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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

もくじ

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで(1〜20)

Santa Claus Is Coming To TownMichael Bublé

Michael Bublé – Santa Claus Is Coming To Town [Official Music Video]
Santa Claus Is Coming To TownMichael Bublé

『Santa Claus Is Coming To Town』は誰でも一度は耳にしたことがある定番のクリスマスソング。

しかし、この曲はクリスマスシーズンになると街中で何度もかかるため、クリスマスパーティーなどのイベントでかける曲としては物足りないという方もいるかもしれません。

そんな時にオススメなのがカナダ出身のシンガー、マイケル・ブーブレさんによる同曲のジャズアレンジです。

サックスの華やかな雰囲気とイタリア系の血を引くマイケル・ブーブレさんの陽気な歌声が、思わず踊りだしたくなるような明るい気分にさせてくれますよ!

God Rest Ye Merry, GentlemenOscar Peterson

こちらの曲は18世紀に出版されたイギリスの古いクリスマスキャロルです。

有名な曲ですので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

タイトルは日本では『世の人忘るな』と訳されています。

その有名な曲を、オスカー・ピーターソンさんがスインギーなジャズにアレンジして演奏しています。

どんなクリスマス曲も自分の曲のように変えてしまうオスカー・ピーターソンさん、とても魅力的ですね。

教会などで演奏されている原曲と聴き比べてみるのもおもしろいです。

Show Me The MagicJamie Cullum

イギリス出身のジャズシンガー、ジェイミー・カラムさん。

ジャズシンガーとしてはもちろんのこと、ジャズピアニストとしても高い評価を受けています。

さらに学才にも優れておりレヴィング大学を主席で卒業しています。

商業的にも成功を収めているアーティストで、第47回グラミー賞のベスト・ジャズ・ヴォーカル部門にノミネートされました。

そんな彼のクリスマスのジャズナンバーとして知られているのが、こちらの『Show Me The Magic』。

70年代のジャズの雰囲気がただよう、良質な作品です。

The Christmas SongElla Fitzgerald

こちらの曲は数あるジャズのクリスマス曲の中でももっとも有名な1曲といえるでしょう。

1944年に歌手のメル・トーメさんがボブ・ウェルズさんと作った曲で、クリスマスのすべてが詰まったような歌詞です。

実は夏の暑い時に涼しくなろうとした2人がクリスマスのことを空想してできた曲だといわれています。

おしゃれな遊びが名曲になったなんて、センスがいいですよね。

こちらの曲もエラ・フィッツジェラルドさんをはじめ、有名なところではナット・キング・コールさんなど、名だたる歌手が歌っているので、ぜひ聴き比べてみてください。

Have Yourself A Merry Little ChristmasSamara Joy

Samara Joy – Have Yourself A Merry Little Christmas (Visualizer)
Have Yourself A Merry Little ChristmasSamara Joy

ミュージカル映画『Meet Me in St. Louis』の中で歌われた曲がこちらです。

ジャズのスタンダードナンバーとしては有名なクリスマスソングで、美しいメロディーが魅力的な1曲ですね。

親の仕事で引っ越しすることになった家族が未来への期待を込めて歌うこちらの歌は切なさもあってとても一言では言い表せないイメージを持っています。

たくさんのジャズ歌手が歌っていますので、聴き比べてご自分のベストバージョンをみつけてください。

サマラ・ジョイさんはバラードで歌いがちなこちらの曲を軽快な3拍子で華麗に歌っています。

Count Your Blessings Instead of SheepDiana Krall

こちらの曲は1954年に公開された映画の中で歌われた曲で、アービング・バーリンさんが作った曲です。

彼の個人的な体験をもとに作られており、彼が不眠症に悩んでいた時、医者に勧められた、眠れないなら幸せだったことを数えてみてはどうか、というアドバイスをヒントにしたものだそうです。

あまり知られていませんが、名曲の一つといえるでしょう。

この映画ではローズマリー・クルーニーさんがこちらの曲を歌っています。

そんな曲をとりあげるダイアナ・クラールさんもセンスがいいですね。