【2025】ジャズ風の邦楽バラード名曲まとめ
ジャズミュージック、と言われると何となく敷居の高さを感じる……そんな方は結構多いかもしれません。
実は昭和の昔から令和の現在も、ジャズミュージックに影響を受けてJ-POPとして昇華しているアーティストやバンドは多く存在しているのですね。
そこで今回はJ-POPの「バラード」に注目、特にジャズの影響を感じさせるおしゃれで落ち着いた時間を演出してくれる名曲たちをリサーチしてまとめています。
ジャズを日ごろ聴かないという方でも楽しめる内容ですから、ぜひチェックしてみてください!
【2025】ジャズ風の邦楽バラード名曲まとめ(1〜20)
ストレンジバードEmerald

夜の都会を彩るジャズの色彩とJ-POPの心地よさが絶妙に融合した一曲。
Emeraldが7年ぶりとなるアルバム『Neo Oriented』からリリースした本作は、独自の「ナイトアーバンポップス」を提唱する彼らの音楽性が鮮やかに表現されています。
2024年8月に公開された楽曲は、既存の枠にとらわれず自由に生きることの大切さを歌い、多くのリスナーの心を掴みました。
アルバムリリースと同時に東名阪ツアーを展開し、2025年3月には『Breakthrough』ツアーも控えているEmerald。
タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」にも選出され、注目度は高まる一方です。
洗練されたジャズテイストと心地よいグルーヴ感を求める方、都会的な夜のサウンドに身を委ねたい方にぜひおすすめしたい一作です。
メトロJUJU

洗練されたジャズの息吹を感じさせるピアノの旋律から始まる、JUJUさんのバラード作品。
2018年10月に発売された本作は、地下鉄の定期券を手にした少女が大人への一歩を踏み出す心情を描いた作品です。
日本を代表するプロデューサー松尾潔さんと小林武史さんがタッグを組み、JUJUさんの魅力を最大限に引き出しています。
東京メトロのキャンペーン「Find my Tokyo.」のCMソングとして起用され、小松菜奈さん主演のMVも話題となりました。
アメリカでジャズに親しんできたJUJUさんならではの歌唱は、深い情感と都会的な洗練さを兼ね備え、夢と現実の間で揺れる心を優しく包み込みます。
落ち着いた夜、一人で過ごす時間に聴きたい一曲として、ジャズの要素を取り入れた邦楽バラードの良さを堪能できる逸品です。
NothingWONK

WONKが2020年6月に発表したコンセプトアルバム『EYES』に収録された本作は、情報過多の現代社会における価値観の多様性を描く物語の締めくくりとして登場する珠玉のバラード。
多彩なジャンルを融合させた彼らのサウンドは、ジャズの要素を取り入れながらも親しみやすい佇まいで、都会的な夜のムードを醸し出しています。
メンバー全員が卓越した演奏技術を持ち、「エクスペリメンタル・ソウル」と称される独自の音楽性が光ります。
アルバム『EYES』は架空の映画のサウンドトラックを思わせる構成となっており、本作はその物語性を引き立てる重要な一曲。
静かな夜、窓辺でグラスを傾けながら聴きたい一曲として、大人の時間を彩る音楽を求める方に特におすすめです。
get back中村佳穂

洗練されたジャズの要素を取り入れたJ-POPバラードとして、中村佳穂さんの音楽的な魅力が存分に発揮された一曲。
彼女独自の即興的なボーカルテクニックと、ジャズ、R&B、エレクトロニカを融合させた複雑かつ流麗なメロディラインが印象的です。
2018年11月に発売されたアルバム『AINOU』に収録された本作は、彼女の音楽的才能が認められるきっかけとなった重要な楽曲の一つ。
また、後に彼女が映画『竜とそばかすの姫』でBelleの声と歌を担当したことで、より多くの音楽ファンに知られることとなりました。
夜のリラックスタイムや、しっとりとした大人の雰囲気を楽しみたい時に最適な一曲。
ジャズに詳しくない方でも、その独特な世界観と表現力に引き込まれることでしょう。
2019年のサヨナラ(リリーへ)片想い

ジャズの影響を受けた美しいバラード曲で、8人編成という贅沢な編成から紡ぎだされる空気感は、まさに晩秋の空気を纏ったような哀愁漂う心地よさ。
片岡シンさんの三線とオラリーさんのボーカルが絶妙に絡み合い、遠藤里美さんのサックスが情感たっぷりに彩りを添えています。
2019年3月にリリースされたこの楽曲は、浜野謙太さん主演のドラマ『面白南極料理人』エンディングテーマとして多くの視聴者の心を掴みました。
片想いが2019年発売のアルバム『LIV TOWER』に先駆けて配信した本作は、ライブでも披露されるたびファンから絶大な支持を得ています。
一人で静かな夜を過ごす時や、大切な人との別れを噛みしめる瞬間に聴きたい一曲。
温かみのある音色が心に沁みわたることでしょう。