昭和の名曲まとめ。必聴の懐メロ&ヒットソング特集
昭和の時代には歌謡曲や演歌をはじめ、ジャンルを問わずに数多くの名曲が生まれました。
それらの多くは今もなお愛され続けていて、耳にする機会も多いですよね。
また、近年では昭和歌謡がリバイバルヒットを遂げることも珍しくなく、若い世代の方でも昭和の名曲に興味がある方は多いと思います。
そこでこの記事では、昭和の名曲をあらためてたっぷりと紹介していきたいと思います。
ジャンルを問わずにたくさんの曲を集めましたので、ぜひじっくりと聴いてみてくださいね。
昭和の名曲まとめ。必聴の懐メロ&ヒットソング特集(1〜5)
あした天気になれNEW!中島みゆき

つい物事を悲観的に考えてしまう、そんな癖に心当たりがある人に優しく寄り添う中島みゆきさんの楽曲です。
1981年3月に発売された10枚目のシングルで、名盤『臨月』からのシングルカット。
雨が好きだと言いながら、明日が晴れることを願う歌詞には、不安な気持ちを抱えながらも、ささやかな希望を手放したくないと願う健気な姿が浮かびます。
落ち込んだ日に聴くと、無理に励ますのではなく、静かに心を温めてくれるような、そんな魅力にあふれた1曲です。
ピエロNEW!中島みゆき

哀愁を帯びたワルツの調べが、心の奥深くに染み渡る中島みゆきさんの名作です。
1979年9月に発売されたシングル『りばいばる』に収められた本作。
忘れられない恋の記憶に縛られ、お酒で心を紛らわす主人公の姿が描かれています。
本当の悲しみを隠して気丈に振る舞う様子は、まるで孤独な道化のようにも感じられますね。
この楽曲は俳優の根津甚八さんへの提供曲としても知られ、研ナオコさんなどにもカバーされています。
過去の思い出から一歩踏み出せない夜に、独りの心へ静かに寄り添ってくれる1曲です。
誘惑NEW!中島みゆき

理性のブレーキが効かなくなりそうな、危うい恋心を描いた作品です。
1982年4月に発売された中島みゆきさんの12枚目のシングルで、オリコン週間チャート最高2位を記録しました。
この楽曲は、許されないと知りつつも募る思いと、それを必死に抑え込もうとする理性のせめぎ合いを、緊張感のあるメロディで歌い上げています。
本作は名盤『中島みゆき THE BEST』に初収録されました。
禁じられた恋に悩み、どうしようもない気持ちを抱えているときに聴くと、その苦しみにそっと寄り添ってくれるようです。
木綿のハンカチーフ太田裕美

太田裕美さんの代表曲として知られる本作は、遠距離恋愛をテーマにした物語性豊かな楽曲です。
男女の対話形式で描かれる歌詞は、当時としては斬新な構成だったそうですね。
都会に出た男性と故郷に残された女性の心情の変化が丁寧に綴られていて、聴く人の胸を締め付けます。
1975年にリリースされた本作は、86.7万枚という驚異的な売り上げを記録。
フォークソングと歌謡曲の橋渡しをした楽曲として高く評価されています。
遠距離恋愛の経験がある方や、大切な人との別れを経験した方にぜひ聴いていただきたい1曲です。
喝采ちあきなおみ

ちあきなおみさんの代表作として知られているこの曲は、深い悲しみを抱えながらも舞台で輝く歌手の姿を描いた歌詞が、多くの人々の心を揺さぶります。
1972年9月にリリースされたこの楽曲は、同年の日本レコード大賞を受賞。
ドラマチックな歌唱力と感情表現の豊かさが高く評価されました。
本作は、人生の喜びと悲しみを同時に感じているような、複雑な心境にある方にピッタリの1曲。
心に響く歌詞と、ちあきなおみさんの力強い歌声が、聴く人の心に寄り添い、勇気を与えてくれるはずです。
昭和の名曲まとめ。必聴の懐メロ&ヒットソング特集(6〜10)
いい日旅立ち山口百恵

日本を旅する魅力を伝える楽曲として多くの人々に親しまれています。
失われたものへの思いと新たな希望を探す旅の歌で、山口百恵さんの深みのある歌声と相まって、多くの人々の共感を呼び続けています。
1978年11月21日にリリースされたこの曲は、日本国有鉄道の旅行誘致キャンペーンのテーマソングとして製作されました。
結婚式や卒業式などの旅立ちの場面でよく歌われる楽曲として知られていますが、その哀愁を帯びた歌詞が人々の心を捉えて放しません。
新しい出発を控えた方や、人生の岐路に立たされている方にぜひ聴いてほしい1曲です。
なごり雪イルカ

季節外れの雪が降る中、別れを迎える2人の切ない心情を描いた名曲。
イルカさんの透明感のある歌声が、春の訪れと共に去りゆく恋心を優しく包み込みます。
1975年にリリースされ、多くの人々の心に残る珠玉のバラードとなりました。
伊勢正三さんが紡ぎ出した詩情豊かな歌詞と、イルカさんの繊細な歌唱が見事に調和した本作。
春の別れの季節に聴きたくなる1曲です。
大切な人との別れを控えた方や、過ぎ去った青春時代を懐かしむ方にピッタリの楽曲ですよ。