昭和の懐メロ。人気ランキング
多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?
耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。
この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。
誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。
この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。
昭和の懐メロ。人気ランキング(71〜80)
ルージュの伝言松任谷由美71位

軽快なリズムと爽やかなメロディが印象的な1曲です。
恋人の浮気に気づいた女性が、バスルームに口紅で伝言を残し、列車に乗って恋人の母親に会いに行くという物語は、大胆でユーモラスな展開が魅力です。
浮気に対する警告的なメッセージながらも、前向きで力強い女性像が浮かび上がる松任谷由実さんの名作です。
1975年2月に発売され、アルバム『COBALT HOUR』にも収録された本作は、コーラスに山下達郎さんらが参加し、華やかなサウンドも実現。
1989年には映画『魔女の宅急便』のオープニングテーマとして起用され、世代を超えて愛され続けています。
明るく楽しげな曲調で、恋人への強い気持ちを表現した本作は、恋愛に悩む女性の背中を優しく押してくれる1曲として、多くの方におすすめできます。
ラムのラブソング松谷祐子72位

初恋のときめきと切なさを歌ったポップチューンです。
1981年10月のデビュー作で、アニメ『うる星やつら』のオープニングテーマとして松谷祐子さんが歌い上げました。
恋に夢中なヒロインのいちずな思いと、相手の浮気心に悩む複雑な感情が、軽快なメロディと印象的なシンコペーションで表現されています。
本作はアニメ作品のイメージソングでありながら、制作時に歌詞に登場人物の名前を入れない斬新な手法を取り入れ、普遍的な恋の歌として多くの人々の心をつかみました。
キャッチーなリズムと甘く切ない歌声は、恋する女性の心情をそのまま音楽にしたかのようです。
現代の若者にも刺さる1曲です。
翼をください赤い鳥73位

青い空、柔らかな春風、きらめく太陽、青春の1ページが目の前に浮かぶような、爽やかな楽曲です。
自由と希望をテーマに、若者の繊細な心が描かれています。
赤い鳥が1971年2月にリリースした本作は、学校教育の場でも採り上げられ、多くの人々に親しまれてきました。
どんなことでも包み隠さず言い合える仲間との別れは大きな悲しみですが、つらい別れの先には自分の人生を彩るステキな出会いが待っているはず。
本作を聴きながら最高の仲間との最高の思い出を心に深く刻み、次のステージへと踏み出してみませんか?
ブルーライトヨコハマいしだあゆみ74位

港町横浜の夜景を美しく描いた名曲は、都会的で洗練されたサウンドと、シャンソンの要素を持つメロディライン、そして哀愁漂う感情豊かな歌詞が魅力です。
いしだあゆみさんの透き通る歌声が、都会のネオンに輝く恋の切なさを見事に表現しています。
1968年12月に発売された本作は10日間で100万枚を超える驚異的な売り上げを記録。
日本レコード大賞作曲賞を受賞し、韓国でも大きな人気を博しました。
6月2日の横浜開港記念日にちなんだ選曲としてもすてきです。
懐かしい思い出とともに、高齢者の方々に愛されている珠玉の一曲。
カラオケレクリエーションで一緒に口ずさめば、自然と会話も弾みそうですね。
3年目の浮気ヒロシ&キーボー75位

ムード歌謡の名曲として知られるヒロシ&キーボーさんの代表作。
夫婦の会話を通じて、愛と裏切り、許しと拒絶の間で揺れ動く人間関係の複雑さを描いた歌詞が印象的ですね。
1982年8月にリリースされ、オリコンチャートで3週連続1位を獲得した本作は、日本のポップミュージックシーンに大きな衝撃を与えました。
佐々木勉さんの作詞・作曲、桜庭伸幸さんの編曲による楽曲は、夫婦の葛藤を見事に表現しています。
大人の恋愛模様に興味のある方や、昭和の歌謡曲ファンにぜひ聴いてほしい一曲です。
め組のひとRATS&STAR76位

グループ名を一新し、その門出を飾ったのが、1983年に発売されたこの最高の夏ソングです。
資生堂のCMソングとしてもお茶の間に流れ、オリコン1位、累計売上62.2万枚という大ヒットを記録しました。
夏の浜辺で出会う、粋でいなせな女性に翻弄される男性の気持ちを描いた歌詞は、聴いているだけでワクワクしますよね。
ファンクとラテンを融合したダンサブルな本作は、それまでのイメージを覆すサウンドと、思わず真似したくなる振り付けで鮮烈な印象を残しました。
爆音で流しながら海辺をドライブすれば、最高の夏気分を味わえるのではないでしょうか。
異邦人久保田早紀77位

「私のことを通りすがりのようにしか感じてくれないのね…」、そんな女性の切ない恋心を詩的に表現した『異邦人』。
この曲は、シンガーソングライターの久保田早紀さんが1979年にデビューシングルとしてリリースしたもの。
一聴しただけでは恋愛の曲だとはわからない、難解な歌詞の世界観は昭和の恋愛ソングの魅力の一つかもしれません。
それに加え、この曲は暗めのAメロからサビで明るく転調するという、作曲面でも非常に細かい工夫がほどこされています。
ぜひ何度もこの曲を聴いて昭和歌謡の奥深さを感じてみてくださいね!