クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで
クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。
誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。
本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!
定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。
クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(21〜30)
The Christmas WaltzFrank Sinatra

ワルツのようなリズムに乗せて、クリスマスの魔法が描かれた歌詞が心を温めてくれるフランク・シナトラさんが歌う名曲です。
1954年にリリースされたこの曲は、シナトラさんのクリスマス・アルバム『A Jolly Christmas from Frank Sinatra』にも収録されました。
クリスマスを舞台にしたこの曲は、凍りついた窓やキャンドルの灯りなど、冬らしい情景を優雅に描き出しています。
恋人同士で聴くのはもちろん、家族や友人とクリスマスパーティーを楽しむ際のBGMとしてもぴったりですよ。
Jingle BellsFrank Sinatra

実はこの曲は、最初はクリスマスの曲ではありませんでした。
ボストンの教会の牧師さんが感謝祭のお祝いの歌として作詞・作曲したといわれています。
フランク・シナトラは、世界的大ヒット曲を多数持つ、ザ・ボイスともいわれたアメリカのジャズボーカリストです。
I’ve Got My Love To Keep Me WarmBillie Holiday

こちらの『I’ve Got My Love To Keep Me Warm』は、ビリー・ホリデイが歌うウィンターソングのスタンダード。
『ホワイト・クリスマス』を手がけたアーヴィング・バーリンの楽曲です。
暖かい部屋で聴くと心も温まりそうな1曲です。
White ChristmasCharlie Parker

アメリカのアルトサックス奏者、そしてコンポーザーであったチャーリー・パーカー。
ジャズの歴史に多大な影響を与えた彼の演奏によるクリスマスチューンがこちら。
「バード」と呼ばれた彼が1948年のクリスマスライブにて残した名演奏です。
Rockin’ Around The Christmas TreeBrenda Lee

クリスマスシーズンに欠かせない名曲として知られる本作は、アメリカ出身のブレンダ・リーさんが13歳で歌い上げた意欲作です。
ツリーの周りで賑やかに過ごすホリデーの様子を、軽快なロカビリー調のサウンドと共に描き出しており、世代を超えて愛される普遍的な魅力を持っています。
1958年11月にデッカ・レコードからリリースされ、1990年には映画『ホーム・アローン』でも使用され、新たな注目を集めました。
2023年12月には発売から65年を経て、ビルボードHot 100で初の1位を獲得。
78歳での快挙は、同チャート史上最年長記録となりました。
温かな家族の集いやパーティーシーンを彩る楽曲として、クリスマスムードを盛り上げたい方におすすめの一曲です。
Santa Claus Is Coming to TownBill Evans

ジャズ界の巨匠、ビル・エヴァンスによるピアノアレンジバージョン『Santa Claus Is Coming to Town』。
おなじみの『サンタが街にやってくる』ですが、静かで軽快なピアノのフレーズが大人のクリスマスを演出してくれるでしょう。
この曲のジャズカバーはたくさんありますが、ビル・エヴァンスのアレンジが特に秀逸です。
Count Your BlessingsBarry Manilow

ボーカリスト、作曲家、プロデューサーなど、あらゆるシーンで活躍するアーティスト、バリー・マニロウさん。
日本とも関わりの強いアーティストで、西城秀樹さんと仲がよく彼に楽曲の提供もしています。
現在にいたるまで活躍しており、1960年代からさまざまな名曲をリリースしています。
そんな彼の定番のクリスマスソングが、こちらの『Count Your Blessings』です。
60~70年代のジャズが好きな人にオススメです。