クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで
クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。
誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。
本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!
定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。
クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(21〜30)
The Christmas SongBeegie Adair

セッションミュージシャンとして知られるピアニスト、ビージー・アデールによるクリスマスカバーソングのアルバム『Jazz Piano Christmas』からの1曲。
彼の熟練の技術が紡ぎ出すピアノの音色は、思わず目を閉じてしまうような心地よさです。
ゆったりとくつろぐ場所に映える1曲だと思います。
クリスマスイブcovers jazz project

ジャズアレンジされた、山下達郎のクリスマスイブのカバーです。
冬のカフェで流れていそうなおしゃれなアレンジが見事ですね。
ピアノ、ベース、ドラムでのトリオ演奏になっています。
少しシックな雰囲気に演出したいときのBGMなどとしてもオススメですよ!
クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(31〜40)
This Holiday SeasonMolly Johnson

2020年11月にリリースされたホリデーEPに収録された本作は、カナダが誇るジャズシンガー、モリー・ジョンソンさんによる軽快でスウィング感のあるジャズナンバー。
明るいリズムが印象的な一方で、孤独や哀愁といったクリスマスの多面性も表現しています。
カナダの音楽界で高い評価を得ているジョンソンさんならではの、40年のキャリアから滲み出る熟練した表現力が光る一曲です。
ジャズ初心者の方でも楽しめる、温かみとメランコリックな魅力が詰まった楽曲。
家族や友人と過ごすひと時のBGMとしてもおすすめですよ。
Here Comes Santa ClausRamsey Lewis Trio

ラムゼイ・ルイスはシカゴ出身のジャズ・ピアニスト。
この曲の作曲者であるジーン・オートリーは、ロサンゼルスでおこなわれたクリスマスパレードで馬に乗っていたときに、観衆が「ヒア・カムズ・サンタクロース」を歌っていたことから思いついたのだそうです。
Last ChristmasVintage Andrews Sisters

ジャズアレンジされた、ワムのラストクリスマスのカバーです。
スプリームスのような3人の女性ボーカリストのコーラスワークが映えます。
聴きやすいバンドスタイルの演奏で、ライトなジャズアレンジが施されています。
The First NoelChet Baker

16世紀から存在する『牧人羊を(まきびとひつじを)』というクリスマスキャロルで、新約聖書のひとつ、ルカの福音書の第2章に見られるシーンを歌っているといわれます。
Chet Bakerは、ウェストコーストジャズの代表的トランペット奏者で、甘い声で知られるボーカリストでもあります。
Rudolph the Red-Nosed ReindeerElla Fitzgerald

この『Rudolph the Red-Nosed Reindeer』というタイトルで何の曲か分かるでしょうか?そう、日本でも有名な『赤鼻のトナカイ』の歌ですね。
こちらは伝説的な女性ジャズシンガーであるエラ・フィッツジェラルドによるバージョンで、楽曲のかわいらしさを絶妙にいかしつつ、ムーディーなビッグバンドジャズに仕上がっています。