切ない片思いソングの名曲。おすすめの人気曲
相手の気持ちが分かるまでは片思いですから、恋愛をしたことのあるみなさんは共感できるはずです。
今回は、片思いについて歌った邦楽の名曲を集めました。
あなたの気持ちを代わりに歌ってくれている曲が必ず見つかるはずです。
切ない片思いソングの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
予感NEW!My Hair is Bad

すでにパートナーがいる女性への断ち切れない恋心を描いたこの曲は、2020年12月に公開された配信シングル『love』に収録された1曲。
世の中が不安に包まれていた時期だからこそ生まれた、椎木さんがつづる個人的かつ濃密な歌詞が心に深く刺さるんですよね。
物語のように進む本作は、聴き終えたあとにまるで短編映画を一本見たかのような重厚な余韻を残してくれます。
ミドルテンポで展開されるエモーショナルなバンド演奏も秀逸で、静かなイントロからサビにかけて感情があふれ出すような高揚感は必聴!
かなわない恋に胸を痛めている方はもちろん、ひとりで静かに物語の世界へ没入したい夜にじっくりと聴いてみてください。
共依存NEW!堂村璃羽

相手に必要とされたいのに都合よく扱われて、それでも離れられない……健全とは言えない恋愛関係を歌った楽曲です。
兵庫県淡路島出身のシンガー、堂村璃羽さんによる作品で、2019年のファーストEP『Escape』に収録されました。
偽りの愛と理解しながらも抱き合い、孤独を埋めるためだけに寄り添う関係性。
主人公が「自分は相手のおもちゃだ」と気づきながらも抜け出せない苦しみが、チルなトラックに乗せて語られます。
結局残るのは孤独だけ……というやるせなさが胸に迫ります。
不健全な関係に悩んでいる方や、そこから抜け出したい方の背中を押してくれるかもしれません。
スパークル幾田りら

2022年1月に配信リリースされ、ABEMAの恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。
蜜柑編』の主題歌として起用されました。
メロディを先に作り上げ、アコースティックギターの音色を丁寧に重ねながら完成させたという本作では、報われなかった恋を振り返っているんですよね。
かなうことがなかった恋の痛みを乗り越え、未来へ進もうとする主人公の心情が、彼女の透明感ある歌声とともに静かに響いてくるでしょう。
失恋したばかりの夜、もう一度前を向きたいと願うときに寄り添ってくれる1曲です。
NAOHY

片思いの苦しさが胸に刺さるバラードですね。
沖縄発のミクスチャーバンドHYが2006年に発売したアルバム『Confidence』に収録された楽曲で、ボーカルの仲宗根泉さんが親友の実体験をもとに制作した物語がつづられています。
好きな人には別に思い人がいて、自分は相手にされないと分かっているのに、どうしても諦めきれない女性の葛藤がリアルに描かれた本作。
ピアノの旋律に乗せた透明感ある歌声が、届かない恋の切なさを一層際立たせています。
好きな人の態度が少しずつ変わっていくのを感じながらも、すがりつきたくなる気持ちに共感してしまう方へ、ぜひ聴いてほしい1曲です。
忘れたいwacci

煙草の匂いをきっかけに、幸せだった時間が煙のように消えていく様子から始まる、wacciの繊細な失恋ソング。
とにかく「忘れたい」という気持ちと裏腹に、相手の声やキスの記憶が消えることなく心に残り続ける様子を、切なく美しいメロディで表現しています。
2024年7月にリリースされた本作は、wacci 3作連続のラブソング企画の第3弾として配信され、スマッシュヒットを記録。
過去の恋愛に未練を持つ人や、元恋人への気持ちをなかなか消せない人の心に寄り添う、共感度の高い作品です。
アゲハ蝶ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティが奏でる情熱的なラテンのリズムとは裏腹に、描かれるのはあまりにも切ない片思いの物語です。
最初は「あなたに会えただけでよかった」はずなのに、いつしか「愛されたい」と願ってしまったことで世界が一変してしまうんですよね。
美しいチョウのようにヒラヒラと舞う相手を追い求めるも、その姿はまるで砂漠のオアシスのよう。
決して手に入らないと知りながら、潤いを求めるように愛を渇望する主人公の悲痛な叫びが胸に迫ります。
本作は2001年6月にリリースされ、化粧品のCMソングにも起用されたミリオンセラーを記録した1曲。
報われない恋に苦しみ、「誰かに愛されたい」という気持ちが止められなくなった時に聴くと、そのどうしようもない痛みに寄り添ってくれるナンバーです。
笑う癖五十嵐ハル

愛しすぎたあまり、ときが経っても忘れられない恋の痛みを描いた1曲。
五十嵐ハルさんはこの楽曲で、ささいな日常が特別な思い出に変わってしまうもどかしさ、先に進めずに思い出と過ごす夜の切なさを繊細に表現しています。
相手の笑い方やしぐさまで鮮明に記憶に残り、神様に「全部忘れさせて」と願うほどの深い思いが胸を締め付けます。
2025年3月に公開された本作は、忘れたくても忘れられない記憶が心を占めている方や、大切な人との別れを受け入れられずにいる方の心に、そっと寄り添ってくれることでしょう。






