【2026】クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番曲からオリジナル曲まで
クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。
誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。
本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!
定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。
【2026】クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番曲からオリジナル曲まで(1〜10)
Better Than SnowLaufey & Norah Jones

グラミー賞を受賞した実力派シンガー同士の共演が実現した、とびきり贅沢なホリデー・ナンバーをご紹介します。
ノラ・ジョーンズさんとレイヴェイさんが2023年11月にリリースしたEP『Christmas With You』に収録されたオリジナルのデュエット曲です。
雪景色のロマンに頼るのではなく、大切な人と過ごす時間のぬくもりに焦点を当てた歌詞が印象的。
ノラさんのピアノとレイヴェイさんのアコースティック・ギターだけで紡がれるシンプルな編成が、まるで暖炉のそばで語らうような親密さを演出しています。
約2分46秒というコンパクトな尺ながら、二人の声が溶け合う瞬間の柔らかさは格別。
派手な装飾を削ぎ落としたからこそ伝わる、人肌の温度を感じる一曲です。
恋人や家族との穏やかな夜はもちろん、一人静かに過ごすクリスマスにもそっと寄りそってくれるでしょう。
Bah HumbugPentatonix

グラミー賞を3度受賞したア・カペラ・グループ、ペンタトニックスによるクリスマス・オリジナル曲をご紹介します。
2025年9月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Christmas in the City』の先行シングルとして発表されました。
タイトルはチャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』でおなじみのスクルージの決まり文句から取られており、ひねくれ者の視点でホリデーシーズンを描くという遊び心あふれる一曲です。
皮肉とユーモアを効かせながらも、最終的には祝祭の魔法へと感情を反転させていく構成が見事ですね。
声だけで生み出される厚みのあるハーモニーとビートボックスが、まるでビッグバンドのような華やかさを演出しています。
定番のクリスマスソングに飽きてしまった方や、ちょっとひねりの効いたホリデー・ナンバーを探している方にオススメです。
Everything’s Not LostGregory Porter

ジャズ/ソウル・シーンを代表するバリトン・シンガー、グレゴリー・ポーターさん。
母親が牧師を務める教会で歌い始め、ゴスペルの伝統を深く身につけた彼は、2014年と2017年にグラミー賞「最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム」を受賞するなど、確かな実力で世界中のリスナーを魅了してきました。
そんな彼が2023年11月にリリースした初のホリデー・アルバム『Christmas Wish』に収録されているのが、このオリジナル曲です。
華やかなビッグバンドではなく、エレガントなピアノ・バラードを軸に据えたアレンジで、深みのある歌声がしっとりと響きます。
歌詞には、祝祭ムードのなかでも恵まれない人々へ思いを寄せる視点が込められており、ただ楽しいだけではない、心に沁みるクリスマス・ソングに仕上がっています。
静かな夜にキャンドルを灯しながら過ごしたい方や、大人のクリスマスを演出したい方にぴったりの一曲です。
Love To Keep Me WarmLaufey & dodie

アイスランド出身のシンガーソングライター、ロイヴェイさんと、イギリスのシンガーソングライター、ドディさん。
ジャズやクラシックの語彙を現代ポップへと昇華させるロイヴェイさんと、YouTubeから出発しパーソナルな歌心で支持を集めるドディさんという、異なる魅力を持つ2人が2021年12月にリリースしたホリデー・デュエットです。
古典的なスタンダードを土台にしつつ、2人が書き足したブリッジを加えることで、ノスタルジーを今の感性へと接続しています。
歌詞のテーマは、冬の寒さがあるからこそ寄り添える温もりの幸福。
ロサンゼルスとロンドンという距離を越えて録音された本作は、まさにその歌詞の世界観を体現しているかのようです。
聖夜に誰かとゆっくり過ごしたい方や、穏やかなジャズの響きでクリスマスを彩りたい方にぴったりの1曲ですね。
mother i’ll be latearon!

ジャズの語法とポップスの親しみやすさを見事に融合させた「コージー・ポップ」で注目を集めるシンガー・ソングライター、アロンさん。
ノースカロライナ州シャーロット出身の彼は、幼少期からギターに親しみ、80歳のジャズ・ギター教師との出会いをきっかけにジャズへの情熱を深めていったそうです。
2025年6月には名門ヴァーヴ・レコードからデビューEP『cozy you (and other nice songs)』をリリースし、温かみのある歌声と洗練されたハーモニーで話題を呼びました。
そんな彼が手がけたホリデーEP『a cozy christmas』に収録されたこの楽曲は、家族のもとへ帰れないクリスマスの切なさと温もりへの憧れを描いたオリジナル曲です。
派手なオーケストレーションではなく、部屋鳴りのするコンボ感で季節の空気を表現しているのが魅力的。
華やかさよりも、会えない夜の心細さまで包み込むやさしい余白が心に染みます。
静かなクリスマスを過ごしたい方にぴったりの一曲です。
Cozy NovemberEmmaline

晩秋の空気をそのまま音楽にしたような、温かなオリジナル曲をご紹介します。
エマリンさんは、ジャズ・ピアニストの父とシンガーの母のもとで育ったアメリカ出身のボーカリスト兼ヴァイオリニスト。
幼少期からジャズに親しみ、スモーキーな歌声でソウルやR&Bの要素も取り入れた、ジャンルを横断するスタイルが持ち味です。
2023年の映画『Sweetwater』への出演でも注目を集めました。
本作は「11月をテーマにした曲がほとんどない」という気づきから生まれた一曲で、2023年11月にリリース。
のちにアルバム『The Christmas Album』にも収録されています。
寒くなり始めた街の匂いや温かい飲み物、家の中の灯りといった、晩秋の居心地のよさを感じさせるジャズ・ボーカルに仕上がっています。
クリスマス直前ではなく、11月の入り口から冬支度の気分を味わいたい方にぴったりです。
Warm in DecemberSamara Joy

2023年のグラミー賞で新人賞とジャズ・ヴォーカル・アルバム部門をダブル受賞し、一躍脚光を浴びたサマラ・ジョイさん。
ニューヨーク・ブロンクス出身の彼女は、ゴスペル・グループを率いた祖父母のもとで幼少期から音楽に親しみ、エラ・フィッツジェラルド奨学生として大学で声楽を学んだ実力派です。
この楽曲は2022年11月にリリースされたホリデー・シングルで、1950年代から歌い継がれてきたスタンダードをしっとりと解釈しています。
小編成のトリオをバックに、彼女の艶やかなコントラルトが冬の親密な空気感を丁寧に紡ぎ出す一曲。
派手な祝祭感よりも、静けさのなかに宿る温もりが心地よく響きます。
本作はクリスマス・ディナーや大切な人との時間に寄り添うBGMとして最適でしょう。




