昭和の懐メロ。人気ランキング
多くの方が「懐メロ」と聞いて思い浮かべるのは昭和時代の名曲たちではないでしょうか?
耳になじみやすいメロディと心に染み入るような歌詞の組み合わせには、年号が変わった現在でもやはり感動させられるんですよね。
この記事では、とくに60年代から80年代の楽曲を中心に昭和の懐メロをランキング形式で紹介していきます。
誰もが知る曲から、知る人ぞ知る懐かしい名曲まで幅広くランクインしました。
この機会にあらためて日本の名曲たちをじっくりと聴いてみてください。
昭和の懐メロ。人気ランキング(91〜100)
卒業沢田聖子92位

卒業していくことへの切ない気持ちを歌った、シンガーソングライター、沢田聖子さんの『卒業』。
1983年にリリースされたこの曲は、沢田さんの最もヒットしたシングル曲となりました。
歌声は卒業の寂しさを思わせない淡々としたものですが、歌詞をよく聴いていくと卒業することへの葛藤や、その日がきてほしくないという切実な思いを感じさせます。
歌声では強がっているようで、本当はすごく寂しくて、どうしようもないことにモヤモヤとしているんだなということが伝わってきますね。
同じように寂しさを隠して卒業式を迎えている人にとっては、とくに心に響くのではないでしょうか。
贈る言葉海援隊93位

皆さんは耳にすると春の日差しを感じる、懐かしいメロディーはありますか?
海援隊の名曲『贈る言葉』は、卒業の季節にぴったりのメッセージがつまった温かい作品です。
別れの切なさや、人を信じる勇気、そして愛の深さを歌った歌詞が、心に響きますね。
1979年11月にリリースされたこの曲は、人気テレビドラマ「3年B組金八先生」の主題歌としても親しまれました。
高齢者の方と一緒に歌えば、懐かしい思い出話に花が咲くかもしれません。
施設でのレクリエーションにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
北の宿から都はるみ94位

セーターに込められた切ない思いが胸に迫る1曲。
都はるみさんの力強い歌声が印象的ですね。
1975年にリリースされた本作は、140万枚以上の売り上げを記録し、1976年にはオリコンシングルチャートの年間第3位を獲得しました。
都はるみさんは同年、この曲で第18回日本レコード大賞を受賞。
北国の寒さと孤独を描いた歌詞は、失恋の痛みを抱える人の心に響くことでしょう。
冬の夜、窓の外を見ながら聴くのがオススメです。
宇宙戦艦ヤマトささきいさお95位

アニメソング四天王のひとりといわれているささきいさおさんが歌うこちらの曲は、1974年に始まった『宇宙戦艦ヤマト』のアニメを象徴するような曲ですよね。
ささきさんの声、これぞアニメソングの主題歌といったイメージがあり、宇宙に旅立つ主人公たちを応援したくなります。
ある年代以上の人にとっては、子供時代の忘れられないアニメソングの一つでしょう。
ささきさんはもともとロカビリー歌手としてデビュー、その後声優としても活躍されました。
さよならオフコース96位

感情豊かな歌詞と透明感のあるメロディーが心に響く、オフコースの代表作。
1979年12月にリリースされたこの楽曲は、恋人との別れをテーマに、切ない想いを綴っています。
小田和正さんの繊細な歌声が、失恋の痛みと愛の儚さを見事に表現しており、多くの人々の共感を呼んでいます。
本作は、オリコン週間シングルチャートで2位を記録し、1980年の年間ランキングでも9位にランクイン。
後にダイハツ工業のCMソングとしても使用され、世代を超えて愛され続けています。
失恋の痛みを癒したい時や、大切な人との別れを経験した時に聴きたい、心に寄り添う1曲です。
FANTASY中原めいこ97位

ポジティブな失恋ソング、『FANTASY』を紹介します。
こちらはシンガソングライターの中原めいこさんが歌う楽曲。
2ndアルバム『2時までのシンデレラ-FRIDAY MAGIC-』に収録されています。
その歌詞は、失恋してしまった女性が、新しい恋を見つけるまでを描くものです。
ダンスをテーマにしている曲でもあり、サウンドはゆるくおどれるものに仕上がっていますよ。
また、オリジナルの振り付けを加えやすい曲ともいえるでしょう。
かもめが翔んだ日渡辺真知子98位

港町を舞台に、失恋の切なさを描いた珠玉のバラードです。
朝日にきらめく港の情景と共に、去っていく恋人への思いを一羽のかもめに重ねて表現した心揺さぶる名曲となっています。
1978年4月に発売された楽曲で、オリコンチャートで最高5位を記録した渡辺真知子さんの代表作です。
数々の音楽賞を受賞し、女性シンガーの新たな才能として注目を集めました。
2007年には千葉ロッテマリーンズの応援歌として採用され、スタジアム・バージョンもリリースされています。
また日本のダンスチームのアバンギャルディがユニークなダンスともに披露したパフォーマンスが反響を呼び、若者からの認知度も高まりました。
失恋の痛みを静かに受け入れようとする女性の心情に共感できる方、また港町の風景と共に青春の思い出を振り返りたい方におすすめの1曲です。