演歌の新曲リリース【2024年10月】
秋深まるこの季節、2024年10月の演歌シーンは伝統と革新が見事に調和した新曲の数々で賑わいを見せています。
情感豊かなメロディ、職人技のような歌唱力、そして人生の機微を巧みに織り込んだ歌詞の数々。
現代的なアレンジを取り入れながらも、演歌本来の魅力を大切に守り続けた珠玉の新曲たちをご紹介します。
懐かしさと新鮮さが織りなす、今だからこそ輝く演歌の世界をお楽しみください。
演歌の新曲リリース【2024年10月】(1〜10)
さみだれ忍冬恋川いろは

恋川いろはさんによる楽曲『さみだれ忍冬』は2024年10月にリリースされたナンバー。
作詞を朝比奈京仔さん、作曲を田尾将実さんが手がけています。
女性の献身的な愛と報われない思いが、しっとりとした歌声に乗って伝わってくる作品で、聴いているうち、まるで一本の映画を観ているような気分に。
日本舞踊の師範でもある恋川さんならではの、しなやかな表現力にぜひ注目してみてください。
瀬戸の舟宿野中さおり

忘れたくても忘れられない大切な人のことを思い出す、心締め付けられる演歌です。
野中さおりさんによる本作は2024年10月にシングル『備前だより/瀬戸の舟宿』としてリリース。
抒情的な曲調と絞り出すような歌声が調和した、胸がぎゅっとなるナンバーです。
舟宿で外を眺めながら物思いにふける女性像が見えてきます。
あなたの中にある孤独感にこの曲が寄り添ってくれるかもしれません。
七日町花小路麻生ちぐさ

昭和レトロな情景が目に浮かぶ、心温まる演歌をご紹介します。
山形県の七日町を舞台に、飲み屋の女将さんの視点から描かれた物語性豊かな1曲。
麻生ちぐささんの力強い歌声が、郷土愛や人情の機微を見事に表現しています。
2024年10月にリリースされたこの楽曲は、方言「おしょうしな」を織り交ぜるなど、山形の文化を色濃く反映。
故郷を思う気持ちや人とのつながりを大切にしたい方にオススメ。
本作を聴けば、あなたも懐かしい雰囲気に包まれること間違いなしですよ。
真昼の月山口瑠美

山口瑠美さんのデビュー25周年を記念して2024年9月に発表された本作。
気づかれることなく存在し続ける月のように、普段は見過ごしがちな愛や思いやりの大切さを歌っているんです。
優しく寄り添ってくれるような歌声が印象的で、聴く人の心に深く染み入ります。
人生の節目に聴きたい、珠玉の1曲。
誰かに支えられていることに気づいた時の感動が、詰め込まれているんです。
人生夢航路つげゆうじ

渋みのある歌声が印象的な王道演歌です。
つげゆうじさんのデビュー20周年を飾る7枚目のシングルとして、2024年10月にリリースされました。
日本海を舞台に、荒波に立ち向かう男の姿を力強く描写。
困難を乗り越え、夢を追い続ける決意に胸を打たれます。
サビの力が入っている感じがかっこいいんですよね。
人生に迷いを感じている方に、勇気をくれる1曲です。
ぜひはげまされていってください!
初恋ドキンドキンゆあさみちる

不意に心に染みる、初恋の記憶をよみがえらせる楽曲です。
2024年10月にリリースされた曲で、BS朝日の音楽番組『人生、歌がある』でテレビ初披露されました。
ポップスの要素を持った作品で、ゆあさみちるさんの深みのあるボーカルが魅力的。
歌詞では初恋の甘酸っぱい感情を擬音で表現するなど、独特の世界観があります。
ジャンルにこだわらない彼女の音楽性が存分に発揮された1曲。
恋愛の初期に感じる心の高鳴りや戸惑いを思い出したいときにぴったりですよ。
ゆうなぎの唄三丘翔太

海辺の暮らしを情感豊かに描いた作品です。
2024年10月に発表された本作は、懐かしさを感じさせる昭和歌謡のエッセンスを持ちながら、現代的な感性を取り入れたアレンジが施されています。
ヨナ抜き音階を用いた和風な響きが特徴で、心に染み入るメロディーラインもとてもステキ。
また三丘翔太さんの繊細な歌声が、穏やかな夕暮れの情景を一層引き立てています。
夕暮れ時のしっとりとした雰囲気に浸りたい方におすすめですよ。