誰もが一度は聴いたことがあるはず!昭和を代表するバラードナンバー
日本におけるポピュラーミュージックが大きく変化していった時代である昭和。
現在でもリバイバルブームや海外での再評価などで昭和に生まれた名曲を耳にする機会が増えましたよね。
特に日本人らしい哀愁が前面に出てくる楽曲は、いま聴いても心を揺さぶる名曲が多いです。
そこで今回は、昭和を代表する名バラードをご紹介しますので、古き良き日本の音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
平成や令和との違いを感じられるかもしれませんよ!
もくじ
誰もが一度は聴いたことがあるはず!昭和を代表するバラードナンバー
『いちご白書』をもう一度バンバン

昭和を代表するバラードナンバーとして知られるバンバンの名曲。
フォークソングブームの中で生まれた本作は、柔らかなメロディーラインと心に響く歌詞が特徴ですね。
1975年にリリースされ、オリコンで1位を獲得するなど大きな話題となりました。
学生運動の象徴とも言える東大安田講堂事件から6年が経過した時代背景を反映し、若者の心情や時代の空気を見事に表現しています。
アコースティックギターを中心としたシンプルなアレンジが、聴く人の心に深く寄り添う楽曲となっているのではないでしょうか。
懐かしい青春の思い出を振り返りたい時や、心温まる音楽に浸りたい時におすすめの一曲です。
あなた小坂明子

昭和を代表する名曲として今なお愛され続けている本作。
16歳だった小坂明子さんが紡ぎ出した歌詞は、未来への夢と希望に満ちています。
理想の家庭生活を描く情景描写が、聴く人の心に深く響くのですね。
1973年12月にリリースされると瞬く間に大ヒットを記録。
オリコンチャートで7週連続1位を獲得し、年間シングルチャートでも2位に輝きました。
小坂明子さんの透明感のある歌声と、純粋な思いが込められた歌詞は、恋に悩む方はもちろん、大切な人への思いを胸に秘めている方にもおすすめです。
Rainy Blue德永英明

昭和を代表する名バラード、徳永英明さんのデビュー曲。
ハスキーで透明感のある美声が、雨に煙る恋の余韻を感じさせる切ない雰囲気を見事に表現しています。
1986年1月にリリースされ、作詞は大木誠さん、作曲は徳永さん自身が手掛けています。
本作は、終わってしまった恋にまだ心が引きずられている心情を描いた歌詞が印象的です。
雨の日に聴きたくなる、心に残るバラードとして、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。
さよならの向う側山口百恵
昭和の歌謡界を代表するシンガー・山口百恵さんのラストシングルとして、1980年8月に発表された本作。
引退を前にした山口百恵さんのファンへの感謝の気持ちと、別れの決意が込められた楽曲です。
阿木燿子さんが作詞、宇崎竜童さんが作曲を手がけ、オリコンチャートで最高4位を記録しました。
宇宙の壮大さと人生のはかなさを対比させた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
山口百恵さんの透明感のある歌声と相まって、別れの美しさと哀しみを見事に表現しています。
大切な人との別れを経験した方や、人生の岐路に立つ方におすすめの一曲です。
Missing久保田利伸

昭和を代表する切ないバラードとして知られる久保田利伸さんの楽曲。
アルバム『SHAKE IT PARADISE』に収録された本作は、失恋の痛みと心の葛藤を描いた珠玉の名曲です。
繊細な歌声とメロディーが聴く人の心に深く響き、別れの切なさや未練、そして前に進もうとする強い意志が感動的に表現されています。
1986年9月のリリース以来、多くのアーティストによってカバーされ、幅広い世代に愛され続けています。
テレビ番組のエンディングテーマにも起用され、その魅力は時代を超えて輝き続けています。
失恋の経験を持つ人々の心に寄り添う、心揺さぶる一曲です。