Trio

ビンス・ガラルディ・トリオのリーダーとしてジャズ・シーンに大きな影響を与えたアーティスト、ビンス・ガラルディさん。

ジャズのコンポーザーとしての評価は申し分ないのですが、ポピュラーの実績もすさまじく、世界的なヒットを記録したクリスマスソングを2つもリリースしています。

その内の1つが、こちらの『Linus And Lucy』です。

日本ではアニメ『スヌーピー』のテーマソングと知られているため、ご存じでない方もいるかもしれませんが、実はクリスマスソングだったんですよね~。

Santa Claus Is Coming To TownMichael Bublé

Michael Bublé – Santa Claus Is Coming To Town [Official Music Video]
Santa Claus Is Coming To TownMichael Bublé

『Santa Claus Is Coming To Town』は誰でも一度は耳にしたことがある定番のクリスマスソング。

しかし、この曲はクリスマスシーズンになると街中で何度もかかるため、クリスマスパーティーなどのイベントでかける曲としては物足りないという方もいるかもしれません。

そんな時にオススメなのがカナダ出身のシンガー、マイケル・ブーブレさんによる同曲のジャズアレンジです。

サックスの華やかな雰囲気とイタリア系の血を引くマイケル・ブーブレさんの陽気な歌声が、思わず踊りだしたくなるような明るい気分にさせてくれますよ!

Christmas Is ComingVince Guaraldi Trio

クリスマスと世界的人気作品『ピーナッツ』が一体化した、Vince Guaraldi Trioによるクリスマスソングの名曲です!

1965年に放映されたアニメ『A Charlie Brown Christmas』のサウンドトラックとして制作されたものですが、軽快なジャズのリズムとメロディラインが特徴的です。

ピアノ、ベース、ドラムが奏でる明るい演奏は、クリスマスの喜びや期待感を盛り上げてくれます。

アルバム『A Charlie Brown Christmas』は、アメリカで500万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。

毎年クリスマスシーズンになると必ず聴きたくなる、そんな楽しい気分になれる一曲です。

Have Yourself A Merry Little ChristmasFrank Sinatra

1944年のミュージカル映画『若草の頃』のオリジナルソングとして作られた名曲、『Have Yourself A Merry Little Christmas』。

クリスマスの定番のジャズナンバーとして知られていますね。

リリックは恋人とのクリスマスを甘く描いています。

現在でも、さまざまなジャズボーカリストやポップアーティストによってカバーされている名曲ですが、今回は数あるカバーのなかでも特に有名なフランク・シナトラさんのものをチョイスしてみました。

We Three KingsRamsey Lewis Trio

『我らはきたりぬ』という邦題のついたこちらの曲は、1857年に作られたクリスマスキャロルです。

クリスマスにキリストに贈り物をささげるためにやってきた3人の王について歌っています。

3拍子のちょっとメランコリックなこちらの曲をラムゼイ・ルイスのトリオがアレンジし、ちょっとファンキーなテイストを加えて演奏しています。

トリオで演奏しているので、タイトルとイメージがかぶっておしゃれです。

原曲と聴き比べてみるのもおもしろいのでおすすめですよ。

God Rest Ye Merry, GentlemenOscar Peterson

こちらの曲は18世紀に出版されたイギリスの古いクリスマスキャロルです。

有名な曲ですので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

タイトルは日本では『世の人忘るな』と訳されています。

その有名な曲を、オスカー・ピーターソンさんがスインギーなジャズにアレンジして演奏しています。

どんなクリスマス曲も自分の曲のように変えてしまうオスカー・ピーターソンさん、とても魅力的ですね。

教会などで演奏されている原曲と聴き比べてみるのもおもしろいです。

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