RAG MusicJazz
素敵なジャズ
search

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(41〜50)

Jing a Ling, Jing a LingClare Teal

全体的にジャズテイストが強いながらも軽快でポップ、展開が豊かでワクワクするような1曲。

この曲が収録されたアルバム「Jing, Jing-a-Ling」はクリスマスアルバムとして制作されており、ジャジーなクリスマスソングをお求めの方にぴったりです。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(51〜60)

Little Jack Frost, Get LostBing Crosby & Peggy Lee

Bing Crosby & Peggy Lee – Little Jack Frost Get Lost (Decca Records 1952)
Little Jack Frost, Get LostBing Crosby & Peggy Lee

冬の寒さを軽快なリズムに乗せて追い払う、ビング・クロスビーさんとペギー・リーさんによる愉快なデュエット曲。

1952年にデッカ・レコードからシングルとしてリリースされたこの楽曲は、寒さを擬人化した「ジャック・フロスト」に去ってほしいと頼む様子をユーモラスに描いています。

クロスビーさんの深みのある声と、リーさんの柔らかな歌声が絶妙なハーモニーを奏で、寒さに文句を言う恋人たちの姿や、凍りついたバラの花など、冬の情景を巧みに表現。

スウィングとジャズの要素を含んだこの曲は、クリスマスシーズンに温かい雰囲気を求める方にぴったり。

毎年のようにホリデーアルバムに収録され続ける人気曲です。

White ChristmasDiana Krall

この曲は、映画「Holiday Inn(スイング・ホテル)」の劇中歌として、主役を演じたビング・クロスビーが歌いヒットしました。

ダイアナ・クラールはカナダ出身のジャズピアニストであり、ボーカリストで、90年代以降に最も成功したジャズボーカリストの1人と言われています。

Have Yourself A Merry Little ChristmasElla Fitzgerald

もともとヒュージ・マーティンとラルフ・ブレインによって書かれ、1944年のミュージカル『若草の頃(Meet Me in St. Louis)』で使用されたトラック。

フランク・シナトラやサム・スミスなど多くのアーティストによってカバーされています。

このバージョンは女性ジャズシンガーの頂点、エラ・フィッツジェラルドによるものです。

The Christmas SongDexter Gordon Quartet

1940年代から80年代にかけて活躍したアメリカのジャズテナーサックス奏者、デクスター・ゴードン。

このソウルフルでブルージーなクリスマスソングは、1970年のアルバム「The Panther!」に収録されています。

ゆったりとしたメロディとテナーサックスの低音は、他のクリスマスソングにはない魅力があります。

Christmas BluesHolly Cole

タイトルの通り、悲しい恋のクリスマスを歌った楽曲です。

Holly Coleは、カナダ出身のどちらかというとポップスよりのボーカリストです。

デビュー直前に交通事故でアゴの骨を粉砕骨折し一時活動停止しましたが、映画「バグダッド・カフェ」の主題歌「CallingYou」で復活、この曲は世界的にヒットしました。

Zat You, Santa ClausLouis Armstrong

トランペット奏者としてジャズ界では知らない人はいないといってもいいほど有名なルイ・アームストロングさん。

『’Zat You, Santa Claus』はトランペットの演奏はもちろん、彼のしゃがれた声がとてもかっこいい隠れた名曲です。

ジャズナンバーというとオシャレで落ち着いたイメージをもたれる方もいるかもしれませんが、この曲はジャズの甘い雰囲気の中にも彼らしいしぶくて男らしい魅力が詰まっており、ポップなジャズに飽きてしまった方にはとてもオススメです!