昭和の懐メロ。人気ランキング
多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?
耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。
この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。
誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。
この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。
昭和の懐メロ。人気ランキング(1〜10)
青い珊瑚礁松田聖子1位

太陽のきらめきと潮風の香りを運んでくるような、鮮烈なイントロが印象的な名曲です。
好きな人と過ごす夏の海辺、高鳴る胸の鼓動と少しだけ大胆になる自分の気持ち。
そんな甘酸っぱくもまぶしい恋の情景が目に浮かぶようです。
松田聖子さんを「永遠のアイドル」へと押し上げた本作は、1980年7月に発売された2枚目のシングルで、デビューアルバム『SQUALL』にも収録されています。
グリコのアイスクリームCMソングとしてお茶の間を彩り、『ザ・ベストテン』では3週連続1位を獲得。
聴く人の心を一瞬で夏模様に染め上げる、爽快感にあふれた楽曲です。
勝手にしやがれ沢田研二2位
昭和歌謡の代表格として今も愛されている1曲です。
サビの印象的なフレーズが耳に残り、聴くたびに心に響きますよね。
失恋した男性の複雑な感情が、オシャレな大人の哀愁とともに描かれており、沢田研二さんの魅力が存分に発揮されています。
1977年5月にリリースされた本作は、オリコン週間チャートで5週連続1位を獲得し、年間チャートでも4位にランクイン。
売上は89万枚に達するなど、大ヒットを記録しました。
失恋した人はもちろん、大人の恋愛に憧れる若い世代にもぜひ聴いてほしい1曲です。
沢田研二さんの魅力たっぷりの歌声に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
初恋村下孝蔵3位

昭和の片想いソングの代表格とも言える、村下孝蔵さんの名曲。
1983年2月にリリースされた5枚目のシングルで、オリコンシングルランキングで最高3位を記録する大ヒットとなりました。
軽快なメロディと繊細な歌詞で、青春の淡い恋心を描いた楽曲は、多くの人々の心に残る名作です。
村下さんの故郷である熊本県水俣市に歌碑が設置されるなど、今なお愛され続けています。
初恋の切なさや儚さを感じたい時、青春時代を思い出したい時におすすめの一曲です。
卒業斉藤由貴4位

斉藤由貴さんのデビュー曲は、学生生活の終わりを描いた珠玉の青春ソングです。
懐かしい学生時代の情景が目に浮かぶようなフレーズがちりばめられていますね。
冷静な視点で卒業を見つめる歌詞は、感傷的になりすぎない大人の姿勢を感じさせます。
1985年2月にリリースされたこの楽曲は、松本隆さんの作詞、筒美京平さんの作曲という豪華な布陣で制作されました。
卒業式のシーズンはもちろん、人生の節目を迎えた時に聴きたくなる一曲です。
斉藤由貴さんの透き通った歌声が、あなたの心に響くことでしょう。
飾りじゃないのよ涙は中森明菜5位

1980年代を象徴するアイドルとして知られ、その圧倒的な歌唱力と表現力で今なお根強い人気を誇っているシンガー中森明菜さんの10作目のシングル曲。
井上陽水さんによるインパクトのある歌詞とキャッチーなメロディが秀逸ですよね。
1984年11月にリリースされ、オリコン週間シングルチャートで初登場1位を記録した本作は、中森明菜さんのシングル楽曲の中でも3番目に売れた大ヒット曲となりました。
今も幅広い世代のリスナーから支持されていることからも、カラオケで盛り上がること間違いなしのアイドルソングです。
木綿のハンカチーフ太田裕美6位

思いを込めた手紙のように、心に響く名曲です。
太田裕美さんの清らかな歌声が胸に染みます。
本作は1975年12月にリリースされ、翌年の『第27回NHK紅白歌合戦』で歌われました。
地方から都会へ旅立つ男性と、故郷に残る女性の遠距離恋愛を描いた歌詞が特徴的。
男女の会話形式で物語が展開し、都会と地方の価値観の違いが鮮やかに表現されています。
大切な人との別れを経験した方や、遠く離れた恋人を思う方に寄り添う1曲。
心に秘めた思いを伝えたい時、ぜひ聴いてみてくださいね。
真夜中のドア〜stay with me松原みき7位

1980年代の雰囲気を今に伝える、シティポップの名曲です。
松原みきさんのデビューシングルとして1979年11月にリリースされ、オリコン最高28位を記録しました。
本作は、深夜に帰らない恋人を待つ女性の切ない思いを歌った楽曲で、ジャジーでセクシーな松原さんの歌声が印象的です。
アルバム『POCKET PARK』にも収録され、シングルとアルバムでは若干の違いがあります。
失われた愛と記憶の中に生きる感情を描いた歌詞は、多くの人の共感を呼び、時代を超えて愛される理由となっています。
エモい雰囲気がYouTubeショートで再び人気を集めました。