古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング
感動ソング、というと、どんな楽曲を思い浮かべますでしょうか。
いつの時代にも、感情が揺さぶられるような音楽は人の心を豊かにしてきましたよね。
しかし、令和である現代と、それ以前の時代とでは、やはり感動の形も少し違って感じるはず。
そこで今回は、昭和の時代を彩った感動ソングをご紹介します。
テーマやアンサンブルが壮大なものから、一途な思うを歌ったものまで、幅広くリストアップしました。
時代の風を感じながら、古き良き音楽を楽しんでいただければ幸いです。
もくじ
古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング
浅草キッドビートたけし

昭和の下町を舞台に、若き日の夢と友情を描いた名曲。
ビートたけしさんの独特の語り口調と、シンプルながら心に沁みる旋律が魅力的ですね。
1986年8月にアルバム『浅草キッド』に収録された本作は、映画『夜叉』のロケ地で生まれたそうです。
福山雅治さんや菅田将暉さんなど、様々なアーティストによるカバーも話題を呼びましたよね。
夢を追いかける人や、人生の岐路に立つ方に聴いてほしい、温かみのある感動の応援ソングです。
聖母たちのララバイ岩崎宏美

都会を戦場に例え、傷ついた戦士を優しく包み込む母性愛を歌い上げた楽曲は、1982年5月にリリースされ、テレビドラマ『火曜サスペンス劇場』の初代エンディングテーマとして起用されました。
オリコンシングルチャートで1位を獲得し、累計130万枚を超える大ヒットとなった本作は、第13回日本歌謡大賞も受賞しています。
岩崎宏美さんの抜群の歌唱力が存分に発揮された一曲で、深い母性愛と無償の愛を感じさせる歌詞は、心に響くメッセージ性の高さが特徴です。
人生に疲れ果てた時や、誰かを励ましたい時にぴったりの、昭和の名曲と言えるでしょう。
瑠璃色の地球松田聖子

1980年代を代表するトップアイドルとして知られ、その圧倒的な歌唱力と表現力で現在も精力的に活動しているシンガーソングライター・松田聖子さんの楽曲。
アルバム『SUPREME』に収録された本作は、壮大なテーマと普遍的なメッセージを持つナンバーです。
人類愛を込めた歌詞と、聴く人の心に響くメロディーが特徴的で、教育現場でも合唱曲として広く歌われています。
1986年の『第28回日本レコード大賞』でアルバム大賞を受賞するなど、その評価は非常に高いものがありますね。
シングルカットされなかったにもかかわらず、プロモーション用のEPが制作されるほどの人気を博した、昭和の感動ソングの代表格と言えるでしょう。
また逢う日まで尾崎紀世彦

尾崎紀世彦さんの代表曲として知られるこの楽曲は、別れをテーマにしながらも、前向きな姿勢を感じさせる名曲です。
阿久悠さんの紡ぐ歌詞は、お互いを傷つけない大人の別れを描き、筒美京平さんのメロディーが心に響きます。
1971年3月にリリースされ、日本レコード大賞や日本歌謡大賞を受賞。
1972年の選抜高校野球の入場行進曲にも選ばれるなど、時代を超えて愛され続けています。
別れを経験した方はもちろん、大切な人との絆を感じたい時にも聴いてほしい、心に沁みる一曲です。
北の国から〜遥かなる大地より〜さだまさし

北海道の大自然を思わせるメロディーが印象的な、さだまさしさんの代表曲です。
1981年に放送開始されたテレビドラマ『北の国から』の主題歌として知られ、1982年9月にシングルとしてリリースされました。
広大な大地を感じさせる叙情的な楽曲は、ドラマの世界観と見事に調和しています。
北海道を象徴する曲として親しまれ、様々な場面で使用されているんですよ。
心が洗われるような穏やかな雰囲気は、日々の喧騒から離れたいときにぴったりです。