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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(61〜70)

What Child Is This? (Greensleeves)John Coltrane

この曲は、16世紀後半によく歌われていたイギリスのもっとも古い民謡のメロディーで歌われる「みつかいうたいて」でも知られるクリスマスキャロルです。

ジョン・コルトレーンは、アメリカのモダンジャズのサックス奏者として伝説的なアーティストです。

Me and Charlie Brown (Piano Solo)Cyrus Chestnut

スヌーピーでおなじみの人気アニメ「ピーナッツ」は、劇中の音楽も魅力の一つ。

そんなピーナッツの音楽のジャズアレンジを中心に収録した、ジャズピアニストのサイラス・チェスナットによるクリスマスアルバムが『ア・チャーリー・ブラウン・クリスマス』です。

その1曲目に収録されたこの曲はピアノによるソロ曲となっており、これからクリスマスが始まるぞ、というドキドキした気持ちが感じられる一曲になっています。

“Homecoming” Jingle BellsDave Brubeck

小さな子供も大好きなクリスマスソング『ジングルベル』ですが、この曲はジャズアレンジされるとガラッと雰囲気が変わります。

中でもオススメなのが、アメリカのジャズピアニスト、デイヴ・ブルーベックによるこちらのバージョン。

1996年リリースの彼のクリスマスアルバム『A Dave Brubeck Christmas』には、おしゃれにアレンジされたクリスマスソングが他にも多く収録されており、クリスマスのBGMにぴったりですよ。

Frosty the SnowmanElla Fitzgerald

ウォルター・ジャック・ロリンズさんとスティーブン・ネルソンさんによって作曲された、定番のクリスマスソング『Frosty the Snowman』。

ジミー・デュランテさん、ナット・キング・コールさん、ガイ・ロンバルドさんといった、さまざまな有名ジャズボーカリストによってカバーされています。

今回はその名だたるジャズボーカリストのなかでも、特に人気の高いエラ・フィッツジェラルドさんのものをチョイスしてみました。

ぜひチェックしてみてください。

Little Drummer BoyKurt Elling

Kurt Elling – Little Drummer Boy (Yule Log Video)
Little Drummer BoyKurt Elling

カート・エリングさんがクリスマスをジャズで楽しむアルバムから、伝統的なキャロルをモダンにアレンジした曲をご紹介。

貧しい少年がドラムを叩いて捧げる心のこもった贈り物を描いた物語に、エリングさんならではの深い表現力と豊かな音色が加わり、クリスマスの精神を新鮮な形で伝えています。

2016年10月にリリースされたアルバム『The Beautiful Day: Kurt Elling Sings Christmas』に収録された本作。

シンプルな美しさと力強さを兼ね備え、クリスマスの本質的な喜びと共感を表現しています。

家族や大切な人と過ごすクリスマスの夜に、心温まるBGMとしてぴったりの1曲ですよ。

O Come All Ye FaithfulJoey Alexander

Joey Alexander – O Come All Ye Faithful (Adeste Fideles) [In-studio Performance]
O Come All Ye FaithfulJoey Alexander

クリスマスの聖なる雰囲気と、ジャズの洗練された響きが見事に融合した一曲。

12歳にしてジャズの世界で天才と評される、インドネシア出身のジョーイ・アレクサンダーさんが奏でるピアノの音色が心に染み入ります。

2018年11月にリリースされたクリスマスEP『A Joey Alexander Christmas』に収録されており、伝統的なクリスマスキャロルに、ジョーイさん独特の繊細なタッチと即興演奏が加わることで、新たな魅力を放っています。

ラリー・グレナディアさん、エリック・ハーランドさんとのトリオ編成で演奏されるこの楽曲は、静謐でありながら温かみのある雰囲気を醸し出しており、クリスマスの夜に大切な人と過ごす時間のBGMにぴったりですよ。

A Marshmallow WorldSeth Macfarlane

イントロの豪華なブラス・サウンドからして、いかにもクリスマスといった雰囲気でいい感じですよね。

『A Marshmallow World』はクリスマスソングの定番曲であり、1949年に作られた楽曲です。

アメリカが世界に誇るシンガーにして俳優、多くのクリスマスソングを歌ったことから「クリスマスソングの王様」とも呼ばれるビング・クロスビーさんが1950年にヒットさせ、人気曲となりました。

スタンダードナンバーとして定着してからは、多くのアーティストがこの楽曲をカバーしておりますが、今回紹介しているのは俳優や脚本家など多くの顔を持つセス・マクファーレンさんのバージョンです。

ダンディかつ軽妙な雰囲気の歌い回しが良いですね。

ところでこの曲、実はクリスマスについて歌われているわけではないのです。

興味のある方は、対訳などで歌詞を調べてみましょう。