感傷的、哀愁的、郷愁的といった、どこかしみじみする気持ちの状態を示す若者言葉「エモい」。
言葉そのものは現代的なものですが、いつの時代にもエモいと表現できる楽曲は存在するのではないでしょうか。
そこで今回は、昭和時代にリリースされたエモソングをご紹介します。
現代とはまた違うエモーショナルなリリックや、時代を感じさせるアレンジの楽曲など、様々な角度から選曲しましたので、ぜひ楽しんでいただければ幸いです。
センチメンタルが止まらない!昭和にリリースされたエモソング(1〜10)
京都の恋NEW!渚ゆう子

イントロから響くエレキギターの音色と、古都の情景が交差するような独特の雰囲気に、当時の記憶がよみがえるという方も多いのではないでしょうか。
本作は、恋に破れた女性が過去を振り切ろうとする心情を、日本的な哀愁と洋楽の軽快なリズムに乗せて表現しています。
渚ゆう子さんのしっとりとした歌声が、心の機微を見事に描き出していますよね。
1970年5月に発売されたシングルで、同年12月には名盤である初のオリジナルアルバムにも収録されました。
原曲はザ・ベンチャーズが大阪万博を意識して制作したもので、当時の旅行ブームと結びついて大ヒットしました。
さよならオフコース

感情豊かな歌詞と透明感のあるメロディーが心に響く、オフコースの代表作。
1979年12月にリリースされたこの楽曲は、恋人との別れをテーマに、切ない想いを綴っています。
小田和正さんの繊細な歌声が、失恋の痛みと愛の儚さを見事に表現しており、多くの人々の共感を呼んでいます。
本作は、オリコン週間シングルチャートで2位を記録し、1980年の年間ランキングでも9位にランクイン。
後にダイハツ工業のCMソングとしても使用され、世代を超えて愛され続けています。
失恋の痛みを癒したい時や、大切な人との別れを経験した時に聴きたい、心に寄り添う1曲です。
大きな玉ねぎの下で爆風スランプ

爆風スランプの代表曲として知られるこの楽曲は、切ない恋心を描いた心に染みるバラードです。
サンプラザ中野さんの印象的な歌声と、情景が目に浮かぶような歌詞が特徴的ですね。
1985年11月発売のアルバム『しあわせ』に収録され、後にリメイク版がシングルカットされ大ヒットを記録しました。
映画『バトルヒーター』の主題歌や、コスモ石油のCMソングにも起用されています。
純粋な恋心や、人生の岐路に立つ若者の心情に共感したい方におすすめの一曲です。
武道館の象徴的な屋根を「大きな玉ねぎ」と表現した歌詞も印象的で、多くのリスナーの心をつかんでいます。
星屑のステージチェッカーズ

1984年にリリースされたチェッカーズの4枚目のシングルは、TBS系ドラマ『うちの子にかぎって…』の主題歌として起用されました。
失った愛する人への想いと、その人との約束を守るために夢を追い続ける主人公の心情を繊細に表現した歌詞は、多くの方の心に響くのではないでしょうか。
オリコンチャートで1位を獲得し、1984年度の年間ランキングでも8位にランクインするなど、高い評価を得た本作。
切ない恋心や別れの後の心情に共感したい方におすすめの、エモーショナルなナンバーです。
夏をあきらめて研ナオコ

夏の終わりの切ない情景を描いたバラードで、恋人たちの感情が繊細に表現されていますね。
1982年9月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで週間5位を記録し、日本レコード大賞では金賞を受賞するなど、高い評価を得ました。
研ナオコさんの独特のアンニュイな歌声が、夏の終わりの寂しさやもどかしさを見事に表現しています。
湘南・江ノ島のイメージと共に親しまれる本作は、夏の終わりを感じる季節に聴くのがおすすめですよ。
ビーチで過ごす最後の夏の日を思い出しながら、しみじみと聴いてみてはいかがでしょうか。
虹とスニーカーの頃チューリップ

昭和から平成へと時代が移り変わる中、親しみやすい和製ポップスとしてリリースされたチューリップのこの楽曲。
若さゆえの無邪気さと、関係の移ろいやすさを描いたリリックが心に染みます。
スニーカーや虹といった象徴的なモチーフを通じて、青春の儚さを見事に表現しているのではないでしょうか。
1979年7月にリリースされ、累計50万枚以上を売り上げた本作は、バンドにとって大きな転機となりました。
誰もが共感できるようなシーンがちりばめられており、聴く人の心に青春時代の甘酸っぱい記憶を呼び起こしてくれます。
恋人も濡れる街角中村雅俊

横浜の街を舞台に繰り広げられる、大人の恋愛を描いた楽曲です。
中村雅俊さんの渋い歌声と、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが手掛けたエロティックな歌詞が絶妙にマッチしています。
1982年9月にリリースされたこの曲は、当時の横浜の雰囲気を色濃く反映しており、象徴的な景色が歌詞に織り込まれているのも魅力的ですね。
雨が降る街角で、恋人たちの切ない心情を繊細に表現した歌詞は、聴く人の心に深く染み渡ります。
大人の恋愛ならではの複雑な感情や、一夜の出会いがもたらす情熱を感じたい方におすすめの一曲です。








