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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(11〜20)

Christmas in New YorkJosé James

José James – Christmas in New York (Official Audio)
Christmas in New YorkJosé James

ジャズにソウル、ヒップホップ、エレクトロといった現代的な要素を加えた音楽性で知られている、アメリカ出身のアーティスト、ホセ・ジェイムズさん。

多くのジャンルを取り入れた独創的な曲をリリースすることが多い彼ですが、こちらの『Christmas in New York』は本格的なスロージャズに仕上げられています。

彼の作品のなかでは、非常にオーソドックスな作品なのでそういった部分でも価値のある作品です。

クリスマスはスロージャズでゆったりと過ごしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

It’s The Most Wonderful Time Of The YearAndy Williams

Andy Williams – It’s The Most Wonderful Time Of The Year (Music Video)
It's The Most Wonderful Time Of The YearAndy Williams

クリスマスの季節が近づくと、にわかに街の空気も変わって活気づくものですよね。

たとえクリスマスの騒がしさに興味がなかったとしても、何となく雰囲気にあてられて楽しげな気持ちにさせられてしまうという方も多いのでは?

そんな季節に流れる定番曲の1つといえば、この『It’s The Most Wonderful Time of The Year』でしょう。

アメリカが生んだ偉大な歌手にしてエンターテイナー、アンディ・ウィリアムスさんが1963年にリリースした自身初のクリスマス・アルバム『The Andy Williams Christmas Album』に収録されており、以降は定番のクリスマスソングとして世界中に愛され続ける楽曲となりました。

東京ディズニーランド、ディズニーシーのクリスマスパレードにも起用されていますよ。

Baby, It’s cold outsideElla Fitzgerald & Louis Jordan

有名なアメリカ人の作曲家、フランク・レッサーさんによって作られた名曲『Baby, It’s cold outside』。

非常に有名なクリスマスソングのひとつで、ネズミとオオカミをテーマにしたほっこりするリリックに仕上げられています。

今回はエラ・フィッツジェラルドさんとルイ・ジョーダンさんのものをチョイスしてみました。

ジャズナンバーのクリスマスソングのなかでも、デュエットソングは珍しいので、ご存じない方はぜひチェックしてみてください。

Blue Xmas (To Whom It May Concern)Miles Davis

Miles Davis – Blue Xmas (To Whom It May Concern) (audio)
Blue Xmas (To Whom It May Concern)Miles Davis

ジャズ・シーンで絶大な支持を集めたトランペッター、マイルス・デイヴィスさん。

いわゆるモダン・ジャズの礎を築いた立役者で、今までにいくつもの名曲を生み出してきました。

そんな彼の作品のなかでクリスマスの定番として名高い作品が、こちらの『Blue Xmas (To Whom It May Concern)』です。

リズムとメロディーがコロコロと変わるアバンギャルドなモダン・ジャズで、一般的なクリスマスソングのようなキャッチーさはないものの、ハイセンスな構成と高い演奏技術が楽曲の魅力を引き立てています。

WintertimeNorah Jones

ポップス寄りのジャズが印象的なクリスマスソング、『Wintertime』。

歌っているのは、現代を代表するジャズボーカリストとして人気を集める、ノラ・ジョーンズさんです。

ジャズをベースにしていますが、ソウルやカントリー、フォークといったさまざまなジャンルをミックスした楽曲で知られています。

お父さまが世界的に有名なシタール演奏者であることが、起因しているのかもしれませんね。

非常にアンニュイな曲なので、ぜひチェックしてみてください。

White ChristmasBing Crosby

ビング・クロスビーさんと言えば、20世紀のアメリカのカルチャーを語る上で欠かすことのできない存在であり、歌手に俳優とマルチに活躍したエンターテイナーですよね。

クロスビーさんが歌手としても俳優としてもトップスターであることは言うまでも在りませんが、多くのクリスマスソングを歌いヒットさせたことで「クリスマスソングの王様」としても知られております。

クリスマスソングの定番中の定番『ホワイト・クリスマス』は、クロスビーさんの歌唱によるクリスマスソングの中でもとくに有名な楽曲の1つ。

何とリリースから14週間連続、ビルボードチャートで1位を死守したというのだから驚きですよね。

華やかなパーティーではなく、厳粛な雰囲気の中でクリスマスを過ごされたい方は、ぜひこの曲をBGMとして神聖な時間を迎えてください。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(21〜30)

Snow fallAhmad Jamal

Ahmad Jamal – Snowfall (Live At The Alhambra)
Snow fallAhmad Jamal

ジャズピアノの巨匠によるクリスマスナンバー。

穏やかに降り積もる雪を描いた楽曲は、冬の静けさと美しさを見事に表現しています。

2000年1月にリリースされたアルバム『Cross Country Tour: 1958-1961』に収録された本作は、アーマッド・ジャマルさんの独特なミニマリストスタイルが際立ちます。

軽やかなタッチと繊細なフレージングが、雪景色の優雅さを見事に表現。

クリスマスの夜、暖かな室内でゆったりと過ごすのにぴったりの一曲です。

大切な人と静かな時間を共有したい方におすすめです。