クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで
クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。
誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。
本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!
定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。
クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(61〜70)
Frosty The SnowmanRoy Hargrove

こちらもよく耳にする曲ですが、王道のジャズアレンジでおしゃれですよね!アメリカのジャズトランペット奏者、ロイ・ハーグローヴによる、クリスマスにもってこいのアレンジです。
彼はグラミー賞を1997年自身のラテンジャズバンド、2002年にジャズとヒップホップで獲得しています。
A Marshmallow WorldSeth Macfarlane

イントロの豪華なブラス・サウンドからして、いかにもクリスマスといった雰囲気でいい感じですよね。
『A Marshmallow World』はクリスマスソングの定番曲であり、1949年に作られた楽曲です。
アメリカが世界に誇るシンガーにして俳優、多くのクリスマスソングを歌ったことから「クリスマスソングの王様」とも呼ばれるビング・クロスビーさんが1950年にヒットさせ、人気曲となりました。
スタンダードナンバーとして定着してからは、多くのアーティストがこの楽曲をカバーしておりますが、今回紹介しているのは俳優や脚本家など多くの顔を持つセス・マクファーレンさんのバージョンです。
ダンディかつ軽妙な雰囲気の歌い回しが良いですね。
ところでこの曲、実はクリスマスについて歌われているわけではないのです。
興味のある方は、対訳などで歌詞を調べてみましょう。
Winter WonderlandTony Bennett

この曲は、歌詞の中にクリスマスが出てくるわけではありませんが、クリスマスシーズンには必ず流れています。
曲の舞台はアメリカのペンシルバニア州ホーンズデールにある中央公園で、さまざまなレクリエーションが楽しめる観光地だそうです。
大御所シンガー、トニー・ベネットによる歌唱です。
The Christmas FeelingPeter Ashland

スウェーデンのトランペッター、シンガーソングライターのジャズミュージシャンとして活躍する、ピーター・アスプルンドによる名曲クリスマスソングのカバーです。
極上のサウンドがあなたの聖なる夜に彩りを与えます。
リサ・エクダールやヴィクトリア・トルストイのような他のアーティストとのレコーディングにソロアーティストとして参加しました。
God Rest Ye Merry, GentlemenAndra Day

もともと16世紀から17世紀に生まれた、伝統的なイギリスのクリスマス・キャロル。
Annie LennoxやPentatonixなど、多くのアーティストによってレコーディングされています。
このバージョンは、アメリカのシンガーソングライターであるAndra Dayによるものです。
Christmas EveBilly Eckstine

スウィング時代の代表的ジャズボーカリスト、ビリー・エクスタインさん。
ジャズボーカリストとしてだけではなく、ポップシンガーとして活躍しており、50年代のジャズブームを引き起こしたアーティストの1人です。
声質はナット・キング・コールさんに近い、厚みのある低音です。
黒人のボーカリストは声に厚みを持つ方が多いですよね。
こちらの『Christmas Eve』はそんな彼の定番のクリスマスソングです。
ぜひチェックしてみてください。
HallelujahChris Botti

Hallelujahとは、ヘブライ語で主をほめたたえよという意味で、キリスト教に残る代表的なヘブライ語の祈りのひとつといわれています。
この曲はトランペット奏者、クリス・ボッティのクリスマス企画アルバムに収録されています。