RAG MusicJazz
素敵なジャズ

【2026】クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番曲からオリジナル曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

【2026】クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番曲からオリジナル曲まで(1〜10)

Bah HumbugPentatonix

Pentatonix – Bah Humbug (Yule Log Audio)
Bah HumbugPentatonix

グラミー賞を3度受賞したア・カペラ・グループ、ペンタトニックスによるクリスマス・オリジナル曲をご紹介します。

2025年9月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Christmas in the City』の先行シングルとして発表されました。

タイトルはチャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』でおなじみのスクルージの決まり文句から取られており、ひねくれ者の視点でホリデーシーズンを描くという遊び心あふれる一曲です。

皮肉とユーモアを効かせながらも、最終的には祝祭の魔法へと感情を反転させていく構成が見事ですね。

声だけで生み出される厚みのあるハーモニーとビートボックスが、まるでビッグバンドのような華やかさを演出しています。

定番のクリスマスソングに飽きてしまった方や、ちょっとひねりの効いたホリデー・ナンバーを探している方にオススメです。

mother i’ll be latearon!

aron! – mother i’ll be late (lyric video)
mother i'll be latearon!

ジャズの語法とポップスの親しみやすさを見事に融合させた「コージー・ポップ」で注目を集めるシンガー・ソングライター、アロンさん。

ノースカロライナ州シャーロット出身の彼は、幼少期からギターに親しみ、80歳のジャズ・ギター教師との出会いをきっかけにジャズへの情熱を深めていったそうです。

2025年6月には名門ヴァーヴ・レコードからデビューEP『cozy you (and other nice songs)』をリリースし、温かみのある歌声と洗練されたハーモニーで話題を呼びました。

そんな彼が手がけたホリデーEP『a cozy christmas』に収録されたこの楽曲は、家族のもとへ帰れないクリスマスの切なさと温もりへの憧れを描いたオリジナル曲です。

派手なオーケストレーションではなく、部屋鳴りのするコンボ感で季節の空気を表現しているのが魅力的。

華やかさよりも、会えない夜の心細さまで包み込むやさしい余白が心に染みます。

静かなクリスマスを過ごしたい方にぴったりの一曲です。

Linus And LucyVince Guaraldi Trio

ビンス・ガラルディ・トリオのリーダーとしてジャズ・シーンに大きな影響を与えたアーティスト、ビンス・ガラルディさん。

ジャズのコンポーザーとしての評価は申し分ないのですが、ポピュラーの実績もすさまじく、世界的なヒットを記録したクリスマスソングを2つもリリースしています。

その内の1つが、こちらの『Linus And Lucy』です。

日本ではアニメ『スヌーピー』のテーマソングと知られているため、ご存じでない方もいるかもしれませんが、実はクリスマスソングだったんですよね~。

The Christmas SongNat King Cole

Nat King Cole – “The Christmas Song” (1961)
The Christmas SongNat King Cole

厚みと温かみのある声で世界中からリスペクトを受けている、伝説のジャズボーカリスト、ナット・キング・コールさん。

いくつかクリスマスソングをリリースしている彼ですが、とくに有名なのは今回ご紹介する『The Christmas Song』です。

日本でも頻繁にプレイされる楽曲なので、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。

世界的なクリスマスソングですが、実は真夏によって作られたようです。

まさかの夏に作られたとは、考えもしませんでしたね(笑)。

Christmas CheerAbbey Lincoln & Roy Hargrove

公民権運動と深く結びついた表現者として知られるジャズ・ヴォーカリスト、アビー・リンカーンさんと、90年代以降のジャズ・シーンを牽引したトランペット/フリューゲルホルン奏者のロイ・ハーグローヴさん。

この二人が共演したオリジナルのクリスマス・ナンバーが、1996年10月に発売されたコンピレーション・アルバム『Jazz for Joy: A Verve Christmas Album』に収録されています。

作詞にはリンカーンさん自身が携わっており、スタンダード曲のカバーではなく、彼女ならではの言葉と感情が込められた一曲に仕上がっています。

ハーグローヴさんのフリューゲルホルンが奏でる柔らかな音色と、リンカーンさんの陰影をたたえた歌声が絶妙に溶け合い、派手さよりも温もりと余韻を感じさせてくれます。

華やかなパーティーソングとは一線を画す、しっとりとしたクリスマスを過ごしたい方におすすめです。