洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲
ジャズの歴史はロックやポップスよりも長く、サブ・ジャンルが多く存在することもあり、何となく敷居の高さを感じられている方は多くいらっしゃいますよね。
イメージで苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、時代をこえて愛され続けるスタンダードなナンバーから、CM曲や映画音楽など、どこかで耳にしている曲がジャズの名曲だったりするというのは、実はとても多いんですよ。
そこで今回の記事では、ジャズ初心者でも楽しめるオススメの名曲や人気曲を集めてみました。
往年のジャズ・ナンバーを中心として、近年注目を集めるジャズ・アーティストの名曲なども織り交ぜつつ、バラエティ豊かな選曲でお届けします!
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洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲(51〜60)
All of MeBillie Holiday

サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルドと並んで女性ジャズ・ボーカリストトップスリーのうちの一人に数えられることもあるビリー・ホリデイの「All Of Me」です。
波乱万丈の人生を送った彼女、その口から奏でられる唯一無二の歌声は一級品です。
のんびりとしているようで、どこかもの悲しい雰囲気の彼女。
クセのある歌声も、気付いた時にはトリコになってししまっているはずです。
Georgia On My MindRay Charles

アメリカ合衆国南部のジョージア州の州歌になっています。
1930年にホーギー・マイケル作曲スチューアート・ゴレル作詞です。
ジャズ、ブルースのスタンダードナンバーになっています。
1960年にレイ・チャールズが録音しました。
Goodbye Pork Pie HatCharles Mingus

1959年リリースのアルバム『Mingus Ah Um』に収録された、ベース奏者チャールズ・ミンガスさんの代表曲。
タイトルの「ポークパイハット」は日本語では山高帽ですが、この曲はポークパイハットがトレードマークだったサックス奏者のレスター・ヤングさんを追悼したバラード曲です。
のちに歌手のジョニ・ミッチェルさんが歌詞を加えてカバーしてバージョンも有名です。
In a sentimental moodDuke Ellington & John Coltrane

1962年、アメリカジャズ界の重鎮デューク・エリントンさんと革新的なサックス奏者ジョン・コルトレーンさんが奏でた美しいコラボレーション。
愛する人への想いを星空に例えた詩的な世界観と、エリントンさんの優雅なピアノ、コルトレーンさんの柔らかなサックスが織りなす極上のハーモニーが、心に深く染み入ります。
1935年の誕生秘話も興味深く、友人同士のいさかいを和らげるために即興で生まれたメロディーは、今やジャズ史に輝く名曲となりました。
2005年の映画『Prime』でも印象的に使用され、穏やかな春の午後のカフェで静かに聴きたい一曲です。
心が温かくなるような、そんな癒しの時間を与えてくれることでしょう。
洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲(61〜70)
It’s Only a Paper MoonElla Fitzgerald

紙の月や段ボールの海といった虚構の世界を舞台に、愛の力で現実が輝きを増していく様を描いた名曲を、アメリカが誇るエラ・フィッツジェラルドさんが心温まる歌声で優しく包み込みます。
1945年3月、デルタ・リズム・ボーイズとの共演で録音された本作は、スウィング感あふれる軽やかなメロディーと、深い愛情に満ちた歌唱が見事に調和しています。
愛する人との出会いによって、ありふれた日常が輝きを帯びていく様子を、明るく楽観的な曲調で表現した珠玉の一曲です。
1973年の映画『ペーパー・ムーン』での使用をはじめ、多くの作品に取り上げられてきました。
新たな季節の始まりに、大切な人と共に心温まるひとときを過ごしたい方におすすめの一曲です。
Spanish KeyMiles Davis Sextet

ジャズの進化とともに幅広いジャンルの音楽を取り入れた彼が1970年にリリースしたアルバム「Bitches Brew」は、エレクトリック楽器を大胆に導入した「電気マイルス期」とも呼ばれる時期を代表するアルバムで、ジャズの歴史においてとても重要な意味を持つといっても過言ではない作品。
中でもこの「Spanish Key」は、ファンクやロックまでも思わせるパワフルな演奏が特徴的な名曲です。
Stars Fell on AlabamaCannonball Adderley

キャノンボール・アダレイは人気のあるアルトサックス奏者です。
マイルスと一緒に演奏していますが、アグレッシブでのりのよいプレイをします。
この「Stars Fell on Alabama」は彼ののしっとりした名演奏になっています。






