切ない片思いソングの名曲。おすすめの人気曲
相手の気持ちが分かるまでは片思いですから、恋愛をしたことのあるみなさんは共感できるはずです。
今回は、片思いについて歌った邦楽の名曲を集めました。
あなたの気持ちを代わりに歌ってくれている曲が必ず見つかるはずです。
切ない片思いソングの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
アゲハ蝶NEW!ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティが奏でる情熱的なラテンのリズムとは裏腹に、描かれるのはあまりにも切ない片思いの物語です。
最初は「あなたに会えただけでよかった」はずなのに、いつしか「愛されたい」と願ってしまったことで世界が一変してしまうんですよね。
美しいチョウのようにヒラヒラと舞う相手を追い求めるも、その姿はまるで砂漠のオアシスのよう。
決して手に入らないと知りながら、潤いを求めるように愛を渇望する主人公の悲痛な叫びが胸に迫ります。
本作は2001年6月にリリースされ、化粧品のCMソングにも起用されたミリオンセラーを記録した1曲。
報われない恋に苦しみ、「誰かに愛されたい」という気持ちが止められなくなった時に聴くと、そのどうしようもない痛みに寄り添ってくれるナンバーです。
YOU… feat. 仲宗根泉(HY)加藤ミリヤ

実力派女性シンガーのコラボレーションといえば、加藤ミリヤさんとHYの仲宗根泉さんによるこの曲も忘れられません。
ラジオ番組に寄せられたリスナーのリアルな片思いエピソードをもとに、2人が共同で作り上げた珠玉のバラードです。
2014年9月に30枚目のシングルとして発売され、記念すべき10周年アルバム『MUSE』にも収録されました。
好きという気持ちを言葉にできないもどかしさと、告白へと向かう心の揺れ動きが、加藤さんの繊細な歌声と仲宗根さんの温かな歌声のハーモニーで痛いほど伝わってきますね。
ラジオドラマの主題歌にもなった本作は、片思いに悩むあなたの背中を優しく押してくれる1曲ではないでしょうか。
君がいない世界都識

目の前からいなくなってしまった大切な人へのあふれる思いを歌う、兵庫県出身のシンガーソングライター都識さんが手掛けた作品です。
2022年8月にリリースされたこの楽曲は、SNSへの投稿をきっかけに「切なすぎる神曲」と話題が広がり、一般のファンによって4,000本を超える動画が作られました。
もう会えない相手と過ごした何気ない日常こそが幸せだったと、失ってから気づく切ない心情を描いています。
「別れてもまだ好き」という、胸に秘めた恋心に苦しむ経験は誰しもあるのではないでしょうか。
そんな感傷的な気持ちに優しく寄り添う、男性の視点から歌われる名バラード。
彼の温かくも切ない歌声にじっくりと耳を傾けてみてくださいね。
君が暮らす街清水翔太

もういないはずの恋人の面影を、ふとした瞬間に探してしまう……そんな心模様を描いたバラードナンバーです。
シンガーソングライター清水翔太さんによる楽曲で、2010年10月に8枚目のシングルとしてリリースされました。
本作は、アルバム『COLORS』にも収められています。
駅のホームで見かける似た人や、見慣れた街の景色に、もう会えないはずの相手を重ねてしまう主人公の姿が目に浮かぶようですよね。
相手が暮らす街を想像しては、ただ会いたいと願う一方通行の思いは、まさに終わった恋の続きにある「片思い」そのものではないでしょうか。
秋の夕暮れのような、寂しくも温かいメロディが心に染み渡ります。
忘れられない人がいる時に聴くと、きっと深く共感できるはずです。
笑う癖五十嵐ハル

愛しすぎたあまり、ときが経っても忘れられない恋の痛みを描いた1曲。
五十嵐ハルさんはこの楽曲で、ささいな日常が特別な思い出に変わってしまうもどかしさ、先に進めずに思い出と過ごす夜の切なさを繊細に表現しています。
相手の笑い方やしぐさまで鮮明に記憶に残り、神様に「全部忘れさせて」と願うほどの深い思いが胸を締め付けます。
2025年3月に公開された本作は、忘れたくても忘れられない記憶が心を占めている方や、大切な人との別れを受け入れられずにいる方の心に、そっと寄り添ってくれることでしょう。
初恋まつむらかなう

好きな人を思う甘酸っぱさやもどかしさ、初恋のあらゆる感情が詰め込まれた、まつむらかなうさんの楽曲です。
2025年6月にリリースされた本作は、彼の真骨頂ともいえる1曲。
夢の中でしか会えない相手への募る気持ち、帰り道に少し遠回りしてしまう切ない恋心が、聴く人自身の体験と重なるのではないでしょうか。
好きなのに会えないもどかしさを抱えていると、ささいなことで不安になってしまいますよね。
そんな揺れる心に、この優しい歌声がそっと寄り添ってくれるかもしれません。
私だって、YUTORI-SEDAI

切ないピアノの音色とともに、かなわない恋心を切実に描いたバラード曲。
意中の相手が親しい友人と付き合っているという事実を知り、思いを秘めたまま諦めるしかない主人公の心情を丁寧に紡いでいます。
相手を思うほど痛みが増す恋は、誰もが経験する切ない思い出として心に残ることでしょう。
YUTORI-SEDAIのメジャー1st EP『blanket』に収録され、2025年4月にリリースされた本作は、MBSドラマ特区『年下童貞くんに翻弄されてます』のエンディング主題歌としても起用されました。
相手のことを思うだけで胸が締め付けられる、そんな片思い中の心に寄り添う1曲です。