切ないストーリーに胸が締め付けられる!昭和の片想いソング
いつの時代であっても、片想いを歌った楽曲は多くのリスナーから共感を集めますよね。
自分のことのように感じたり、自分の気持ちを代弁してくれたりなど、それぞれに思い出深い楽曲を持っているのではないでしょうか。
そこで今回は、昭和を彩った片想いソングの名曲をご紹介します。
気持ちを伝えられないもどかしさや、別れた後も好きな気持ちに泣いてしまう歌など、幅広くご用意しましたので、世代の方はもちろんそうでない方にも楽しんでいただければ幸いです。
切ないストーリーに胸が締め付けられる!昭和の片想いソング(1〜10)
異邦人 -シルクロードのテーマ-久米小百合

神秘的な異国情緒あふれる旋律と、恋愛を遠い地での孤独や憧れにたとえた歌詞が心に染み入る名曲です。
1979年10月にリリースされたこの楽曲は、三洋電機のテレビCMに起用されたことで一躍注目を集め、大ヒットとなりました。
もともとはシンプルな曲調でしたが、中東風のアレンジが加えられ、独特の雰囲気を持つニューミュージックとして生まれ変わりました。
旅立ちや新たな出会いを前にした人の心に寄り添う、心温まるナンバーです。
木枯らしに抱かれて小泉今日子

胸が締め付けられるような切ない恋心を歌った楽曲は、多くのリスナーの心に響きますよね。
小泉今日子さんの20枚目のシングルは、まさにそんな切ない恋心を表現した名曲です。
THE ALFEEの高見沢俊彦さんが作詞作曲を手掛け、1986年11月にリリースされました。
本作は、小泉さん主演の映画『ボクの女に手を出すな』の主題歌としても使用されました。
冬の寒さを感じさせる歌詞と、切ない恋心を表現したメロディーが絶妙にマッチしており、恋に悩む人の心に寄り添う1曲となっています。
片想いの切なさや、届かない想いを抱える人にぜひ聴いてほしい楽曲です。
恋のダイヤル6700フィンガー5

電話の呼び出し音から始まるキャッチーなメロディと、ポップで明るいアンサンブルが特徴的な、フィンガー5の代表曲。
1973年12月にリリースされ、オリコンチャートで4週連続1位を記録する大ヒットとなりました。
『ウルトラマンタロウ』や『ど根性ガエル』の挿入歌としても使用され、多くの人々に愛されています。
卒業式を前に、意中の相手に思いを伝えようとする少年の純粋な想いが込められた歌詞は、青春時代の恋愛のときめきと切なさを見事に描き出しています。
片想いの経験がある方はもちろん、純粋な恋心を思い出したい方にもおすすめの一曲です。
青い珊瑚礁松田聖子

南の島を舞台に、恋の高揚感と儚さを描いた楽曲。
シンセサイザーを駆使した幻想的なサウンドと、親しみやすいメロディーが特徴的ですよね。
1980年7月にリリースされ、松田聖子さんの2枚目のシングルとして大ヒットを記録しました。
グリコのアイスクリーム「ヨーレル」のCMソングとしても起用され、広く親しまれましたね。
青い珊瑚礁の美しさを思わせる爽やかな雰囲気と、切ない恋心が織りなす歌詞は、夏の思い出を振り返りたい時や、遠く離れた恋人を想う時にぴったりです。
まちぶせ石川ひとみ

昭和の片想いを象徴するかのような、石川ひとみさんの代表作。
切ない恋心を描いた歌詞と、印象的なメロディーラインが心に残りますよね。
1981年4月21日にリリースされた11枚目のシングルで、オリコンチャートで最高6位を記録。
同年の大晦日には紅白歌合戦に初出場を果たすなど、彼女の歌手人生を大きく変えた曲となりました。
片想いの切なさや、恋する女性の一途な想いに共感できる方にぴったり。
あの頃の恋を思い出させてくれる、懐かしくも新鮮な一曲です。
MUGO・ん…色っぽい工藤静香

言葉にできない思いを抱えた女性の心情を描いた歌詞が印象的な楽曲です。
1988年8月にリリースされたこの曲は、カネボウ’88秋のプロモーション・イメージソングとしても起用されました。
非言語的なコミュニケーションの大切さを表現しており、内に秘めた情熱的な思いが巧みに描かれています。
工藤静香さんの歌声と中島みゆきさんの作詞が見事に調和した、深い感情が込められた一曲となっていますね。
言葉にできない気持ちを抱えている方や、恋愛に悩む方に聴いていただきたい、心に響く名曲です。
赤道小町 ドキッ山下久美子

80年代のポップミュージックシーンに彗星のごとく現れた山下久美子さんの代表曲。
カネボウ化粧品のキャンペーンイメージソングとして起用されたこの楽曲は、夏を感じさせるキャッチーなメロディーと、赤道の近くを舞台にした恋のイメージが印象的ですね。
松本隆さんの遊び心あふれる歌詞と細野晴臣さんのポップなサウンドが絶妙にマッチした本作は、オリコンチャートで週間2位、1982年度年間22位を記録する大ヒットとなりました。
夏の恋を夢見る人や、青春時代を懐かしむ人にぴったりの一曲です。






