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センチメンタルが止まらない!昭和にリリースされたエモソング

感傷的、哀愁的、郷愁的といった、どこかしみじみする気持ちの状態を示す若者言葉「エモい」。

言葉そのものは現代的なものですが、いつの時代にもエモいと表現できる楽曲は存在するのではないでしょうか。

そこで今回は、昭和時代にリリースされたエモソングをご紹介します。

現代とはまた違うエモーショナルなリリックや、時代を感じさせるアレンジの楽曲など、様々な角度から選曲しましたので、ぜひ楽しんでいただければ幸いです。

センチメンタルが止まらない!昭和にリリースされたエモソング

少年期武田鉄矢

少年期 武田鉄矢 【ドラえもん のび太の宇宙小戦争 主題歌】【ドラえもん50周年】
少年期武田鉄矢

武田鉄矢さんの歌声が心に染み渡る名曲です。

ノスタルジックなメロディーに乗せて、子どもから大人へと移り変わる複雑な心情を繊細に描き出しています。

悲しみや寂しさ、不安といった感情が、聴く人の心に響くことでしょう。

本作は1985年3月に発売され、アニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のエンディングテーマとしても使用されました。

子ども時代の純粋な感覚や、大人になることへの抵抗感を表現した歌詞は、多くの人の共感を呼ぶはずです。

懐かしい思い出を振り返りたい時や、成長の過程で感じる複雑な感情を整理したい時におすすめの一曲ですね。

夏をあきらめて研ナオコ

研ナオコ「夏をあきらめて」Official Lyric Video
夏をあきらめて研ナオコ

夏の終わりの切ない情景を描いたバラードで、恋人たちの感情が繊細に表現されていますね。

1982年9月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで週間5位を記録し、日本レコード大賞では金賞を受賞するなど、高い評価を得ました。

研ナオコさんの独特のアンニュイな歌声が、夏の終わりの寂しさやもどかしさを見事に表現しています。

湘南・江ノ島のイメージと共に親しまれる本作は、夏の終わりを感じる季節に聴くのがおすすめですよ。

ビーチで過ごす最後の夏の日を思い出しながら、しみじみと聴いてみてはいかがでしょうか。

『いちご白書』をもう一度バンバン

青春の切なさと純粋な恋心が詰まった本作は、1970年代のフォークソングブームを象徴する名曲です。

学生運動の余韻が残る時代を背景に、若者たちの心情を繊細に描き出しています。

1975年8月にリリースされたこの楽曲は、バンバンにとって唯一のオリコン1位を獲得し、年間売り上げ13位にランクインする大ヒットとなりました。

恋愛や青春の懐かしさに浸りたい時、または過去を振り返りたい気分の時にぴったりの1曲です。

心に染み入るメロディーと歌詞が、聴く人の心を優しく包み込んでくれることでしょう。

さよならの向う側山口百恵

さよならの向こう側【山口百恵】
さよならの向う側山口百恵

日本の音楽シーンに大きな足跡を残した山口百恵さんの引退シングルである本作。

美しく咲いた花は枯れても、見た人の心の中で永遠に咲き続けるという儚さと永遠性を象徴する歌詞が印象的ですね。

1980年8月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで最高4位を記録する大ヒットとなりました。

山口百恵さんがファンへ向けたメッセージソングという側面も持つ本作は、彼女の引退後も様々なアーティストによってカバーされ続けています。

人生の岐路に立つ方や、大切な人との別れを経験した方の心に響く、昭和を代表する名曲と言えるでしょう。

もしもピアノが弾けたなら西田敏行

繊細な感性とピアノへの憧れを美しく表現した、西田敏行さんの代表曲。

1981年に発売されたこの楽曲は、日本テレビ系ドラマ『池中玄太80キロ』で使用され、同年の紅白歌合戦で西田さんの初出場曲としても披露されました。

切ない願望を歌った歌詞は多くの人の心に響きます。

不器用な男性の応援歌として作られたこの曲は、愛を表現したくてもできない人々の気持ちを代弁しているようですね。

西田さんの温かな歌声と心に沁みる歌詞で、誰もが共感できる名曲です。