【昭和の卒業ソング】懐かしい?エモい?時代を越えて愛される名曲を厳選
2月頃から至るところで耳にする機会が多くなる卒業ソング。
毎年数々の卒業にまつわる楽曲がリリースされていますよね。
そして、ご自身が卒業したときにヒットしていた曲を鮮明に覚えているという方も多いはず。
この記事では卒業ソングのなかでも昭和にリリースされ、ヒットを記録した楽曲を集めました。
名曲のなかには、リリースから数十年が経過した今も親しまれている楽曲や、SNSでリバイバルヒットしている作品も。
昭和世代の方は懐かしさを感じながら、知らない方は新鮮な気持ちで、昭和のヒットソングを楽しんでみてくださいね。
【昭和の卒業ソング】懐かしい?エモい?時代を越えて愛される名曲を厳選(1〜10)
蒼いフォトグラフNEW!松田聖子

シングルB面曲ながら、ドラマ主題歌として絶大な支持を集めた名バラードです。
TBS系ドラマ『青が散る』の世界観と本作が持つ切ないメロディが見事に融合し、多くの人の心に深く残っているのではないでしょうか?
1983年10月の発売当初はB面でしたが、その反響から両A面へと変更され、TBS「ザ・ベストテン」では8週連続1位を記録。
卒業を迎え、離れ離れになる友人へ向けた純粋な思いが、聖子さんの透明感あふれる歌声で表現されています。
人生の岐路に立った時、輝かしい青春時代を思い返しながら聴きたい珠玉の1曲です。
高校三年生舟木一夫

赤い夕日に照らされた校舎や、フォークダンスを踊る様子など、高校生活の思い出がつまった名曲です。
1963年6月にリリースされ、発売から1年で100万枚を超える大ヒットを記録しました。
舟木一夫さんのデビュー曲でもあり、同年の第14回NHK紅白歌合戦には本曲で初出場を果たしています。
同名の映画化もされ、舟木一夫さん自身が主演を務めたことでも知られていますね。
卒業を控えた高校三年生の複雑な心境が描かれており、別れを惜しみつつも新たな出発への期待が感じられる歌詞は、今を全力で生きる高校生の皆さんにピッタリです。
心の旅チューリップ

心に染み入るメロディと切ない歌詞が織りなす、チューリップの名曲です。
旅立ちと別れをテーマに、愛する人との最後の夜を描いた本作は、1973年4月にリリースされ、同年9月にオリコンチャート1位を獲得しました。
汽車の旅のロマンを感じさせる軽快なリズムと、どこか切ない雰囲気が絶妙なバランスで融合しています。
別れを迎える人や、新たな一歩を踏み出す人にピッタリの1曲。
卒業シーズンには欠かせない、時代を越えて愛されている名曲です。
言葉にできない小田和正

終わりを迎えた恋や解散する仲間との別れなど、言葉では表現しきれない複雑な感情を優しく包み込むような楽曲です。
小田和正さんの透き通るような歌声と、心に染み入るメロディが、聴く人の心を揺さぶります。
オフコース時代の1982年2月にリリースされた本作は、明治生命保険のCMソングとしても使用され、多くの人々の記憶に刻まれました。
卒業に限らず、大切な人との別れを経験した方や、言葉にできない思いを抱えている方に寄り添ってくれる、心に響く1曲です。
さよならの向う側山口百恵
星の寿命や時間、そして別れをテーマにした山口百恵さんの感動を呼ぶバラード。
歌詞には、宇宙の壮大さと人間のはかなさが対比され、別れの切なさが印象的に表現されています。
感謝の言葉が込められた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
1980年8月に発売されたこの曲は、彼女の引退を控えたラストシングルとして知られています。
同年10月の日本武道館でのファイナルコンサートでは、涙ながらに歌唱し、多くのファンの心に刻まれました。
大切な人との思い出を振り返りながら聴けば、新たな一歩を踏み出す勇気をくれるでしょう。
翼をください赤い鳥

青い空、柔らかな春風、きらめく太陽、青春の1ページが目の前に浮かぶような、爽やかな楽曲です。
自由と希望をテーマに、若者の繊細な心が描かれています。
赤い鳥が1971年2月にリリースした本作は、学校教育の場でも採り上げられ、多くの人々に親しまれてきました。
どんなことでも包み隠さず言い合える仲間との別れは大きな悲しみですが、つらい別れの先には自分の人生を彩るステキな出会いが待っているはず。
本作を聴きながら最高の仲間との最高の思い出を心に深く刻み、次のステージへと踏み出してみませんか?
ひとりぼっちの卒業式浅香唯

浅香唯さんの『ひとりぼっちの卒業式』は、卒業の名曲にふさわしい感動的な楽曲です。
卒業という人生の大きな節目に寄り添うような、彼女の爽やかで心に響くボーカルが、曲の持つセンチメンタルなムードをさらに高めます。
繊細な雰囲気で描かれる歌詞は、別れの切なさと未来への希望を感じさせ、聴く人の心をつかみます。
だからこそ、この曲はすでに何年もの間、多くの人々に愛され続けているのでしょう。
特に、80年代に青春時代を過ごした方々には、あのときの感情がよみがえるのではないでしょうか。
そしてこれから卒業を迎える方も、この曲の普遍的なメッセージに新しい感動を見いだすはずです。