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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

もくじ

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(21〜40)

White ChristmasOscar Peterson

定番クリスマスソングをオスカー・ピーターソンがスロウなジャズナンバーにアレンジしたのがこちら。

パーティー向けではないかもしれませんが、バーなどチルアウトするときに聴くとバッチリハマると思います。

うっすらとストリングが入ってくるのがキモですね!クリスマス感の決め手になっていると思います。

White ChristmasElla Fitzgerald

クリスマスソングとして世界中で愛され続けている『ホワイト・クリスマス』は、1942年に男性歌手のビング・クロスビーの歌唱によってリリースされました。

作曲家のアーヴィング・バーリンが手がけたこの曲は大ヒットし、多くの歌手にカバーされました。

そのジャズバージョンとして有名なのが、女性ジャズシンガーのエラ・フィッツジェラルドによるもの。

ゆったりしたテンポの中にもクリスマスのワクワク感が感じられます。

Christmas Calling (Jolly Jones)Norah Jones

Norah Jones – Christmas Calling (Jolly Jones) (Visualizer)
Christmas Calling (Jolly Jones)Norah Jones

ジャズにカントリー・ミュージックやフォーク・ミュージックの要素を加えた音楽性で人気を集める、ノラ・ジョーンズさん。

日本でも人気を集めるアーティストですね。

こちらの『Christmas Calling (Jolly Jones)』は、彼女にとって初のクリスマスアルバム『I Dream Of Christmas』に収録されたオリジナル曲で、新たな定番のクリスマスソングとして人気の出そうな楽曲です。

全体的にはスロージャズをベースとしていますが、ポップの要素が非常に強いため、ジャズを聴き慣れていないという方でも楽しめるでしょう。

Little Jack Frost, Get LostBing Crosby & Peggy Lee

Bing Crosby & Peggy Lee – Little Jack Frost Get Lost (Decca Records 1952)
Little Jack Frost, Get LostBing Crosby & Peggy Lee

冬の寒さを軽快なリズムに乗せて追い払う、ビング・クロスビーさんとペギー・リーさんによる愉快なデュエット曲。

1952年にデッカ・レコードからシングルとしてリリースされたこの楽曲は、寒さを擬人化した「ジャック・フロスト」に去ってほしいと頼む様子をユーモラスに描いています。

クロスビーさんの深みのある声と、リーさんの柔らかな歌声が絶妙なハーモニーを奏で、寒さに文句を言う恋人たちの姿や、凍りついたバラの花など、冬の情景を巧みに表現。

スウィングとジャズの要素を含んだこの曲は、クリスマスシーズンに温かい雰囲気を求める方にぴったり。

毎年のようにホリデーアルバムに収録され続ける人気曲です。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(41〜60)

It’s ChristmasJamie Cullum

2020年11月にリリースされたイギリスを代表するジャズアーティスト、ジェイミー・カラムさんの初のクリスマスアルバム『The Pianoman at Christmas』に収録されているこの楽曲は、クラシックなホリデーソングの雰囲気を纏いつつ、ジャズとポップの要素を融合させた魅力的な1曲。

家族や友人と過ごす特別な時間の大切さを歌い上げています。

アビー・ロード・スタジオでレコーディングされ、英国の一流ミュージシャン57人が参加した本作。

クリスマスを通じて大切な人々と心を通わせたい方に、ぜひ聴いていただきたい楽曲です。

O Come All Ye FaithfulJoey Alexander

Joey Alexander – O Come All Ye Faithful (Adeste Fideles) [In-studio Performance]
O Come All Ye FaithfulJoey Alexander

クリスマスの聖なる雰囲気と、ジャズの洗練された響きが見事に融合した一曲。

12歳にしてジャズの世界で天才と評される、インドネシア出身のジョーイ・アレクサンダーさんが奏でるピアノの音色が心に染み入ります。

2018年11月にリリースされたクリスマスEP『A Joey Alexander Christmas』に収録されており、伝統的なクリスマスキャロルに、ジョーイさん独特の繊細なタッチと即興演奏が加わることで、新たな魅力を放っています。

ラリー・グレナディアさん、エリック・ハーランドさんとのトリオ編成で演奏されるこの楽曲は、静謐でありながら温かみのある雰囲気を醸し出しており、クリスマスの夜に大切な人と過ごす時間のBGMにぴったりですよ。