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懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲

昭和レトロ、という言葉をご存知でしょうか?

昭和の、特に高度経済成長期とされている昭和30年~50年代に流行した映画、音楽、建物、ファッション、雑貨、デザインといったものを再評価する言葉です。

その時代特有の空気感は、若い世代の目には新しく映るのかもしれませんね。

そこで今回は、昭和レトロの名曲をリストアップしてみました。

近年、海外で日本のシティポップが再評価されている流れもあるため、要チェックですよ!

懐かしすぎて新しい?高度経済成長期の日本を彩った昭和レトロの名曲

フライディ・チャイナタウン泰葉

昭和の香り漂うこの楽曲は、中華街の異国情緒あふれる雰囲気を巧みに表現しています。

1981年9月にリリースされた泰葉さんのデビューシングルは、当時は大きな反響を呼ぶことはありませんでしたが、近年のシティポップブームによって再評価されることとなりました。

2022年5月には配信が開始され、さまざまなアーティストによってカバーされるなど、新たな注目を集めています。

昭和レトロな雰囲気を楽しみたい方はもちろん、異国情緒あふれる雰囲気に浸りたい方にもおすすめの一曲。

時代を超えて愛される、シティポップの魅力が詰まった名曲です。

かもめが翔んだ日渡辺真知子

昭和の香り漂う名曲が、現代に新鮮な風を吹き込みます。

渡辺真知子さんの代表作として知られる本作は、1978年4月にリリースされ、大ヒットを記録。

第20回日本レコード大賞最優秀新人賞も受賞しました。

海と港を背景に、別れた恋人への未練や懐かしさを描いた歌詞は、多くの人の心に響く普遍的なテーマを持っています。

2007年には千葉ロッテマリーンズの試合で使用されるなど、時代を超えて愛され続けている楽曲です。

恋の切なさを感じたい時や、海を眺めながら静かに過ごしたい時におすすめの一曲ですよ。

青春の影チューリップ

青春の終わりと新たな人生の始まりを描いた、チューリップの楽曲です。

愛する人との絆を深め、共に成長していく過程がリリックに描かれており、リスナーの心に深い感動を与えます。

1974年6月にリリースされた通産6枚目のシングルで、バンドの音楽キャリアにおける重要な転機となりました。

アイドル路線から本来目指していた音楽への路線修正を図るために発表されたバラードで、財津和夫さんがボーカルを担当しています。

多くのドラマやCMで使用され、幅広い影響を与えた本作。

結婚を決意した男性の心情を描いた歌詞は、青春時代の甘酸っぱい思い出や、人生の新たなステージへの期待を感じさせる内容で、多くのリスナーの心に響くメッセージを持っています。

酒と泪と男と女河島英五

人生の哀愁を酒と涙に託して描いた、河島英五さんの代表曲。

男性の強さと弱さを描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

本作は1976年6月にシングルカットされ、黄桜酒造のCMソングとして起用されました。

河島英五さんが18歳の時に親戚の叔父の姿を見て作詞作曲したという逸話が、楽曲の奥深さを物語っています。

フォークソングの影響を受けたシンプルで感情的なメロディーは、昭和レトロの空気感を今に伝えています。

失恋や人生の挫折を経験した方に寄り添う、心に染みる一曲です。

冬が来る前に紙ふうせん

高音質 EP レコード 冬が来る前に 紙ふうせん 1977
冬が来る前に紙ふうせん

紙ふうせんの代表曲として知られるこの楽曲は、夏の終わりから冬が来る前の季節の移り変わりを背景に、かつての恋人との再会を切望する女性の心情を描いています。

1977年11月1日にリリースされ、オリコンチャートで週間4位、1978年度年間27位にランクインするなど大ヒットを記録。

45万枚の売上を達成し、紙ふうせんの全国的な知名度を確立しました。

繊細な歌詞と切ないメロディーが心に響く本作は、失恋の痛みを癒やしたい方や、秋から冬にかけての季節の移ろいを感じたい方におすすめの一曲です。