懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲
昭和レトロ、という言葉をご存知でしょうか?
昭和の、特に高度経済成長期とされている昭和30年~50年代に流行した映画、音楽、建物、ファッション、雑貨、デザインといったものを再評価する言葉です。
その時代特有の空気感は、若い世代の目には新しく映るのかもしれませんね。
そこで今回は、昭和レトロの名曲をリストアップしてみました。
近年、海外で日本のシティポップが再評価されている流れもあるため、要チェックですよ!
もくじ
懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲
ルビーの指輪寺尾聰

寺尾聰さんの代表曲として知られる本作は、大人の恋愛を描いた切ない物語が印象的な楽曲です。
失われた恋を懐かしむ歌詞と寺尾さん特有の渋い歌声が、聴く人の心に深く響きます。
1981年2月にリリースされた本作は、オリコンチャートで10週連続1位を記録する大ヒットとなりました。
ヨコハマタイヤのCMソングにも起用されるなど、幅広い層に愛されています。
大切な人との別れを経験した方や、昭和の雰囲気を感じたい方におすすめの一曲です。
君は天然色大瀧詠一

洗練されたポップサウンドと、失われた恋への思いを綴った歌詞が印象的な一曲です。
アメリカンポップスの影響を受けながらも、日本独自の音楽性を追求した大瀧詠一さんの才能が存分に発揮されています。
1981年3月にリリースされた名盤『A LONG VACATION』に収録され、多くのリスナーの心をつかみました。
サビを全音上げる予定が、歌詞を乗せた際の違和感からサビだけキーを下げるという珍しい展開で制作されたエピソードも興味深いですね。
過ぎ去った恋を懐かしむ方にぜひ聴いていただきたい、心に染み入る名曲です。
聖母たちのララバイ岩崎宏美

都会を戦場に、そこで戦う男たちを戦士に例えた歌詞が印象的な一曲。
女性の深い母性愛と、相手の幸福を祈る無償の愛を描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きますよね。
1982年5月にリリースされた岩崎宏美さんの28枚目のシングルで、テレビドラマ『火曜サスペンス劇場』の初代エンディングテーマとして起用されました。
オリコンシングルチャートで1位を獲得し、累計130万枚を超える大ヒットとなった本作。
ドラマチックなメロディーと哀愁を帯びた空気感が印象的で、カラオケでも盛り上がる昭和の名曲です。
六本木心中アン・ルイス

1980年代の日本を代表する歌姫が放つ、切ない恋心を描いた名曲。
六本木の夜の街を舞台に、情熱的な恋愛を鮮やかに描き出します。
アン・ルイスさんの力強いボーカルと、ロックテイストを取り入れたサウンドが印象的ですよね。
1984年10月にリリースされ、翌年5月からテレビ朝日系ドラマ『トライアングル・ブルー』のオープニングテーマに起用されたことで人気に火が付きました。
カラオケでも定番の1曲で、恋に悩む大人の女性の心情を歌い上げたい時にぴったりです。
アン・ルイスさんの魅力が詰まった、昭和レトロを代表する珠玉のラブソングといえるでしょう。
大都会クリスタルキング

低音と高音のツインボーカルという個性的な組み合わせと、洋楽系ハードロックを強く意識したクオリティーの高い楽曲で人気を博したクリスタルキングのシングル曲。
1979年11月にリリースされたこの楽曲はデビューシングルでありながらミリオンセラーを記録した大ヒットナンバーです。
タイトルどおり大都会を感じさせる歌詞や曲調がインパクトを作り出している、クリスタルキングの代名詞としても知られていますよね。
誰もが知る有名曲のため忘年会や新年会で歌えば盛り上がることまちがいなしですよ。
ただし、かなりキーが高い上に低音パートを考慮するとカラオケの機械でキーを下げることも難しいため、高いキーを歌える男性と一緒に歌うことをオススメします。