RAG MusicJazz
素敵なジャズ
search

洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲

ジャズの歴史はロックやポップスよりも長く、サブ・ジャンルが多く存在することもあり、何となく敷居の高さを感じられている方は多くいらっしゃいますよね。

イメージで苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、時代をこえて愛され続けるスタンダードなナンバーから、CM曲や映画音楽など、どこかで耳にしている曲がジャズの名曲だったりするというのは、実はとても多いんですよ。

そこで今回の記事では、ジャズ初心者でも楽しめるオススメの名曲や人気曲を集めてみました。

往年のジャズ・ナンバーを中心として、近年注目を集めるジャズ・アーティストの名曲なども織り交ぜつつ、バラエティ豊かな選曲でお届けします!

洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲(1〜20)

Don’t Know WhyNorah Jones

2000年代以降のジャズを知りたい、歌モノのジャズ・ナンバーで良い曲を探しているといった方であれば、こちらの『Don’t Know Why』は確実に押さえておくべき大名曲です!

00年代以降のジャズ界を代表するシンガー兼ピアニスト、ノラ・ジョーンズさんが2002年にリリースした傑作デビュー・アルバム『Come Away With Me』に収録されているナンバーです。

日本でも大ヒットを記録したこのアルバム自体、旧来のジャズ・ファンのみならず日ごろポップスを聴いている方や、女性シンガー好きにも幅広く浸透しました。

穏やかな午後のカフェでこの曲が流れ出したら、もう最高の気分になってしまうことは間違いありません。

ジャズに抵抗があるという方でも、すんなり聴けるであろう普遍的な魅力を持ち合わせた楽曲ですよ。

Waltz For DebbyBill Evans

世界中のジャズ・ファンの中でも、とくに日本のジャズ好きにおけるピアノ・ジャズの人気は圧倒的に高いと言われています。

ジャズ・ピアニストとして最も有名な存在であり、その知的かつ繊細なスタイルが「ジャズピアノの詩人」とも称されるビル・エヴァンスさんは、ピアノをメインとしたモダン・ジャズを知る上では避けては通れない存在です。

エヴァンスさんの残した功績を短い文章で語ることは不可能ですが、ここでは日本で大ヒットを記録した名ライブ盤『ワルツ・フォー・デビイ』にも収録されている表題曲を紹介します。

エヴァンスさん本人が作曲したオリジナル曲であり、スタンダードナンバーとして世界中で愛され続けている名曲です。

エヴァンスさんを軸として、25歳という若さで亡くなったベーシストのスコット・ラファロさんと、多くの名盤に参加したドラマーのポール・モチアンさんという黄金のトリオが織り成す、見事なアンサンブルの妙をぜひお楽しみください!

Take The A TrainDuke Ellington

Duke Ellington – Take The A Train (1964)
Take The A TrainDuke Ellington

おそらく、ここ日本においては原題よりも邦題の『A列車で行こう』と言われたほうが、ピンとくるという人も多いのでは?

1939年に生まれたジャズのスタンダード・ナンバーであり、時代をこえて愛され続ける定番中の定番曲です。

ジャズの歴史における最重要人物の1人というだけでなく、20世紀を代表する音楽家として著名なデューク・エリントンさんの楽団によって1941年にレコードがリリース、以降楽団のテーマ曲として大人気となりました。

軽快なリズムに彩られた楽しい楽曲ですから、日本でもCM曲やテレビ番組のテーマ曲として多く起用されていますし、美空ひばりさんなどの大御所アーティストにもカバーされている名曲ですね。

ちなみに「A列車」とは、ニューヨークにある地下鉄の名称なのだとか。

ConfirmationCharlie Parker

ジャズというジャンルの中でビバップという時代を作り上げたともいえる、アルトサックスの名手チャーリー・パーカーさんの代表曲のひとつがこちらです。

ジャズを演奏する人たちが集まって演奏するジャムセッションでもよく好まれる曲で、コード進行もテーマも、これぞビバップといった、ビバップのエッセンスが詰まった1曲です。

のちにジョン・ヘンドリックスさんによって歌詞もつけられ、ボーカリストによって歌われることもあります。

Sing Sing SingBenny Goodman

“SING, SING, SING” BY BENNY GOODMAN
Sing Sing SingBenny Goodman

トランペット奏者のルイ・プリマさんが作り、1936年にリリースされた曲で、ドラムの印象的なソロによるイントロから始まります。

ベニー・グッドマン楽団が1938年にこの曲を取りあげるとたちまち人気になり、こちらの楽団を代表するナンバーになりました。

今でもプロからアマチュアまで、たくさんのビッグバンドやスイングバンドによって演奏されており、日本でも映画『スウィングガールズ』でとりあげられたことを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。