古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング
感動ソング、というと、どんな楽曲を思い浮かべますでしょうか。
いつの時代にも、感情が揺さぶられるような音楽は人の心を豊かにしてきましたよね。
しかし、令和である現代と、それ以前の時代とでは、やはり感動の形も少し違って感じるはず。
そこで今回は、昭和の時代を彩った感動ソングをご紹介します。
テーマやアンサンブルが壮大なものから、一途な思うを歌ったものまで、幅広くリストアップしました。
時代の風を感じながら、古き良き音楽を楽しんでいただければ幸いです。
古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング(1〜10)
言葉にできないオフコース

昭和の名曲として今なお多くの人々に愛され続けているこの曲。
繊細なメロディーと心に響く歌詞で、言葉では表現しきれない感情を見事に表現しています。
1982年2月にリリースされたオフコースの通算23枚目のシングルで、前年発売のアルバム『over』からのシングルカットです。
印象的なサビは、普遍的な共感を呼び、結婚式の定番ソングとしても人気があります。
1999年には明治生命保険のCMソングとしても起用され、幅広い世代に親しまれています。
大切な人への思いを伝えたい時や、心を癒やしたい時にぴったりの一曲です。
時代中島みゆき

1975年12月にリリースされた本作は、中島みゆきさんの2作目のシングル曲として、ヤマハ主催のポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞するなど、デビュー当時から高い評価を受けました。
悲しみや苦難を乗り越える希望と勇気をテーマにした歌詞は、多くの人々の心に寄り添い、共感を呼んでいます。
2007年には「日本の歌百選」に選ばれ、2010年にはフジテレビ開局50周年記念ドラマ『わが家の歴史』のエンディングテーマにも起用されるなど、時代を超えて愛され続けている楽曲です。
苦難の時期を乗り越えたい人や、心の支えを求めている人におすすめの一曲ですよ。
大都会クリスタルキング

昭和54年11月にリリースされた本作は、夢を追い続ける強い意志と希望を歌った楽曲です。
クリスタルキングの代表曲として知られ、ミリオンセラーを記録しました。
都会での生活の厳しさと夢を追い求める人々の心情を繊細に描き出しており、その普遍的なテーマとメロディーは時代を超えて多くの人々に愛され続けています。
夢を追いかける人や、新しい環境に飛び込む勇気が欲しい人におすすめしたい、ハイトーンボイスに圧倒される感動的なナンバーです。
古き良き時代を感じさせる。現代でも愛されている昭和の感動ソング(11〜20)
あの鐘を鳴らすのはあなた和田アキ子

古き良き昭和の感動ソングの中でも、圧倒的な存在感を放つこの楽曲。
孤独な都会で生きる人々に希望の光を与えるような、力強くも温かい歌声が心に響きます。
サビで繰り返されるフレーズが、聴く者の心に勇気と希望を呼び覚ますようですね。
1972年3月にリリースされ、その年の日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞。
NHK紅白歌合戦でも6回も歌唱されるなど、長年にわたり愛され続けています。
落ち込んだ時や、誰かを励ましたい時に聴きたい、まさに昭和を代表する感動ソングと言えるでしょう。
愛のメモリー松崎しげる

情景が目に浮かぶような歌詞と、どこかノスタルジックなメロディーが心に響く、松崎しげるさんの代表曲。
テレビCMや高校野球の行進曲としても起用された本作は、1977年8月にリリースされ、同年のNHK紅白歌合戦初出場を果たすほどの大ヒットとなりました。
愛する人との甘く切ない思い出を描いた歌詞は、聴いているだけで世界観に引き込まれるような叙情的な雰囲気が秀逸ですよね。
松崎さんの深みのある歌声と相まって、昭和を代表する感動的なバラードとして今も色あせることなく愛され続けています。
さよならの向う側山口百恵

昭和の歌謡界に輝かしい足跡を残した山口百恵さんの引退シングル。
芸能活動に終止符を打つ決意と、長年応援してくれたファンへの感謝の気持ちが込められた歌詞は、聴く人の心に深く刻まれます。
1980年8月にリリースされた本作は、オリコンチャートで最高4位を記録。
宇崎竜童さんや鈴木雅之さんなど、様々なアーティストによってカバーされ続けている事実が、楽曲の普遍性を物語っています。
大切な人との別れを前に聴くと、より一層心に響く名曲です。
時の流れに身をまかせテレサ・テン

アジアを代表する歌姫として知られるシンガーが1986年にリリースした楽曲。
切ない歌声と深い愛情を表現した歌詞が多くの人々の心を揺さぶります。
時の流れと共に変化する自分自身の存在を受け入れる女性の内面の強さも感じられる、普遍的なテーマが魅力です。
この曲は、台湾出身の歌手がアジア全域で人気を博すきっかけとなりました。
21世紀に入っても多くのミュージシャンによってカバーされ続けており、世代を超えて愛され続けています。
昭和を彩った名曲の一つとして、懐かしさを感じたい方や、深い愛を表現したい方におすすめの一曲です。