センチメンタルが止まらない!昭和にリリースされたエモソング
感傷的、哀愁的、郷愁的といった、どこかしみじみする気持ちの状態を示す若者言葉「エモい」。
言葉そのものは現代的なものですが、いつの時代にもエモいと表現できる楽曲は存在するのではないでしょうか。
そこで今回は、昭和時代にリリースされたエモソングをご紹介します。
現代とはまた違うエモーショナルなリリックや、時代を感じさせるアレンジの楽曲など、様々な角度から選曲しましたので、ぜひ楽しんでいただければ幸いです。
- 心に響く、昭和の泣ける名曲
- 古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング
- ノスタルジックな空気感が涙腺を刺激する。昭和の号泣ソング
- 昭和のかっこいい曲。色気や情熱、渋さが光る昭和の名曲
- カラオケの選曲に困ったら!昭和時代にリリースされた歌いやすい名曲
- 感情が揺さぶられること間違いなし!令和リリースのエモソング
- 今こそ聴いてほしい!日本を明るくした昭和の元気ソングたち
- 切ないストーリーに胸が締め付けられる!昭和の片想いソング
- 色あせない名曲ばかり!弾き語りにおすすめしたい昭和のヒットソング
- 聴いているだけで心が浄化される…。昭和に生まれた癒しソング
- 昭和の名曲まとめ。必聴の懐メロ&ヒットソング特集
- 【昭和の卒業ソング】懐かしい?エモい?時代を越えて愛される名曲を厳選
- 昭和の恋愛ソング。時代を超えて愛されるラブソングまとめ
センチメンタルが止まらない!昭和にリリースされたエモソング(1〜10)
恋人も濡れる街角中村雅俊

横浜の街を舞台に繰り広げられる、大人の恋愛を描いた楽曲です。
中村雅俊さんの渋い歌声と、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが手掛けたエロティックな歌詞が絶妙にマッチしています。
1982年9月にリリースされたこの曲は、当時の横浜の雰囲気を色濃く反映しており、象徴的な景色が歌詞に織り込まれているのも魅力的ですね。
雨が降る街角で、恋人たちの切ない心情を繊細に表現した歌詞は、聴く人の心に深く染み渡ります。
大人の恋愛ならではの複雑な感情や、一夜の出会いがもたらす情熱を感じたい方におすすめの一曲です。
卒業写真荒井由実

青春の思い出が詰まった一曲。
荒井由実さんが生み出した永遠の名曲です。
1975年6月にリリースされた3rdアルバム『COBALT HOUR』に収録されている楽曲で、時代を超えて多くの人々の心を揺さぶり続けています。
主人公の心の奥底に眠る、高校時代の大切な思い出がよみがえってくるような歌詞は、聴く人の心に深く刻まれるのではないでしょうか。
懐かしさとともに、自分自身を見つめ直したくなった時に聴いてほしい、心に沁みる青春ソングです。
大きな玉ねぎの下で爆風スランプ

爆風スランプの代表曲として知られるこの楽曲は、切ない恋心を描いた心に染みるバラードです。
サンプラザ中野さんの印象的な歌声と、情景が目に浮かぶような歌詞が特徴的ですね。
1985年11月発売のアルバム『しあわせ』に収録され、後にリメイク版がシングルカットされ大ヒットを記録しました。
映画『バトルヒーター』の主題歌や、コスモ石油のCMソングにも起用されています。
純粋な恋心や、人生の岐路に立つ若者の心情に共感したい方におすすめの一曲です。
武道館の象徴的な屋根を「大きな玉ねぎ」と表現した歌詞も印象的で、多くのリスナーの心をつかんでいます。
センチメンタルが止まらない!昭和にリリースされたエモソング(11〜20)
夏をあきらめて研ナオコ

夏の終わりの切ない情景を描いたバラードで、恋人たちの感情が繊細に表現されていますね。
1982年9月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで週間5位を記録し、日本レコード大賞では金賞を受賞するなど、高い評価を得ました。
研ナオコさんの独特のアンニュイな歌声が、夏の終わりの寂しさやもどかしさを見事に表現しています。
湘南・江ノ島のイメージと共に親しまれる本作は、夏の終わりを感じる季節に聴くのがおすすめですよ。
ビーチで過ごす最後の夏の日を思い出しながら、しみじみと聴いてみてはいかがでしょうか。
セイシェルの夕陽松田聖子

1983年6月に発売された名盤『ユートピア』に収録されている、サマーバラードです。
遠い異国の夕暮れ、愛する人を思いながら夕陽色のインクでつづった手紙を海に託すという、切なくもロマンチックな情景に心を奪われた方も多いのでは?
大村雅朗さんによる豪華で繊細なサウンドと、聖子さんの透明感あふれる歌声が見事に調和しています。
本作が収録されたアルバムは、同年の日本レコード大賞でベストアルバム賞を受賞。
シングルではないのに多くのベスト盤に選ばれ続けていることからも、いかに愛されているかが伝わってきますよね。
旅先の黄昏時や、大切な人を静かに思う夜にぴったりの1曲です。
『いちご白書』をもう一度バンバン

青春の切なさと純粋な恋心が詰まった本作は、1970年代のフォークソングブームを象徴する名曲です。
学生運動の余韻が残る時代を背景に、若者たちの心情を繊細に描き出しています。
1975年8月にリリースされたこの楽曲は、バンバンにとって唯一のオリコン1位を獲得し、年間売り上げ13位にランクインする大ヒットとなりました。
恋愛や青春の懐かしさに浸りたい時、または過去を振り返りたい気分の時にぴったりの1曲です。
心に染み入るメロディーと歌詞が、聴く人の心を優しく包み込んでくれることでしょう。
さよならの向う側山口百恵

日本の音楽シーンに大きな足跡を残した山口百恵さんの引退シングルである本作。
美しく咲いた花は枯れても、見た人の心の中で永遠に咲き続けるという儚さと永遠性を象徴する歌詞が印象的ですね。
1980年8月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで最高4位を記録する大ヒットとなりました。
山口百恵さんがファンへ向けたメッセージソングという側面も持つ本作は、彼女の引退後も様々なアーティストによってカバーされ続けています。
人生の岐路に立つ方や、大切な人との別れを経験した方の心に響く、昭和を代表する名曲と言えるでしょう。