【バラード】邦楽の隠れた名曲。グッとくる曲
数えきれないほどの新しい音楽がリリースされる中でも、たくさん生まれるバラードソング。
あなたはどんなバラードがお好きですか?
バラードといえば誰でも歌えるような大ヒット曲もイメージしますが、知る人ぞ知る!みたいな隠れた名曲を知りたくなることもありますよね。
この記事では、近年人気の高いアーティストも交えながら、隠れた名曲として話題の曲から、歌詞がグッとくるようなバラードソングをセレクトしました。
ぜひ、いろいろなバラードの魅力を楽しんでください!
【バラード】邦楽の隠れた名曲。グッとくる曲(1〜10)
MOON氷室京介
91年発表のアルバム「Higher Self」に収められています。
50年生まれ。
群馬県出身のシンガーソングライター。
月夜の下を歩いているような物悲しいメロディと泣いてしまいそうなピアノの音色を背にエモーショナルに歌う氷室の歌声が、心の奥底まで深く突き刺さって抜けなくなります。
Still love her(失われた風景)TM NETWORK

88年発表のアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991〜」に収められています。
アニメ「シティーハンター2」のエンディング・テーマとして使用されました。
83年に結成された東京都出身の3人組音楽ユニット。
過ぎていく景色のように流れていくメロディラインが聴いていて、美しい曲なのになにか喪失感を感じてしまう、そんな一曲です。
イコールOfficial髭男dism

爽やかで心に響く楽曲が特徴の国民的バンド、Official髭男dism。
彼らの楽曲『イコール』は2017年のミニアルバム『レポート』に収録され、リスナーの心をつかんで離しません。
人々の価値観や生き方を深く掘り下げつつ、各々が等しく大切であるというメッセージを伝えています。
藤原聡さんの魂を揺さぶる歌声と繊細なピアノの旋律がマジックのようにリスナーの感情に作用します。
本作のコーラスワークは幸せへの願いが込められ、平等の価値をたたえていますね。
心がざわつく日常に静寂をもたらすかのような、温もりのあふれる本作は、メジャーデビュー前の作品ということもあって隠れた名曲だと思います。
オススメのリスニングシチュエーションは安らぎを求める夜長に、静かな部屋でじっくりと聴くひとときです。
Forget-me-not尾崎豊

85年発表のアルバム「壊れた扉から」に収められています。
65年生まれ。
東京都出身のシンガーソングライター。
フェードインしてくるイントロから静かにサビへと続いていくメロディは、やがてサビで燃え上がります。
彼女との愛を歌う歌詞も尾崎らしい言葉が満載で、心に染み入ります。
藍スキマスイッチ

イントロの切ないギターのフレーズから始まる『藍』は、恋のもどかしさと切なさを描いたスキマスイッチの名バラードです。
この曲が生まれた背景には、なんと10回の書き直しという苦労がありました。
2006年のリリースから時が流れても色あせることなく、リスナーの心をつかんで離さない本曲。
ファンには人気の高い名曲でしたが、2023年に亀田誠治さんによるリアレンジ版も話題になりました。
複雑に絡み合った感情を繊細に言葉にした歌詞は、誰もが一度は経験するであろう、恋愛の葛藤をリアルに伝えています。
タイトルが「愛」と「藍」を掛けた言葉遊びである点も、スキマスイッチらしいセンスの光る部分。
ぜひ、切ない思いを抱えた夜、寂しいときのそばに置いてほしい1曲です。
想い人緑黄色社会

ピアノの柔らかなイントロが印象的な緑黄色社会の『想い人』。
映画『初恋ロスタイム』の主題歌として2019年にリリースされ、彼らの感情をデリケートにつづった名曲です。
紡がれる言葉一つ一つに深い愛情が込められていて、しっとりとした心地よさがリスナーの胸を打ちます。
その後もライブパフォーマンスなどで多くの人の心を感動させているこの曲は、緑黄色社会の名バラードとして広がり続けていくことでしょう。
長屋晴子さんの高音が冴え渡る歌声と、小林壱誓さんの繊細ながらも力強いギタープレイが交じり合い、リスナーを優しさで包み込んでくれます。
想いを寄せる人への感謝、それを歌にした本作は、あなたの大切な人への想いを再確認させるかもしれませんよ。
umbrellaMrs. GREEN APPLE

バラードの新たな魅力を教えてくれる隠れた名曲、それがMrs. GREEN APPLEの『umbrella』です。
2016年リリースの2ndシングル『サママ・フェスティバル!』のカップリング曲でありながら、その深い歌詞は多くのリスナーに共感を呼び、心を揺さぶります。
大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんらが紡ぐ、優しくも力強い音の世界がまさに耳に残ります。
どんな時代も変わらずに人々をつなぐ音の力を象徴するような曲で、2024年1月に公開されたドームライブの映像が記憶に新しいですね。
不幸の雨を傘に変えるような、傷ついた心を音色で癒やしてくれる。
そんな胸を打つバラードです。







