懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲
昭和レトロ、という言葉をご存知でしょうか?
昭和の、特に高度経済成長期とされている昭和30年~50年代に流行した映画、音楽、建物、ファッション、雑貨、デザインといったものを再評価する言葉です。
その時代特有の空気感は、若い世代の目には新しく映るのかもしれませんね。
そこで今回は、昭和レトロの名曲をリストアップしてみました。
近年、海外で日本のシティポップが再評価されている流れもあるため、要チェックですよ!
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懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲(1〜10)
君は天然色大瀧詠一

洗練されたポップサウンドと、失われた恋への思いを綴った歌詞が印象的な一曲です。
アメリカンポップスの影響を受けながらも、日本独自の音楽性を追求した大瀧詠一さんの才能が存分に発揮されています。
1981年3月にリリースされた名盤『A LONG VACATION』に収録され、多くのリスナーの心をつかみました。
サビを全音上げる予定が、歌詞を乗せた際の違和感からサビだけキーを下げるという珍しい展開で制作されたエピソードも興味深いですね。
過ぎ去った恋を懐かしむ方にぜひ聴いていただきたい、心に染み入る名曲です。
赤いスイートピー松田聖子

昭和の香りが漂う楽曲として知られ、アイドル歌手のレジェンドとして社会現象を巻き起こしたシンガーソングライター・松田聖子さんの代表曲。
1982年1月にリリースされたシングル曲で、作詞を松本隆さん、作曲を松任谷由実さんが担当しています。
春の訪れと甘酸っぱい恋心を描いた歌詞は、ノスタルジックな風景を思い起こさせる魅力があふれていますね。
高等学校の音楽教科書にも掲載された本作は、松田聖子さんのコンサートツアーやテレビ出演でもたびたび披露されています。
爽やかな春の日に聴きたくなる、昭和レトロを代表する名曲です。
ラヴ・イズ・オーヴァー欧陽菲菲

別れを告げる女性の心情を描いた楽曲で、悲しみや別れの痛み、そして相手への深い愛情が表現されています。
1979年にB面曲としてリリースされた本作は、当初は目立ったヒットを記録しませんでしたが、口コミで評判が広まり、1980年7月にA面曲として再リリースされました。
その後、多くのアーティストにカバーされるなど、欧陽菲菲さんの代表曲として長く愛され続けています。
別れを経験した方や、大切な人への想いを抱えている方に聴いてほしい、心に響く名曲です。
懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲(11〜20)
SPARKLE山下達郎

昭和の音楽シーンを彩る名曲として今なお人気を誇る山下達郎さんの代表作。
美しいメロディーと心に響くリリックが、届かない愛の行方を探し続ける心情を見事に表現していますね。
アルバム『FOR YOU』に収録され、1982年にリリースされたこの楽曲は、2023年4月にリマスター版のミュージックビデオが公開されるなど、40年以上経った今でも色あせない魅力を放っています。
シティポップの代表曲として高く評価されており、2020年には雑誌の特集で1980年代のシティポップ名曲ベスト100の1位に選出されました。
懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力を持つこの楽曲は、夕暮れ時のドライブや大切な人との思い出作りにぴったりですよ。
青春の影チューリップ

青春の終わりと新たな人生の始まりを描いた、チューリップの楽曲です。
愛する人との絆を深め、共に成長していく過程がリリックに描かれており、リスナーの心に深い感動を与えます。
1974年6月にリリースされた通産6枚目のシングルで、バンドの音楽キャリアにおける重要な転機となりました。
アイドル路線から本来目指していた音楽への路線修正を図るために発表されたバラードで、財津和夫さんがボーカルを担当しています。
多くのドラマやCMで使用され、幅広い影響を与えた本作。
結婚を決意した男性の心情を描いた歌詞は、青春時代の甘酸っぱい思い出や、人生の新たなステージへの期待を感じさせる内容で、多くのリスナーの心に響くメッセージを持っています。
酒と泪と男と女河島英五

人生の哀愁を酒と涙に託して描いた、河島英五さんの代表曲。
男性の強さと弱さを描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
本作は1976年6月にシングルカットされ、黄桜酒造のCMソングとして起用されました。
河島英五さんが18歳の時に親戚の叔父の姿を見て作詞作曲したという逸話が、楽曲の奥深さを物語っています。
フォークソングの影響を受けたシンプルで感情的なメロディーは、昭和レトロの空気感を今に伝えています。
失恋や人生の挫折を経験した方に寄り添う、心に染みる一曲です。
夏をあきらめて研ナオコ

青春の終わりを切なく描いた楽曲が、研ナオコさんの歌声で新たな命を吹き込まれました。
湘南の海を背景に、夏の終わりの切なさを鮮やかに表現したこの楽曲は、1982年9月にリリースされ、オリコンチャートで週間5位を記録する大ヒットとなりました。
第24回日本レコード大賞では金賞を受賞するなど、高い評価を得た本作。
サザンオールスターズの桑田佳祐さんが作詞作曲を手掛け、研ナオコさんの独特のアンニュイな歌声が、夏の終わりの切ない心情を見事に表現しています。
恋人と過ごす夏の思い出を振り返りたい時や、季節の変わり目に感じる儚さを味わいたい時におすすめの一曲です。