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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(31〜40)

Good Morning BluesElla Fitzgerald

ジャズ界の大御所エラ・フィッツジェラルド。

クリスマス・アルバムをいくつかリリースしている彼女ですが、その中の1つである、「スウィンギング・クリスマス」に収録されているクリスマスソングです。

「インストもいいけどやはりジャズはボーカルがいい!!」というあなたにおすすめです。

Christmas EveBilly Eckstine

スウィング時代の代表的ジャズボーカリスト、ビリー・エクスタインさん。

ジャズボーカリストとしてだけではなく、ポップシンガーとして活躍しており、50年代のジャズブームを引き起こしたアーティストの1人です。

声質はナット・キング・コールさんに近い、厚みのある低音です。

黒人のボーカリストは声に厚みを持つ方が多いですよね。

こちらの『Christmas Eve』はそんな彼の定番のクリスマスソングです。

ぜひチェックしてみてください。

White ChristmasOscar Peterson

定番クリスマスソングをオスカー・ピーターソンがスロウなジャズナンバーにアレンジしたのがこちら。

パーティー向けではないかもしれませんが、バーなどチルアウトするときに聴くとバッチリハマると思います。

うっすらとストリングが入ってくるのがキモですね!クリスマス感の決め手になっていると思います。

I’ll Be Home For ChristmasStephen Scott

1943年に世界的なジャズボーカリストであるビング・クロスビーさんによってリリースされたクリスマスソング、『I’ll Be Home For Christmas』。

クリスマスに家庭を思い出す兵士をモチーフとした作品で、ビング・クロスビーさんによりリリース以降、クリスマスのジャズナンバーとして定着しました。

今回は、1986年に全米ジャズ教育者協会からヤングタレント賞を受賞したジャズボーカリスト、スティーブン・スコットさんのバージョンをピックアップしてみました。

ぜひビング・クロスビーさんのバージョンと聴き比べてみてください。

Santa Claus Is Coming to TownTill Bronner

Till Brönner and The New York Voices – Santa Claus Is Coming To Town
Santa Claus Is Coming to TownTill Bronner

この曲はさまざまなアーティストがアレンジしており、とても有名な曲ですが、このティル・ブレナーのバージョンは秀逸!彼はトランペッター、シンガー、作曲家、プロデューサー、写真家としても活躍するミュージシャンです。

ジャズ的なアプローチだけでなく、現代のポップミュージック、映画のサウンドトラックのような要素も感じられます。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(41〜50)

White ChristmasElla Fitzgerald

クリスマスソングとして世界中で愛され続けている『ホワイト・クリスマス』は、1942年に男性歌手のビング・クロスビーの歌唱によってリリースされました。

作曲家のアーヴィング・バーリンが手がけたこの曲は大ヒットし、多くの歌手にカバーされました。

そのジャズバージョンとして有名なのが、女性ジャズシンガーのエラ・フィッツジェラルドによるもの。

ゆったりしたテンポの中にもクリスマスのワクワク感が感じられます。

Rockin’ Around The Christmas TreeBrenda Lee

Brenda Lee – Rockin’ Around The Christmas Tree (Official Music Video)
Rockin' Around The Christmas TreeBrenda Lee

クリスマスシーズンに欠かせない名曲として知られる本作は、アメリカ出身のブレンダ・リーさんが13歳で歌い上げた意欲作です。

ツリーの周りで賑やかに過ごすホリデーの様子を、軽快なロカビリー調のサウンドと共に描き出しており、世代を超えて愛される普遍的な魅力を持っています。

1958年11月にデッカ・レコードからリリースされ、1990年には映画『ホーム・アローン』でも使用され、新たな注目を集めました。

2023年12月には発売から65年を経て、ビルボードHot 100で初の1位を獲得。

78歳での快挙は、同チャート史上最年長記録となりました。

温かな家族の集いやパーティーシーンを彩る楽曲として、クリスマスムードを盛り上げたい方におすすめの一曲です。